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さよならデヴィッド・ボウイ 最後の贈り物「★」Blackstarブラックスターを本当にありがとう

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悲しすぎる訃報。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。
さよなら、デヴィッド・ボウイ
最後の贈り物「Blackstarブラックスター
を本当にありがとう!




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ボウイ69歳誕生日の1月8日(金)に発売された
28枚目のスタジオ・アルバム
「★」(読み方:ブラックスター)
アマゾンに予約してあったからすぐ届いて
毎日聴き続けていたところでした。
ドラマ性があり不穏な雰囲気の詩もあって素敵。
曲は斬新さもあるけど
メロディアスで
懐かしさと穏やかさを感じ、
アルバムとしての統一感が素晴らしく
完成度の高さを満喫していました。

まさかお誕生日の2日後の10日に
亡くなってしまうなんて...

アルバムと同名の曲「★」が
先行発売シングル第一弾、
ミュージック・ビデオも発表されて
ブログでも紹介しました。
ボウイ痩せたなと思いましたが、
元々スレンダーだし、
ボウイだって年を重ねてるわけだし...
意味深な詩も気になったけど...
こんなすごいパフォーマンスを
また聴かせてくれる、見せてくれて
本当に嬉しい!
と、悪い想いは打ち消していました。

↓David Bowie - Blackstar


★ (Blackstar)

In the villa of Ormen, in the villa of Ormen
Stands a solitary candle, ah-ah, ah-ah
In the centre of it all, in the centre of it all
Your eyes

On the day of execution, on the day of execution
Only women kneel and smile, ah-ah, ah-ah
At the centre of it all, at the centre of it all
Your eyes, your eyes
Ah-ah-ah
Ah-ah-ah

In the villa of Ormen, in the villa of Ormen
Stands a solitary candle, ah-ah, ah-ah
At the centre of it all, at the centre of it all
Your eyes, your eyes
Ah-ah-ah

Something happened on the day he died
Spirit rose a metre and stepped aside
Somebody else took his place, and bravely cried
(I’m a blackstar, I’m a blackstar)

How many times does an angel fall?
How many people lie instead of talking tall?
He trod on sacred ground, he cried loud into the crowd
(I’m a blackstar, I’m a blackstar, I’m not a gangstar)

I can’t answer why (I’m a blackstar)
Just go with me (I’m not a filmstar)
I’m-a take you home (I’m a blackstar)
Take your passport and shoes (I’m not a popstar)
And your sedatives, boo (I’m a blackstar)
You’re a flash in the pan (I’m not a marvel star)
I’m the Great I Am (I’m a blackstar)

I’m a blackstar, way up, on money, I’ve got game
I see right, so wide, so open-hearted pain
I want eagles in my daydreams, diamonds in my eyes
(I’m a blackstar, I’m a blackstar)

Something happened on the day he died
Spirit rose a metre and stepped aside
Somebody else took his place, and bravely cried
(I’m a blackstar, I’m a star's star, I’m a blackstar)

I can’t answer why (I’m not a gangstar)
But I can tell you how (I’m not a flam star)
We were born upside-down (I’m a star's star)
Born the wrong way round (I’m not a white star)
(I’m a blackstar, I’m not a gangstar
I’m a blackstar, I’m a blackstar
I’m not a pornstar, I’m not a wandering star
I’m a blackstar, I’m a blackstar)

In the villa of Ormen stands a solitary candle
Ah-ah, ah-ah
At the centre of it all, your eyes
On the day of execution, only women kneel and smile
Ah-ah, ah-ah
At the centre of it all, your eyes, your eyes
Ah-ah-ah


★ (Blackstar)は
Sky Atlantic(イギリス、アイルランドの有料チャンネル)
で昨年11月から放送されている
クライム・サスペンス・ドラマ『The Last Panthers』
(ザ・ラスト・パンサーズ
出演:サマンサ・モートン、タハール・ラヒム、
ゴラン・ボグダン、ジョン・ハート)の
主題歌になっています。

『The Last Panthers』
海外テレビドラマはスゴイですよね。
重厚な作りの予告動画↓




(タハール・ラヒム主演
ファティ・アキン監督『消えた声が、その名を呼ぶ』
の感想記事も早く書きたいところですが
まだ書けてなくて焦る!(´Д`;))


「★」からの
先行発売シングル第二弾は
「Lazarus」(ラザロ)
ミュージック・ビデオも7日に公開されました。
ベッドに横たわるボウイ...
ホントに遺書のような歌詞...
この曲はのっけから
「Look up here, I’m in heaven」
と歌っているし、
正直怖かった...

↓David Bowie - Lazarus







Lazarus

Look up here, I’m in heaven
I’ve got scars that can’t be seen
I’ve got drama, can’t be stolen
Everybody knows me now

Look up here, man, I’m in danger
I’ve got nothing left to lose
I’m so high it makes my brain whirl
Dropped my cell phone down below

Ain’t that just like me

By the time I got to New York
I was living like a king
Then I used up all my money
I was looking for your ass

This way or no way
You know, I’ll be free
Just like that bluebird
Now ain’t that just like me

Oh I’ll be free
Just like that bluebird
Oh I’ll be free
Ain’t that just like me


奇蹟の復活2013年の
10年ぶりのニュー・アルバム『ザ・ネクスト・デイ』
「The Next Day」
ザ・ネクスト・デイ デラックス・エディション(完全生産限定盤)/
デヴィッド・ボウイ



のときはティルダ・スウィントンと共演した
「The Stars」
↓The Stars (Are Out Tonight)







ゲイリー・オールドマン、マリオン・コティヤール
と共演した「The Next Day」

↓「The Next Day」(Explicit)






ミュージック・ビデオ
(フローリア・ジスモンディ監督)
もカッコ良くて挑戦的だったけど、
今回の「★」の2本の
ミュージック・ビデオ、
「★」と「Lazarus」
(上記で紹介した『The Last Panthers』の
監督もしているヨハン・レンク監督)
キャラクターは今の自分を象徴化して
肉体を極限まで奮い立たせて撮ったのだと思う。























↓Kooks 71年息子の誕生時に作った曲
(Hunky Dory ハンキー・ドリー収録)


ボウイのゾウイ、
ダンカン・ジョーンズ監督の新作
「Warcraft」(ウォークラフト)
トラヴィス・フィメル主演の
アクション・アドベンチャー・ファンタジー映画
(同名ゲームの映画化)
このビッグバジェットの映画は
5月26日から世界で公開(日本公開は未定)です。
監督はボウイにワールドプレミア上映
とかで見せたかっただろうなァ。



↓Warcraft トレーラー




私はボウイを聴きだしたのは
70年代後半からで
70年代前半以前は追体験でした。
昔はレコードもあまり買えず
自分の小遣いで
はじめて発売時に買ったのは
「スケアリー・モンスターズ
Scary Monsters」(1980年)
中学生の時で遅いです。(^o^;)
ボウイ程の大スターには
人それぞれの思いがあるでしょう。
お気に入りの曲もいろいろですよね。
私も大好きな曲がたくさんあります。
その中で好きな曲を1曲だけ選ぶとなったら、
「アッシュズ・トゥ・アッシュズ」 (Ashes to Ashes)
になります。

ミュージック・ビデオは
それまでの最高の予算25万ドルの作られ、
今観ても古びてない伝説の作品です。

↓「アッシュズ・トゥ・アッシュズ」 (Ashes to Ashes)





スケアリー・モンスターズ




ボウイは映画出演も多いですが、
日本では大島渚監督『戦場のメリークリスマス』
を観たという人が多いのかな。
映画も自分の好きな作品1本だけ選ぶとなると
『地球に落ちてきた男』(1977)
THE MAN WHO FELL TO EARTH
ニコラス・ローグ監督
地球に落ちて来た男 [Blu-ray]/
デヴィッド・ボウイ,リップ・トーン,
キャンディ・クラーク




やっぱりボウイは宇宙人だと
納得してしまうのですョ。(^o^;)
ボウイの出演映画の特集上映がないだろか。

デヴィッド・ボウイの記事は
何本も書いていますが、
昨年日本公開された
ボウイ回顧展紹介のドキュメンタリー映画
『デヴィッド・ボウイ・イズ』を観た時の
感想記事はこちら↓

『デヴィッド・ボウイ・イズ』感想
回顧展紹介映画。
回顧展行けなかったファンは観れば余計に悔しくなる!?
←クリック


『David Bowie is』は、
2017年春に日本で開催されることが
決定しました。楽しみですね。

デヴィッド・ボウイが亡くなったというのは
大きなニュースで
実は私は昨日の昼間に乗っていた電車の中で
スマホでブログ書いて投稿したのですが、
なぜかUPされずに消えてしまいました(;´Д`)ノ
でも、簡単な短いものだったため
これは、ちゃんと作らなくてはいけない
ということだなと思い直して
帰って来てから新譜「★」聴きながらPCで書きました。

ボウイは18ヵ月前にガンを宣告されて
闘病していたとのこと。
私はガン宣告されてから16ヶ月です。
手術、抗がん剤治療を経て、
今のところ転移・再発はありません。
抗がん剤の副作用の足の痺れが少し残っているけど
これはすっきりとは治らないようだし、
治療中の痛みに比べたら全然たいしたことはありません。
体力も体重も(^o^;)しっかり戻っています。
誰がガンでしたか?って言われそうな状態(苦笑)
でも、闘病はホントに辛かった。
ボウイはガン闘病しながら
アルバムもミュージック・ビデオも制作。
どんな状態でしていたかと思うと
胸が詰まって苦しくなります。
「★」アルバム聴きながら涙が流れます。
私みたいなのがこうして平気で生きていて
申し訳なくなります。
ジギー・スターダストを
引退させたように
デヴィッド・ボウイを引退させて、
デヴィッド・ジョーンズ
(本名David Robert Hayward-Jones)
として生きているのでは...
宇宙人なんだから
宇宙のどこかで治療して
2013年の奇蹟の復活のように戻って来てくれるのでは?
「Lazarus」(ラザロ)は、
キリストの友人のユダヤ人で
死から4日後にキリストが甦らせた男性の名です。
この題名にも隠された意味があるのですか?

でも、とても厳しく辛いガン闘病、
その苦しみから解放されたのですね...
どうか安らかにお休みください。

私もガンを患い
ボウイと少しは似た体験をしたのかもしれない。
何もできない自分だけど、
ガンになっても助かった命だから、
最後までちゃんと生きなきゃ!
ボウイは近年は
インタビューは受けず、
現在の自分は作品で表現するという姿勢でした。
(「★」はその姿勢の究極の表現でした。)
このボウイの姿勢は最近の私にとって
悩みを解決するための示唆になっていました。
私は次の自分のステップへ
もう少しのところまで来ている気がしています。

まだしばらく泣けてしまいそうだけど、
本当にありがとう。
そして
さようなら、
David Bowie




イギー・ポップ、
トニー・ヴィスコンティ、
ダンカン・ジョーンズ
の追悼コメント。


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★のラストナンバー
「I Can't Give Everything Away」
これは今となっては本当に遺言となりました。
この曲がどんな状態で書かれ
そして歌われたのかと思うと
胸が潰れそうです。
涙がこぼれます。
どんな思いで書かれたのかを
考え続けます。


「I Can't Give Everything Away」

I know something is very wrong
The pulse returns for prodigal sons
The blackout's hearts with flowered news
With skull designs upon my shoes

I can't give everything
I can't give everything away
I can't give everything away


Seeing more and feeling less
Saying no but meaning yes
This is all I ever meant
That's the message that I sent

I can't give everything
I can't give everything away
I can't give everything away

I can't give everything
I can't give everything away
I can't give everything away


I know something is very wrong
The pulse returns for prodigal sons
The blackout's hearts with flowered news
With skull designs upon my shoes

I can't give everything
I can't give everything away
I can't give everything away

I can't give everything
I can't give everything away
I can't give everything away


↓I Can't Give Everything Away



★/
デヴィッド・ボウイ































鑑賞した映画の短評は↓

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ぜひ読んで下さい。

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