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Channel: 映画時光 eigajikou
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『イン・ディス・ワールド』『気まぐれな唇』「シネマ★アジア」2号とスウェーデン映画祭で観た映画

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「シネマ★アジア」2号
「映画時光」バック・ナンバー2004年
スウェーデン映画祭 2015























In This World トレーラー


『イン・ディス・ワールド』

2002年製作 イギリス映画

原題:In This World

監督:マイケル・ウィンターボトム
製作総指揮:クリス・オーティ
デヴィッド・M・トンプソン
製作:アンドリュー・イートン
アニータ・オーバーランド
脚本:トニー・グリソーニ
撮影:マルセル・ザイスキンド
音楽:ダリオ・マリアネッリ

出演:ジャマール・ウディン・トラビ
エナヤトゥーラ・ジュマディン

パキスタンの難民キャンプからロンドンへ
亡命を図るアフガン人少年の
苛酷なロードムービー。
詳しくは上の会報の解説を読んで下さい。

マイケル・ウィンターボトムは、
文芸もの、音楽映画、SF、
社会派作品、コメディーなど、
様々なタイプの作品を撮って来ましたが、
この『イン・ディス・ワールド』は、
『ウェルカム・トゥ・サラエボ』1997年
『グアンタナモ、僕達が見た真実』2006年
『マイティ・ハート/愛と絆』2007年
などの、グローバルな社会派作品です。
ドキュメンタリータッチで
スリリングなドラマにするのが上手い。
公開中の『天使が消えた街』はまだ観ていなくて、
海外評もよくなく、
酷評してる人もいるけど
彼の作品を初期から観てきているので
簡単にくさしている方とは
違った見方ができるはずと
心構えをしています。(^o^;)

イン・ディス・ワールド [DVD]/
ジャマール・ウディン・トラビ,
エナヤトゥーラ・ジュマディン












『気まぐれな唇』

2002年製作 韓国映画

原題:생활의 발견(生活の発見)
英題:The Turning Gate

監督:ホン・サンス
製作総指揮:アン・ビョンジュ
チェ・インジ
製作:イ・ハンナ
脚本:ホン・サンス
撮影:チェ・ヨンテク
音楽:ウォン・イル

出演:キム・サンギョン
イェ・ジウォン
チュ・サンミ
キム・ハクソン

ホン・サンス監督は
カンヌ、ヴェネチア、ベルリンの
三大映画祭に出品していて
国際的に評価が高い監督。
あとを引く作品を撮りますね。
本作は2002年の長編4作目の作品です。

俳優のダメ男の主人公の
2人の女性との恋愛を
距離感のあるクールな
視点で描いた作品で、
これも上の会報の解説をぜひ読んで下さい。

解説は「シネマ★アジア」事務局兼代表を
1人でしてみえた田中さんが書かれています。
田中さんの的確な紹介文は、
いつまでも手本にしたいと思っています。

気まぐれな唇 [DVD]/キム・サンギョン,チュ・サンミ,イェ・ジウォン





昨日もユーロスペース
スウェーデン映画祭で、
ドキュメンタリー映画2本、
フレドリック・ゲルテン監督
「苦いバナナ(仮題)」2009年
原題:Bananas!*
↓Bananas!* トレーラー




ニカラグアの、
親会社がドールのバナナ農園で
アメリカでは既に禁止されていた
農薬を使用していたため
労働者が健康被害に遭い
ドールを裁判で訴える様子を追った作品。
そして、この映画を葬りたいドールが
金と汚い手を使って
映画や監督を潰しにかかってきた様子を追った作品、
「触らぬバナナに祟りなし(仮題)」2011年
原題:Big Boys Gone Bananas!*
↓Big Boys Gone Bananas!* トレーラー




を観ました。
1本目は告発型のドキュメンタリーで、
その作品が波紋を起こし、
監督自身が大変な目に遭っているのを
撮っているのが2本目です。
この2本続けて観られて
とても良かったです。
フジテレビ「ザ・ノンフィクション」
ゼネラルプロデューサー味谷和哉さんの
トークショーも楽しく聞いてきました。

image



そして、もう1本、
ストックホルムが舞台の群像劇
『ストックホルム・ストーリー』2014年
原題:Stockholm Stories
Stockholm Stories トレーラー

カリン・ファレーン監督
を観ました。
ストックホルムの今の街の雰囲気が伝わってくる
作品でした。












イングリット・バーグマンとネコ(=^・^=)

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