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群青色の、とおり道 感想 佐々部清監督。桐山漣、杉野希妃、安田聖愛、升毅、宮崎美子、二宮慶多他

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『群青色の、とおり道』

横浜シネマジャック&ベティで鑑賞
2015年製作
日本映画







↓『群青色の、とおり道』予告動画


監督:佐々部清
脚本:橋本剛実
佐々部清
企画:清水聖義
プロデューサー:
佐々部清
乾健蔵
春日敦
橋本剛実
野村展代
音楽プロデューサー:ムシカラボ
劇中歌:back number

配給:クリーク・アンド・リバー

出演:
桐山漣/真山佳幸
升毅/真山年男
宮崎美子/真山明子
杉野希妃/倉田唯香
安田聖愛/真山幸恵
伊嵜充則/小林徹
松浦慎一郎/今井信
二宮慶多/今井浩太
上月左知子/まるこ
田村三郎/高橋二郎
井上順/倉田大樹
川島大輔(アンカンミンカン)/工員B
富所哲平(アンカンミンカン)/工員C
木股大地/真山佳幸(幼少期)
一ノ瀬こころ/真山幸恵(幼少期)

あらすじは...
10年前、父(升毅)から
ミュージシャン志望を反対され、
家を飛び出した佳幸(桐山漣)は、
東京で楽曲作りを続けていた。
胃癌になっていることを妻(宮崎美子)に
伝えることができない父から連絡があり、
10年ぶりに故郷の群馬県太田市に帰ってくる。
妹の幸恵(安田聖愛)は高校生になっていて、
家業の工場の経理の手伝いもしている。
仲の良かった同級生の男たちは身を固め、
イイ感じの仲だった倉田唯香(杉野希妃)は、
小学校の音楽教師になっていた。
ぷらぷらしてるのは佳幸だけ...



群馬県太田市の合併10周年記念事業の
ひとつとしての映画なので、
舞台は太田市です。
佐々部清監督は、
市民の税金で撮るからには、
観光映画でなく、
地元の人が納得できる
娯楽映画にしなければならないと
強く意識されたそうです。
低予算と、撮影日数9日間、
タイトな条件の中で制作された作品です。
予算の関係で、
いつもの佐々部組のスタッフでなく、
初めて組むスタッフだったそうです。
でも、さすが佐々部監督、
地元でしか公開されないような
ご当地映画には終わらせません。
昨年公開された『六月燈の三姉妹』は、
東京から鹿児島の和菓子屋「とら屋」の実家へ
帰って来た吹石一恵が主人公。
今回は町工場の実家へ帰ってくる桐山漣が主人公。
両作品とも主人公は自分の生き方、
家族の問題に向き合うことになります。
両方合わせると設定も「寅さん」ぽい!?
2作品とも主人公は若い人ですが、
いろいろな年代の人が観られる作品になっています。

桐山漣の佳幸ってば、
家を飛び出したと言っても、
親に仕送りもしてもらい、
東京の大学を出してもらっています。
それで、10年も家に帰って来なかったなんて、
この親子どうかしてるわ~甘いわ~(  ゚ ▽ ゚ ;)
と、正直なところ思ってしまいましたが、
こういう若い人は結構いるのかもしれないですね。
佳幸も自分がダメンズっだって
自覚があります。
見所は彼がどう変わって行くかですね。
劇的な展開とか、凝った捻りはないです。
この映画を熱烈に応援してみえて、
お世話になっているアメブロブロガーsakuさんが、
よくブログで「一腹の清涼剤のような映画」と
評価されていることがありましたが、
まさにそんな作品ではないでしょうか。
私は「一腹の清涼剤」系の映画はあまり観ないです。(^^ゞ
自分がガンになってからは、
ガン闘病者が出てくる映画も
殆ど観る気がしなくなりました。
でもこの映画は佐々部監督だし、
sakuさんのおススメもあり、
インディー映画の味方な私は観ないと、で。(笑)
『群青色の、とおり道』は小さい作品で、
公開館数も少ないです。
東京はユーロスペースで公開中。
7月25日から名古屋、岡山、福岡で上映開始です。
横浜シネマジャック&ベティでは、31日まで上映で、
24日までは『六月燈の三姉妹』も公開されています。
(私は昨年公開時に観ました。)



↓『六月燈の三姉妹』予告動画





『群青色の、とおり道』公式サイト←クリック


人生は迷い道
時に良い映画に出会うと人生も変わる
佐々部監督の映画愛ご堪能あれ 
映画の教科書佐々部版「祭りの準備」
←クリックでsakuさんのページへ



私が一番好きな色は「群青色」です。
そして、一番好きな花は群青色の「都忘れ」
(別名:野春菊、東菊)
可憐な花です。いや~私みたい。←大嘘(^o^;)
この映画みたい。が正解かな。f^_^;






桐山漣はギターの弾き語りを練習して挑みました。
ちょっと頼りなさ気な青年のリアリティーが
ありました。



桐山漣は今や個性派に脱皮の菅田将暉と、
『仮面ライダーW』でW主演でした。



桐山漣の主演映画は『吉祥寺の朝日奈くん』を観ていて、
ブログ記事書いています。↓

『吉祥寺の朝日奈くん』桐山漣VS要潤
仮面ライダーwVSアギトG3の
対決でもあったんです!?
←クリック

母の宮﨑美子


父の升毅


妹の幸恵は安田聖愛。
14歳の時にホリプロスカウトキャラバンで
グランプリ受賞した秋田美人。




こんなナイスバディは
見せてくれませんが...


可愛い制服姿はあり。(ナンノコッチャ(・∀・))


同級生役の伊嵜充則(佐々部作品常連)、杉野希妃、
松浦慎一郎(『百円の恋』のトレーナー役)
食べているのは太田名物の焼きまんじゅう。


女優、プロデューサー、監督
として活躍の才女杉野希妃。


師と仰ぐキム・ギドク監督と。


杉野希妃が合唱を指導する
小学生の中に、
すごくかわいい子がいて、
『そして父になる』で
福山雅治の息子役してた二宮慶多くんでした。






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パンフレットには、
脚本段階でボツになった、佳幸の東京時代編を原作とした、
「のだめカンタービレ」の二ノ宮知子さんが描かれた
コミックが付録で付いているのです。
それに、パンフレットには佐々部監督の直筆サイン入り。
お客さんを大切にされる思いが伝わってきます。
佐々部監督が書かれた製作日誌に、
映画本編より感動してしまったり...(ノ゚ο゚)ノ














パティ・スミスとニャンコo(^・x・^)o ミャァ♪


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