Quantcast
Channel: 映画時光 eigajikou
Viewing all articles
Browse latest Browse all 1311

大統領の執事の涙 感想/フォレスト・ウィテカー、オプラ・ウィンフリー、ジョン・キューザック

$
0
0
『大統領の執事の涙』
Lee Daniels' The Butler
2013年製作 アメリカ映画 
TOHOシネマズららぽーと磐田で鑑賞

$映画中毒日記『新★映画時光』ブログ版


$映画中毒日記『新★映画時光』ブログ版


↓トレーラー


監督・製作:リー・ダニエルズ

キャスト:
フォレスト・ウィテカー
オプラ・ウィンフリー
マライア・キャリー
ジョン・キューザック
ジェーン・フォンダ
キューバ・グッディング・Jr.
テレンス・ハワード
レニー・クラビッツ
ジェームズ・マースデン
デビッド・オイェロウォ
アレックス・ペティファー
バネッサ・レッドグレーブ
アラン・リックマン
リーブ・シュレイバー
ロビン・ウィリアムズ
ヤヤ・ダコスタ
アムル・アミーン
コールマン・ドミンゴ
ネルサン・エリス
ニーラ・ゴードン
イライジャ・ケリー
ミンカ・ケリー
モー・マクレー
パーネル・ウォーカー
ジェシー・ウィリアムズ
クラレンス・ウィリアムズ3世

「プレシャス」「ペーパーボーイ 真夏の引力」のリー・ダニエルズ監督が、
7人の米国大統領に仕えた黒人執事の実話を描いたヒューマンドラマ。
綿花畑の奴隷として生まれたセシル・ゲインズは、
1人で生きていくため見習いからホテルのボーイとなり、
やがて大統領の執事にスカウトされる。
キューバ危機、ケネディ暗殺、ベトナム戦争など歴史が大きく揺れ動く中、
セシルは黒人として、執事としての誇りを胸に、
ホワイトハウスで30年にわたり7人の大統領の下で働き続ける。
白人に仕えることに反発し、反政府活動に身を投じる長男や、
反対にベトナム戦争へ志願兵として赴く次男など、
セシルの家族もまた、激動の時代に翻弄されていく。
主演は「ラストキング・オブ・スコットランド」のフォレスト・ウィテカー。
(映画.COMより)

この作品は2月に『ダラス・バイヤーズクラブ』と
同じ日に観て、感想書いてなかったので、
今頃ですが簡単に書いておきます。
いつものことながら観てもブログ記事書いていない作品だらけ(x_x;)

う~ん(゚ー゚;
リー・ダニエルズ監督
今回は優等生になりすぎでは!?


というのが正直な感想。
でも、感動された方もたくさんみえるので、
私の意見はスタンダードではないと思います。
『それでも夜は明ける』がなければ、
アカデミー賞の作品賞にノミネートされていたかもしれません。
『ペーパーボーイ』は観たかったけど、
近辺で上映がなかったので諦めました。
いずれ観たいです。
『チョコレート』(リー・ダニエルズ製作マーク・フォースター監督)
チョコレート [DVD]/
ハル・ベリー,ビリー・ボブ・ソーントン,ヒース・レジャー


『プレシャス』リー・ダニエルズ監督
プレシャス [DVD]/
ガボレイ・シディベ,モニーク,ポーラ・ハットン

↑マライアとレニー・クラヴィッツも出てましたネ。

といった、挑戦的なテーマの作品ではないです。
『大統領の執事の涙』は、
出発はインディー映画ですが、
大勢から資金が集まり、
一般性も追及しているので、
全米でヒットしました。

1950年代~2000年代のアメリカ現代史を、
黒人執事の目を通して、
黒人の人権運動や文化も織り込み、
総論的な俯瞰ができました。
ただ主人公の人生も総論的な描写で流されていて、
あまり深みを感じられませんでした。
有名スターが歴代大統領などを演じている、
その他も豪華キャスト。
フォレスト・ウィテカーとオプラ・ウィンフリーの夫婦役は、
1人で青年期から老年期までを誠実な演技で見せてくれます。
一見の価値はあると思います。
インディー作品として始まった企画で、
完成までに年月がかかりました。
私はこの日気に入った『ダラス・バイヤーズクラブ』と、
『キック・アス2』『大統領の執事の涙』の3本を観ました。
1本ずつ観たら印象もまた違っていたかもしれません。

フォレスト・ウィテカーの演技は、
ウガンダのアミン大統領を演じてアカデミー賞主演男優賞を受賞した、
『ラストキング・オブ・スコットランド』ケヴィン・マクドナルド監督
ジェームズ・マカヴォイ(彼も良いですニコニコ)共演
の方が、迫力と見応えはあります。
今回の細やかな演技とは全然違うので、
彼の演技力と幅を確認するには主演のこの両作品は
観るとよいのではと思います。
ラストキング・オブ・スコットランド [DVD]/フォレスト・ウィテカー




あと、私が好きなフォレスト・ウィテカー主演映画は、
ジム・ジャームッシュ監督の『ゴースト・ドッグ』
Ghost Dog: The Way of the Samurai
ゴースト・ドッグ [DVD]/
フォレスト・ウィテカー,ジョン・トーメイ


現代のニューヨークで「葉隠」を読み武士道精神を実践する、
殺し屋をフォレスト・ウィテカーが演じています。
ジャームッシュ独特のとぼけたおかしみも勿論見所。
音楽はRAZが担当。このトレーラーは今見てもカッコイイ!





↓『大統領の執事の涙』主人公セシル・ゲインズのモデル、
 ユージン・アレン氏



レーガン夫妻とユージン・アレン氏


セシルの子ども時代に父を無惨に殺した農園主役の
アレックス・ペティファーが、
冷酷さ満点で似合っていたなァ。(ファンの方すみません)
『それでも夜は明ける』の
マイケル・ファスベンダー以上に冷酷に見えたなァ(笑)




『かしこい狗は、吠えずに笑う』

$映画中毒日記『新★映画時光』ブログ版
25歳衝撃の才能ビックリマーク
渡部亮平監督応援していますビックリマーク
ぜひ、お近くの映画館にリクエストして下さいビックリマーク


★名古屋シネマテーク

4月19日(土)~25日(金)

★高崎映画祭で上映←詳しい上映日・時間はクリックでどうぞ!



カチンコ読んで下さってありがとうございましたビックリマークランキングに参加してます映画にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへこれをクリックしてもらえたらうれしいです音譜

読者登録してね

Viewing all articles
Browse latest Browse all 1311

Trending Articles