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Channel: 映画時光 eigajikou
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2015年3月に観た映画の感想妻への家路/博士と彼女のセオリー/イミテーション・ゲーム/シェフ

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2105年3月に観た映画

17.『ヴァチカン美術館 4K3D 天国への入口』

18.『アメリカン・スナイパー』

19.『きっと、星のせいじゃない』

20.『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』

21.『妻への家路』

22.『ナイト ミュージアム エジプト王の秘密』

23.『博士と彼女のセオリー』

24.『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』

25.『ディオールと私』



3月に劇場鑑賞したのは9本で累計25本。
(12月16日現在年間累計373本)



2105年1月に観た映画←クリック

2105年2月に観た映画←クリック






『ヴァチカン美術館4K3D天国への入口』
イタリア映画
マルコ・ピアニジャーニ監督
もっとたくさん美術品を見せてくれるのかと思った。
イメージ映像が多過ぎ。
4K映像に期待していたら日本の映画館では
機器はあってもファイルが対応しておらず
4Kの上映がまだできないそう。
タイトル悪くないか?
期待しちゃうよね。(´д`lll)





自分のローマで撮った写真もUPしたので見てやって下さい。
『私のローマの休日と
『ヴァチカン美術館4K3D 天国への入口』感想
美術品をもっと見せて欲しかった!』
http://ameblo.jp/eigajikou/entry-11999595741.html
↑クリック



『アメリカン・スナイパー』
アメリカ映画
クリント・イーストウッド監督。
アメリカで大ヒットなのは分かりやすい作品だから。
カイル自身が亡くなり英雄譚にならざるを得なかった。
クリントは織り込み済みだろうけど、
アメリカでこの作品と『グリーンベレー』の違いが
分かる人がどれだけいるのか。
音無しエンドロールを珍しがる人は映画余り観てないね。





『きっと、星のせいじゃない』
アメリカ映画
ジョッシュ・ブーン監督。
原作は細かいディティールが特徴。
脚色は大甘だけど批評家ウケも良く
日本でも高評価。
爽やかなのが良いとか。
こんな映画があっても良いという、
自分は死と無関係で平和な安全地帯で観ているから
泣けるんだろうな。
ガン闘病は全く甘くないよ。
この映画は残念ながら絵空事すぎ。

↑これは、抗がん剤の副作用に
苦しんでいる時に書いたけど、
考えは変わっていないです。
いくらティーン向けだと言い訳しても
こんな甘い表現では、
小児がんと闘っている子どもたちにも失礼でしょ。
(日本ではティーンより大人が見たようですが)
今、北斗晶さんがガン闘病中で
アメブロ続けているけど、
彼女はかなり無理しているように感じます。
明るく元気なイメージを壊さないように
すごく頑張ってる。
私はヨワッチイので体調も精神状態も悪い時は
ホントへこたれてた。

『きっと、星のせいじゃない』
原作のヘイゼルは
映画のヘイゼルよりもっと哲学的で
辛辣な皮肉屋さん。
アンセルの亡くなった元カノに
嫉妬することから恋が熱くなり
今の自分の生き様も見詰める。
母親との関係ももっと濃密。
ヘイゼルとアンセルの両親の描写も多い。
アンセルはやせ細って
壮絶な闘病をして亡くなるのだ。
映画を観て感動したという人は
ぜひ原作も読んで下さい。

さよならを待つふたりのために (STAMP BOOKS)/ジョン・グリーン


この原作『さよならを待つふたりのために』
ジョン・グリーン (著), 金原 瑞人, 竹内 茜 (翻訳)
岩波書店の〈STAMP BOOKS スタンプ・ブックス〉という
ペーパーバックのシリーズです。
「ページをめくって,さまざまなティーンたちと出会い,
海の向こうの生活や風景を感じる.
そんな体験を楽しんでもらえたらという願いをこめて,
〈STAMP BOOKS〉を創刊します.」(岩波書店HPより)
って、シリーズなのですが、
『さよならを待つふたりのために』
1,944円して、ティーンが気軽に買える値段じゃない。
YA(ヤングアダルト)小説のカテゴリー
にされてる感じです。
文章は読みやすいけど、
でも、哲学、文学用語も豊富で
ライトノベルじゃないです。





『ティーンエイジ・キャンサー・トラスト・アット・ロイヤル・アルバート・ホールのポール・ウェラーライブにジョニー・マー(元ザ・スミス)が出演!』http://ameblo.jp/eigajikou/entry-12008203726.html



『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』
アメリカ映画
ジョン・ファヴロー監督
元気で肉好きな人には特に向いてるのではないかな。
基本は心が離れていた父と息子の
関係性再構築のロードムービー。
美味しそうな料理、音楽センス良くノリがいい。
最後は出来すぎ感満載だが、
セクシー美女二人に思われこういうの男の夢って事ネ?



『シェフ 三ツ星フードトラック始めました 感想
親子の絆を取り戻すジ・アメリカンなフードトラックの旅。』

http://ameblo.jp/eigajikou/entry-12000338355.html
↑クリック






『妻への家路』
中国映画
チャン・イーモウ監督。
コン・リーコンビの初期の秀作を想起した。
夫婦と娘を演じた主要キャストの演技が素晴らしい。
役者の演技、所作、表情、小道具など
最小限の表現でストーリーが語られる上手い映画。
台詞やナレーション、説明的な映像などなくても
こんな深い作品ができる。





『ナイトミュージアムエジプト王の秘密』
アメリカ映画
ショーン・レヴィ監督。
スミソニアン博物館に行って
アメリア・イヤハートがエイミー・アダムスだったなァ
くらいの記憶な印象薄い2より面白く
1と同じくらい楽しめた。
ロビン・ウィリアムズとミッキー・ルーニーが亡くなった。(合掌)
世界中の博物館巡り作れそうだがこれで終幕なのも良い。







『博士と彼女のセオリー』
イギリス映画
ジェームズ・マーシュ監督。
エディー・レッドメイン(アカデミー賞主演男優賞はじめ
受賞ラッシュ)
入魂の演技は勿論素晴らしいが、
フェリシティ・ジョーンズも難しい役所を上手く演じた。
原作が元妻で、『マン・オン・ワイヤー』
『キング 罪の王』等のジェームズ・マーシュ監督だから、
ベタな感動作になるまいと思ったがその通りだった。
原作が元妻ジェーン・ホーキングなのがミソ。








『イミテーション・ゲームエニグマと天才数学者の秘密』
イギリス映画
モルテン・ティルドゥム。
イギリス映画で、
大作のハリウッド映画ではないから派手さはないが、
ベネディクト・カンバーバッチの芝居で見せる映画。
脇役も演技派揃い。
「秘密」に脚色の重点が置かれバランス悪い評あるが、
マイノリティー側からの訴えは
バランス悪いくらいでいいんだ。








『ディオールと私』
フランス映画
フレデリック・チェン監督。
オートクチュール未経験で
アーティスティック・ディレクターに就任した
ラフ・シモンズを支える
メゾンのお針子達の
これぞプロフェッショナルな仕事に感動!
老舗ブランドの舞台裏事情、
気難しげなシモンズの様子など見せてしまうのも
クリスチャンの視線が今も生きている余裕か。




抗がん剤の副作用は、
点滴するたびに酷くなります。
3月には手足の痺れと痛みがとても強くなりました。
後遺症として残ってしまうことが心配と、
2種類使っていた抗がん剤のうち
1種類を、痛みと痺れの副作用は少し弱め、
骨髄への攻撃力は強めという薬に替えました。
痺れと痛みは少し緩和されたけど、
吐き気が酷く水を飲んでも
ゲーゲー吐いてしまいました。
骨髄がかなり弱って血小板が減り過ぎて、
輸血のために入院しなければならなくなりそうに。
貧血にもなり一度倒れてしまいました。(´□`。)
抗がん剤の副作用は薬によっても違うし
副作用の症状も人それぞれと言うけど、
軽いことなんてあるのかな。
私はもう二度と化学治療したくないです。
「でもお前さん映画観てるし、
ブログも書いてたじゃん...」
そうなのです。
抗がん剤の点滴は3週間サイクルでしていました。
次の点滴の前に少し体調が良くなり、
病院に検査に行きます。
その時期に気晴らしに観ていました。
ブログはせめてブログの中では
元気にしていたいと書いていました。
残ったガンが消えてなかったし
かなり滅入ってたんです。(´_`。)
今は元気にしてますけどネ。



今週観た映画

『二つのロザリオ』
2009年製作トルコ映画
イスラーム映画祭
原題:UZAK IHTIMAL
英題:Wrong Rosary
監督:マフムト・ファズル・ジョシュクン
田舎から出て来て
イスタンブールのモスクの朗誦係になった
朴訥なムサは
アパートの隣に住む
カトリック教会で働くクララに恋をするが、
彼女に想いを伝えることができずにいる...
ヴァンサン・マケーニュが演じるダメンズを、
超生真面目で素朴にした感じかな。(笑)
イスラム教とキリスト教が共存している
イスタンブールでのもどかしく、
ちょっと滑稽で切ない恋物語。
主人公のムサ役は
『雪の轍』に教師レヴェント役で
出演のナディル・サルバジャック。

↓UZAK İHTİMAL / WRONG ROSARY トレーラー









『007 スペクター』

★今年の日本公開
モニカ・ベルッチ様
『サイの季節』
『夏をゆく人々』
『007 スペクター』←それにしても出番少なし(iДi)
コンプ。

クリストフ・ヴァルツ
『ビッグ・アイズ』
『ゼロの未来』
『007 スペクター』
コンプ。

ベン・ウィショー
『ゼロの未来』
『追憶と、踊りながら』
『007 スペクター』
コンプ。
来年もどんどん来るよ。
『パディントン』
『白鯨との闘い』
『ロブスター』
『リリーのすべて』
アブナイ調香師も
キース・リチャーズ、
ボブ・ディラン、
ジョン・キーツ、
アリエルなども演ってます。
今頃騒がないでね。(^o^;)

『レイヤー・ケーキ』(2004年)
ベン・ウィショーとダニエル・クレイグ


『007 スペクター』(2015年)
ベン・ウィショーとダニエル・クレイグ

あんまり変わってないよねこの2人。

レア・セドゥ
『サンローラン』
『007 スペクター』
彼女の日本公開作は全部観てたけど、
今年『美女と野獣』見逃した~(・・;)
次はベン・ウィショーも出てる
ヨルゴス・ランティモス監督
コリン・ファレル、レイチェル・ワイズ主演
『ロブスター』が2016年3月5日公開。





私は長年観てきたアメコミ物、
もう卒業な感じでこの所映画館で観てないけど、
007も、もうこれでいいかな。
私の願望?妄想?では、次期ジェームズ・ボンドは
トム・ヒドルストン→ニコラス・ホルト
が、ジェームズ・ボンドになったら観てもいいけど←エラそうf^_^;
マイケル・ファスベンダーでもいいけど、
やって欲しくない感もあるんだよね。
長期拘束されるし。
今、パディー・パワーのオッズでも
次期ボンドと噂のダミアン・ルイスが1位ですが。
トム・ハーディーが2位。
どうなるのでしょうね。

『サム・ペキンパー情熱と美学』
すべてを映画制作にぶつけると言った、
サム・ペキンパー監督の波乱万丈の生涯。
この映画は2005年製作で、10年前の作品。
今年生誕90周年、没後30年で公開。
もう亡くなった人も含め懐かしい人たちが登場。
(クリス・クリストファーソンは全然
変わってなかったなあ。
去年『ランナウェイ・ブルース』、
今年『天国の門 デジタル修復完全版』観たよ)
ペキンパー監督は
後期はアルコールや薬物中毒で身を持ち崩し、
得たものより、失ったものが多かった
と言われるが、
時代を越えて残る作品がある。



サム・ペキンパー監督の1984年の遺作
ジュリアン・レノンのミュージックビデオ
「Too Late for Goodbyes」
1985年度 MTV Video Music Award 最優秀新人賞ノミネート
↓Julian Lennon - Too Late For Goodbyes (Original Video)


同じくペキンパー監督遺作ジュリアン・レノン「Valotte」
(2013年に亡くなった
音楽プロデューサーのフィル・ラモーン本人が出演しています。)
↓Julian Lennon: Valotte


もう、31年前になるんですね。
懐かしいです。












ベン・ウィショーとネコ^・ェ・^


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