今週観た映画
『アメリカン・スナイパー』
『きっと、星のせいじゃない』
『ヴァチカン美術館4K3D 天国への入口』
4K3D映像に期待して観に行ったのだけど...
なんと後でパンフ読んで知ったのですが、
日本にはまだ4Kの上映施設がない。(´д`lll)
正確には機器はあるけどファイルが対応してないのだそう。
2Kへのダウンコンバート
(高精細解像度の映像信号を従来解像度の映像信号に変換すること)
なんだって。
でも、信号には4K的な微小信号因子が多数含まれていて、
従来の2K撮影より、解像度は確実に高い。
というパンフの解説ですが、う~ん...
期待した高解像度の映像ではなかったなあ。
確かにイメージ映像は綺麗だったけど。
このイメージ映像が多過ぎでね( ´(ェ)`)
もっと、美術品をじっくりたくさんを期待してたのョ。
ヴァチカン美術館には行ったことがあるのですが、
また行きたくなったのは確か。
『アメリカン・スナイパー』
さすがに全米大ヒットだけあって、
クリント・イーストウッド監督作としては
分かりやすい作品。
この映画を観て、
いろいろ考えさせられるなどと
呑気に言ってられないよ。
日本は戦争する国へ着実に変貌している。
結果的に英雄譚になってしまっているのは確か。
大ヒットなアメリカで、
『アメリカン・スナイパー』と『グリーン・ベレー』の
違いが分かる人がどれだけいるのか。
クリントはそれも承知で撮っているだろうけど。
アカデミー賞授賞式にも伴っていた(一番上の写真)
クリントの新しい恋人クリスティーナ·サンデラさん。
クリントが経営するミッション・ランチ・ホテルのレストランで、
ホステスをしていたそうです。
↑
ミッション・ランチ・ホテル・アンド・レストラン
Mission Ranch Hotel and RestaurantのHP←クリック
クリスティーナさんはクリントが前妻ディナさんのために
彼が市長を務めたカリフォルニア州カーメル市に
2千万ドルで建てた豪邸に住んでるそうです。
やっぱ84歳になっても新恋人ができる男はスケールが
違いますナ↓
いや、こっちでした↓
『きっと、星のせいじゃない。』
原作の題、原題「The Fault in Our Stars」
(私たちの星のせい。星たちの罪)
とは、反対の意味の邦題が付いた本作。
原作は世界中で大ヒットしたジョン・グリーンの
ヤング・アダルト小説。
日本では売れてないみたいだけど
岩波書店から出ています。
『さよならを待つふたりのために』
さよならを待つふたりのために (STAMP BOOKS)/ジョン・グリーン
¥1,944
Amazon.co.jp
これ、〈STAMP BOOKS〉というシリーズ。
「ティーンの喜びや悩みをつづった作品のシリーズです。
海外からエアメールのように届く、選りすぐりの物語。」
と、カバーに書いてあります。
でも、このシリーズの本、
税抜き1700円~1900円で、
中高生がお小遣いで買うには高すぎませんか岩波書店さん。
手軽に読めるってことか、ハードカバーでもなく...
高いよこれ。
岩波書店の〈STAMP BOOKS〉紹介ページ←クリック
10代ではないので買って読みました。
私は児童文学が好きです。
ヤング・アダルトも読みます。
『さよならを待つふたりのために』は、
金原 瑞人氏、竹内 茜氏の共訳です。
とても読みやすいですよ。
映画を観た方にはぜひ原作も読んでほしいなあ。
原作も深刻でへヴィーな物語じゃないから、
世界中で売れたのでしょう。
でも、映画みたいに中身が薄くはありません。
映画も世界中でヒットし、
遅ればせながら日本でも公開されました。
そして、とても評判が良いですね。
爽やか、前向き、感動、泣けると、
大絶賛です。
まあ、実は主人公のヘイゼルは
「そこでこの映画見て、
自分は死なない安全地帯にいるから、
簡単に泣けるあなたには、
私の気持ちなんて絶対に分からない。」
と、皮肉を言うような女の子です。
映画ではそんな女の子じゃないですけど。
この映画高評価、大絶賛で、
原作ファンも気に入っている人が多いので、
レビューしにくいけど、
そのうちガン患者として本音の感想を書く予定。
この映画が評価されるのは分かりますが、
原作の良い所が伝わっている脚色とは言い難い。
それから、これだけは言っておきたい、
ガン闘病自体は爽やかには絶対済まないし、
この映画の描写は絵空事過ぎます。
(原作では違います)
映画の中でも現実でも輝いて、
生命力に満ち満ちている
シャイリーン・ウッドリーと
アンセル・エルゴートの2人。
ウィレム・デフォーは好きなんだけど、
ピーター・ヴァン・ホーテン役は
絶対フィリップ・シーモア・ホフマンが合ってると思ってた。
『かしこい狗は、吠えずに笑う』
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