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東京さくらだより❀リリーのすべて/Mr.ホームズ/インサイダーズ/祖父江慎+コズフィッシュ他

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東京さくらだより❀日比谷公園
『Mr.ホームズ 名探偵最後の事件』
『インサイダーズ/内部者たち』
『リリーのすべて』短評
「祖父江慎+コズフィッシュ:ブックデザイ」展
(日比谷図書文化館)
「世界遺産キュー王立植物園所蔵
イングリッシュ・ガーデン 英国に集う花々」展
(パナソニック 汐留ミュージアム)


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私は今、神奈川県人、川崎市民
しかもまだ2年のなんちゃってで、
東京に住んでいるわけでもないですが...
今日は新宿で映画を観てから
日比谷公園にある日比谷図書文化館に行ったら、
(日比谷野外音楽堂の隣です)
桜がちらほら咲いてました。
夕方だったこともあり上手く撮れませんでした(^o^;)
みなさんの周りではどうでしょうか。

日比谷図書文化館に行きたかったこともあり、
TOHOシネマズ会員サービスデー利用で
『Mr.ホームズ 名探偵最後の事件』
『インサイダーズ/内部者たち』
『リリーのすべて』
3本を観ようとしたら新宿に行くのが
交通費を考えても効率が良かったのでした。


『Mr.ホームズ 名探偵最後の事件』
パスティーシュとして評価が高い
ミッチ・カリンの原作小説
『ミスター・ホームズ 名探偵最後の事件』の映画化。
ミスター・ホームズ 名探偵最後の事件/
ミッチ・カリン

(原作者ミッチ・カリンは日本に住んだことあり。
テリー・ギリアム親父『ローズ・イン・タイドランド』(2005)の
原作小説「タイドランド」も彼の作品 )

ティム・バートン監督の新作エヴァ・グリーン姐さん主演
「Miss Peregrine's Home for Peculiar Children」
(原作『ハヤブサが守る家』)
ハヤブサが守る家 (海外文学セレクション)/
ランサム・リグズ

にも出演していて楽しみなマイロ・パーカーと
イアン・マッケランの交流がイイ感じでした。
93歳のホームズが人の名前をすぐ忘れちゃうとか、
30年前の未解決事件の細部を思い出せないとか、
イアン・マッケランの老いたホームズの演技は
とてもリアルです。
ローラ・リニーも田舎のお母さんを好演。
真田さんは出番少なかったです。
少年との交流部分の映画の脚色は
原作と変えて良かったのではと思う。
原作では評価されてる日本描写が
映画ではちょっと残念ですけどネ
食堂が中国になってるし(^o^;)





日本公開はいつかな?
楽しみです。

↓「Miss Peregrine's Home for Peculiar Children」トレーラー




『インサイダーズ/内部者たち』
バイオレンス描写も
なかなかエッチなお色気もあり、
イ・ビョンホンはカッコイイし、
政界、財界、ヤクザの世界のつながりと
その乱脈、腐敗を暴き、
ちゃんと溜飲が下がって
何回ものどんでん返しでサービス満点な
韓国映画お得意の
社会派風味のがっつりエンタメ作品。



『リリーのすべて』
エディー・レッドメインは
(誤解を恐れずに言うと)
ホーキング博士と同様に
形から演じるタイプの芝居をしているので
アリシア・ヴィキャンデルが
エモーショナルな素晴らしい
演技をしているのを邪魔してない。
アリシアが主演と言っていい。
エディーはフェリシティー・ジョーンズに続き
パートナーの女優の素晴らしい演技を引き出す
共演者になっていると思います。
『博士と彼女のセオリー』では
アカデミー賞でエディー主演男優賞
フェリシティー主演女優賞ノミネートで、
『リリーのすべて』はエディーが主演男優賞、
アリシアが助演女優賞ノミネート。
まあ映画会社の都合もある(苦笑)
『ギャング・オブ・ニューヨーク』なんて、
レオは主人公なのに主演じゃないの(;´Д`)ノ
(ダニエル・デイ=ルイスが主演男優賞ノミネート)
アリシアの主演女優賞ノミネートや
「エクス・マキナ」と助演女優賞ダブルノミネート
の下馬評はありましたから。
『ロイヤル・アフェア 愛と欲望の王宮』(2012)で
マッツ・ミケルセンを相手に
キャロラインデンマーク王妃を堂々と演じてるの見て、
彼女は活躍すると思いました。
お互い元ダンサーのマッツとアリシアの
美しすぎる舞踏会でのダンスシーンも必見。
ロイヤル・アフェア 愛と欲望の王宮 [DVD]/
マッツ・ミケルセン


『リリーのすべて』は
トランスジェンダーを描いた夫婦の切ないドラマ。
アール・デコの時代の美術・衣装が素敵で
光が美しく陰影のあるルック、
アレクサンドル・デスプラの印象的なスコア
と揃った美しい映画です。
泣いてる人もいましたよ。
ベン・ウィショーはちょっとだけョで、
『ヴェルサイユの宮廷庭師』『フランス組曲』に続き
これもマティアス・スーナールツ紳士化計画!?作品(笑)
私は個人的にグザヴィエ・ドランの
『私はロランス』の斬新さと素晴らしさを再確認してしまった。
(トム・フーパー監督のレミゼ、『英国王のスピーチ』も
泣けなかった私なので気にかけず読み流して下さいf^_^;)




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TOHOシネマズ新宿にいた
バットマンとスーパーマン


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ゴジラとレオ




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日比谷図書文化館に観に行ったのは
「祖父江慎+コズフィッシュ:ブックデザイ」展
「ン」は意識的につけてないのです。
凝った装丁や新しい書体デザイン、
細かい活字指定の世界、
新しいインクや印刷技術、
本作りのものすごいこだわりの世界
すっごく面白かった!
(私、編集デザイン、ブックデザイン
してたことあります。)

帰りは新橋駅まで歩いたのだけど、
ん!?昨日も新橋駅にきたぞ。





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パナソニック 汐留ミュージアムに
「世界遺産キュー王立植物園所蔵
イングリッシュ・ガーデン 英国に集う花々」展
見に来たのだった。

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旧新橋駅跡


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写真だと小さいのだけど、
月がキレイでした。




鑑賞した映画の短評は↓

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に鑑賞後随時投稿しています。
ぜひ読んで下さい。



Captain Fantastic










ベン・ウィショーとネコ(∩・ω・∩)



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