『忍者武芸帖 百地三太夫』
1980製作 日本映画(東映)
ここ←クリックで予告動画メイキング動画見られます。
監督 鈴木則文
アクション監督 千葉真一
脚本 石川孝人 、 神波史男 、 大津一郎
企画 日下部五朗 、 本田達男
撮影 中島徹
美術 佐野義和
音楽 バスター
録音 平井清重
照明 海地栄
編集 市田勇
助監督 俵坂昭康 、 萩原将司 、 斎藤一重
スチール 中山健司
出演:
鷹丸 真田広之
おつう 蜷川有紀
愛蓮 志穂美悦子
石目 長谷匡彦
川次郎 徳満信央
五助 火野正平
右衛吉 崎津均
門太 粟津號
百地三太夫 石橋雅史
千代 野際陽子
鶉火の平六 岩尾正隆
蜘蛛一族 藤川聡
不知火幻之介 内田勝正
卍輝之介 有川正治
巴縫之助 笹木俊志
唖のチヌ 古賀弘文
聾のバリコ 酒井努
井口 汐路章
坂本 宮川珠季
吉田 勝野賢三
村井 志茂山高也
原田 奈辺悟
甲賀五忍A 松谷健史
甲賀五忍B 井上清和
甲賀五忍C 横山稔
甲賀五忍D 剣持誠
甲賀五忍E 山本亨
陽炎 豊田琴美
甲賀胡蝶陣(1) 河野清子
甲賀胡蝶陣(2) 扇町陽子
甲賀胡蝶陣(3) 石田久美
甲賀胡蝶陣(4) 村田麻也子
豊臣秀吉 小池朝雄
徳川家康 渡辺文雄
お艶 橘麻紀
淀君 春川ますみ
菊之丞 日高久美子
弥吉 琢磨一生
唐順棋 季一竜
町人男 蓑和田良太
町人女 丸平峰子
鬼八 秋山勝俊
虎吉 小谷浩三
お春 篠原玲子
森山 大木悟郎
鶉火の弥藤次 佐藤允
戸沢白雲斎 丹波哲郎
服部半蔵 夏八木勲
不知火将監 千葉真一
ヾ(@°▽°@)ノ
今更ながらに真田さん萌え(笑)
カッコイイし、可愛いし(〃∇〃)
肉体とアクションに目が釘付け
チバちゃんドSな不知火将監との師弟対決に痺れた!
壮絶なバトルが繰り広げられた後、
妙に爽やかなラストもグッド(°∀°)b
こんな映画が普通に映画館で観れたら
VFX頼りのアクション映画なぞ観たくなくなるョ。
豊臣秀吉(小池朝雄←小池さんがちょっといやらしくてイイ感じ)
の腹臣、不知火将監(千葉真一←ドSで悪役なチバちゃんも素敵)に、
父百地三太夫(石橋雅史)は謀殺され、
一族領民を殆ど失った
鷹丸(真田広之←スゴ過ぎな身体能力(ノ゚ο゚)ノ)が、
仇を討つというのが超大雑把なあらすじ。
鷹丸はじいやに抱かれて海に逃れ明国の船に助けられ、
中国で成長し拳法を身に付けて帰国。
幼馴染みのおつう(蜷川有紀)は、
徳川方の服部半蔵(夏八木勲←渋い!)
に拾われて育てられていた。
中国からは鷹丸を慕う
拳法の師匠の娘愛蓮(志穂美悦子←カッコイイ!)
が追いかけて来て一緒に戦う。
鷹丸は戸沢白雲斎(丹波哲郎←流石の存在感)
に鍛え直されたり、
もう、とにかく内容盛りだくさん。
サービス満点でした。
ちょっと尺が長めだったけど、
面白く観ました。
アクションは半端なく格好いいし、
真田さんの胸筋にうっとり~(〃∇〃)←アホ
作詞:野際陽子、作曲:杉真理
テーマソング『風の伝説』も歌っていますし、
鎮魂の祈りの舞踏も迫力!
真田さん日本舞踊の玉川流の名取ですが、
この踊りは躍動的で、
プリミティヴな力強さがありました。
真田さんがなんで当時凄い人気だったのか、
30年以上経ってやっと分かりましたよ(*v.v)。
チバちゃんの
鷹丸の母(野際陽子)が
自害して血だまりで倒れているのを見る時、
鷹丸がつかまって拷問される時、
チバちゃんの目のドSっぷりが印象的だったなァ。
鷹丸が逆さ吊で拘束されてるとき、
体を揺らして振り子のように勢いをつけ、
壁のろうそくを口でくわえて取るシーン、
スゴすぎ~と思いました。
失敗してないのかな?
何で足のロープはろうそくの火で焼切ってほどいたのに、
手のロープはほどかないで
戦っているのだろうと思うと、
ちゃんとほどく見せ場があるんですね。
なんかそんな細かい所も楽しかったです。
志穂美さんの格好イイ、
ヌンチャクアクションのシーンでは、
会場からおお~(ノ゚ο゚)ノと声が上がっていました。
若い男性の声のようでした。
夜の回だったので若い人が結構見ていました。
こうやって面白い作品が、
若い人に観られるのも良いですよね。
最後の師弟対決なんてドキドキしながら
スクリーン注視してましたョ。
チラシの解説によると、
この映画は鈴木監督が、
香港のショウ・ブラザーズに刺激されて、
JACと組んだ画期的な娯楽時代劇とのこと。
ショウ・ブラザーズテイストありました。
私は鈴木則文監督映画も、
東映映画もド素人なので、
もう、ホントあほになって、
すげ~\(゜□゜)/
面白い~(‐^▽^‐)って観てました。
私が若い頃真田さんスゴイ人気でした。
でも、その頃は殆ど興味がなくて、
京都にいた時(学生時代)友だちに、
「JACの人たちが早朝トレーニングで走っているのを
見に行こう!」と誘われても、
「え~?私はいいョ」と行きませんでした。
下宿には大部屋で娘役の女優をしている子がいて、
仕事の話を色々聞きました。
ある大俳優さんのとんでもない趣味とか...
撮影所でバイトしてる先輩や友人もいました。
真田さんだと『里見八犬伝』の頃です。
太秦の撮影所の近くに行くことはよくあり、
俳優たちが時代劇の格好で
歩いていたりするのは見かけました。
映画は観ていましたが、
どちらかというと洋画が多く、
名画座でも洋画観てました。
日本映画は『竜二』とか、
相米慎二、大林宣彦監督の映画など観てました。
最近やっと昔の東映映画など観る機会ができ、
とても楽しく観ています。
専門家も極めてみえるブロガーさんもいらっしゃる
ジャンルですよね。
私は今更ながら楽しんでる、
ド素人のアホな感想を書いて行きますので、
大目にみてやってください。
色々教えて戴ければ嬉しいです。
『すいばれ一家 男になりたい』
1971年製作(東映)
監督 鈴木則文
脚本 松本功
原作 田中小実昌
企画 岡田茂 、 佐藤雅夫
撮影 増田敏雄
美術 雨森義允
音楽 津島利章
録音 荒川輝彦
照明 金子凱美
編集 神田忠男
助監督 篠塚正秀
スチール 藤本武
出演:
鍋屋信次 山城新伍
沢木藤 宮園純子
チリ子 小桜京子
立山三助 潮健児
安川梅太郎 有島一郎
えい子 遠藤かほる
里枝 時美沙
竹 谷村昌彦
神崎大造 遠藤辰雄
寺田宗之助 小池朝雄
舟村 沢彰謙
勝 ルーキー新一
横井 秋山勝俊
ボン子 賀川雪絵
ローズマヤ 若水ヤエ子
キミコ 八代万智子
ヤエ子 池田雪路
河原 浪花五郎
金丸 那須伸太朗
和尚 田中小実昌
ニンニク中毒 平沢彰
お芳婆あ 丸平峰子
運転手 南利明
女主人 日高綾子
町の有力者 島田秀雄
医師 有島淳平
風間健三 菅原文太
こちらは、お色気任侠コメディー?
で、いいんですかね。
すっごくバカでした!
大笑いでした。
芸達者な俳優さんたちが、
これでもかって笑わせてくれましたよ。
でも文太さんは格好いいんです。
潮さんの死にっぷりも。
山城新伍さん弾けた演技見てたら、
ちょっと切なくなっちゃいましたが。
チバちゃん祭り!では結局10本観ましたが、
まだまとめの感想書いて無いのに、
(その前の野村芳太郎監督特集もだ。(´д`lll))
鈴木則文追悼上映始まってしまい、
本当は初日の『緋牡丹博徒 一宿一飯』
とても観たかったのですが行けず、
昨日この2本観ました。
池袋は少し遠いのですが、
なるべくたくさん観たいです。
鈴木則文監督は私の大学の大先輩、
娘の高校の大先輩でもあります。
勝手ですが少し縁を感じます。
鈴木則文監督の『トラック野郎』シリーズの
脚本の澤井信一郎監督も、
音楽の木下忠司さんも、
娘の高校の大先輩です。
同窓意識が強い学校なので、
この3人が同じ高校出身なの
偶然でない気もするのですが...
30(水)
文学賞殺人事件 大いなる助走(1989/アジャックス/※)
9:45/13:40/17:35
華麗なる追跡(1975/東映)
12:05/16:00
びんばりハイスクール(1990/アジャックス/DVD)
19:55
トークショー
21:45
終了22:25
【トークゲスト】小久保利己監督、柳下毅一郎さん(映画評論家)、
真魚八重子さん(映画ライター)
司会:小川晋さん(桜美林大学芸術文化学群 専任助手)
※当日のラスト1本割引は19:55の『びんばりハイスクール』からの適用
※『びんばりハイスクール』は1インチマスターテープから
DVDに変換したものを上映します。
お見苦しい点がございますが何卒ご了承ください。
※『文学賞殺人事件 大いなる助走』は
当初フィルムセンター所蔵プリントでの上映と告知しておりましたが、
アジャックス所有のプリントでの上映に変更させていただきます。
(新文芸坐HPより)
この30日のトークショー、
ぜひ聞いてみたいのだけど、
終了時間が遅いんですよね。
行けるかなァ...
21日と27日のトークは昼間なので参加予定です。
渡部亮平監督応援しています
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