『文学賞殺人事件 大いなる助走』
『びんばりハイスクール』
新文芸坐の鈴木則文監督追悼上映最終日に、
行って来ました。
『文学賞殺人事件 大いなる助走』(1989年)
『びんばりハイスクール』(1990年)
この2本を観た後に、
トークショーも聞いてきました。
則文監督最後の弟子小久保利己監督、
柳下毅一郎さん(映画評論家)、
真魚八重子さん(映画ライター)
司会:小川晋さん(桜美林大学芸術文化学群 専任助手、
別冊映画秘宝 映画『トラック野郎』大全集
日本最後のアナーキー・プログラム・ピクチャーの伝説
の共著者)
映画『トラック野郎』大全集 (別冊映画秘宝)/鈴木 則文
私、中高生だった15~6歳の頃、
1日1冊筒井康隆を読む。
って日課にしてたことがありました。
学校の授業中も内職で読む(笑)
私が文学的に一番影響受けたのは
筒井康隆と詩人の吉原幸子さんなんです。
お二人の共通点は俳優してたことかな!?
作風は全く関係ありませんが。
『大いなる助走』原作は出版された時に読んでいましたが、
映画は観れなくて、
今回が初めてでした。
則文監督が私財をなげうち、
独立プロで撮った作品。
小久保監督のお話しでは、
則文監督は「映画なんて50年したらなくなっちゃうよ」
と、よく言われてたそうですが、
この作品に関しては「100年残る」と言われたそうで、
大変気に入ってみえたそうです。
いや~、原作もとても面白いですが、
映画も傑作でした。
原作もの映画は、
なかなか原作越えられませんが、
これは越えるとかじゃなくて、
両方傑作と思います。
観ることができて良かったです。
『びんばりハイスクール』は、
フィルムが見つからず、
1インチマスターテープから
DVDに変換したものが上映されました。
これが則文監督最後の作品になってしまったのですが、
そもそも企画として色々業界の大人の事情ってやつが
先行していた作品だそうです。
トークショーでみなさんやはり遺作は、
『文学賞殺人事件 大いなる助走』でしょう。
とのお話しでした。
しかし、そこは則文監督作品。
逆境にめげずに何としても
ちゃんとアクション娯楽作品に仕上げるぞ!
っていう、
現場のスタッフ、俳優の皆さん達
(特に大人の脇役のみなさん、
由利徹さん、塩沢ときさん、阿藤快さん、
片桐はいりさんなど)の、
気合が伝わって来ましたよ。
笑えました!
丹波哲郎さんご本人の「大霊界」ギャグもありました。
竹内力さんこの時とても爽やかなイケメンだし(笑)
キューティー鈴木さんまで出て来て、
則文監督のごった煮パワーはしっかりありました。
この作品の後も映画の企画はあったそうです。
なんと筒井康隆の『文学部唯野教授』の脚本を、
小久保監督は則文監督と書かれて、
持ってみえるそうです。
観たいナア~ホント!
則文監督が病気をされて実現しなかったけど、
「相米に撮らせたらどうだろう」と言われたこともあったそう。
自分と全く違うタイプの監督が撮ったらどうなるだろうと考えて、
発言されることもあったそうです。
文学部唯野教授 (岩波現代文庫―文芸)/筒井 康隆
夜遅いトークショーでしたが満員でした。
トークが10時半くらいまであって、
帰宅が殆ど午前様になってしまいましたので、
とりあえずこれだけ書いておきます。
他にも参加されたブロガーさんがみえるでしょうから、
詳しい記事書かれると思います。
私はまた後で映画の感想とトークのこと、
書きたいと思います。
都合をつけムリして観に行ったこともあって、
もう1本上映されていた
志穂美悦子さんの
『華麗なる追跡』は観られず残念でした。
今回はこれで終えます。
読んで下さってありがとうございましたランキングに参加してます←これをクリックしてもらえたらうれしいです
『びんばりハイスクール』
新文芸坐の鈴木則文監督追悼上映最終日に、
行って来ました。
『文学賞殺人事件 大いなる助走』(1989年)
『びんばりハイスクール』(1990年)
この2本を観た後に、
トークショーも聞いてきました。
則文監督最後の弟子小久保利己監督、
柳下毅一郎さん(映画評論家)、
真魚八重子さん(映画ライター)
司会:小川晋さん(桜美林大学芸術文化学群 専任助手、
別冊映画秘宝 映画『トラック野郎』大全集
日本最後のアナーキー・プログラム・ピクチャーの伝説
の共著者)
映画『トラック野郎』大全集 (別冊映画秘宝)/鈴木 則文
私、中高生だった15~6歳の頃、
1日1冊筒井康隆を読む。
って日課にしてたことがありました。
学校の授業中も内職で読む(笑)
私が文学的に一番影響受けたのは
筒井康隆と詩人の吉原幸子さんなんです。
お二人の共通点は俳優してたことかな!?
作風は全く関係ありませんが。
『大いなる助走』原作は出版された時に読んでいましたが、
映画は観れなくて、
今回が初めてでした。
則文監督が私財をなげうち、
独立プロで撮った作品。
小久保監督のお話しでは、
則文監督は「映画なんて50年したらなくなっちゃうよ」
と、よく言われてたそうですが、
この作品に関しては「100年残る」と言われたそうで、
大変気に入ってみえたそうです。
いや~、原作もとても面白いですが、
映画も傑作でした。
原作もの映画は、
なかなか原作越えられませんが、
これは越えるとかじゃなくて、
両方傑作と思います。
観ることができて良かったです。
『びんばりハイスクール』は、
フィルムが見つからず、
1インチマスターテープから
DVDに変換したものが上映されました。
これが則文監督最後の作品になってしまったのですが、
そもそも企画として色々業界の大人の事情ってやつが
先行していた作品だそうです。
トークショーでみなさんやはり遺作は、
『文学賞殺人事件 大いなる助走』でしょう。
とのお話しでした。
しかし、そこは則文監督作品。
逆境にめげずに何としても
ちゃんとアクション娯楽作品に仕上げるぞ!
っていう、
現場のスタッフ、俳優の皆さん達
(特に大人の脇役のみなさん、
由利徹さん、塩沢ときさん、阿藤快さん、
片桐はいりさんなど)の、
気合が伝わって来ましたよ。
笑えました!
丹波哲郎さんご本人の「大霊界」ギャグもありました。
竹内力さんこの時とても爽やかなイケメンだし(笑)
キューティー鈴木さんまで出て来て、
則文監督のごった煮パワーはしっかりありました。
この作品の後も映画の企画はあったそうです。
なんと筒井康隆の『文学部唯野教授』の脚本を、
小久保監督は則文監督と書かれて、
持ってみえるそうです。
観たいナア~ホント!
則文監督が病気をされて実現しなかったけど、
「相米に撮らせたらどうだろう」と言われたこともあったそう。
自分と全く違うタイプの監督が撮ったらどうなるだろうと考えて、
発言されることもあったそうです。
文学部唯野教授 (岩波現代文庫―文芸)/筒井 康隆
夜遅いトークショーでしたが満員でした。
トークが10時半くらいまであって、
帰宅が殆ど午前様になってしまいましたので、
とりあえずこれだけ書いておきます。
他にも参加されたブロガーさんがみえるでしょうから、
詳しい記事書かれると思います。
私はまた後で映画の感想とトークのこと、
書きたいと思います。
都合をつけムリして観に行ったこともあって、
もう1本上映されていた
志穂美悦子さんの
『華麗なる追跡』は観られず残念でした。
今回はこれで終えます。
『かしこい狗は、吠えずに笑う』
『かしこい狗は、吠えずに笑う』
北海道フィルム・アートフェスティバル
会場:札幌シアターキノで上映
8月31日(日)
9月1日(月)
北海道フィルム・アートフェスティバル
会場:札幌シアターキノで上映
8月31日(日)
9月1日(月)
25歳衝撃の才能
渡部亮平監督応援しています
ぜひ、お近くの映画館にリクエストして下さい
渡部亮平監督応援しています
ぜひ、お近くの映画館にリクエストして下さい
読んで下さってありがとうございましたランキングに参加してます←これをクリックしてもらえたらうれしいです