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リトル・イタリーの恋 感想 文通と写真で結婚できますか?ジョバンニ・リビシ主演オーストラリア映画

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『リトル・イタリーの恋』
Love's Brother
オーストラリア・イギリス合作映画
2003年製作
日本公開2006年(当時静岡シネギャラリーで鑑賞)









↓予告動画


日本語字幕版の予告はここ←クリックでどうぞ!

監督・脚本:ジャン・サーディ

キャスト:
ジョヴァンニ・リビシ アンジェロ・ドニーニ
アメリア・ワーナー ロゼッタ
アダム・ガルシア ジーノ・ドニーニ
シルヴィア・ドゥ・サンティス コニー
バリー・オットー アルフレード神父

「シャイン」「きみに読む物語」の脚本家ジャン・サルディが
監督デビューを果たしたほんのりビターなロマンティック・ストーリー。
写真だけで結婚相手を決めていた
1950年代オーストラリアの小さなイタリア人街を舞台に、
偽ってハンサムな弟の写真を相手に送ってしまったことから巻き起こる
兄弟と美しい結婚相手とのもつれた恋模様を綴る。
出演は、兄弟役にジョヴァンニ・リビシとアダム・ガルシア、
ヒロインにアメリア・ワーナー。
 オーストラリアのイタリア人街“リトル・イタリー”。
ここに暮らす対照的な2人の兄弟アンジェロとジーノ。
ハンサムで社交的な弟ジーノには恋人コニーがいる一方、
決してハンサムとは言えない兄アンジェロは、
当時は一般的だった写真と手紙の交換で行なうお見合いを繰り返すものの
いつもフラれてばかり。
そんなある日、南イタリアに住む美しい女性ロゼッタを紹介されたアンジェロは、
プロポーズの手紙に思わず弟の写真を送ってしまうのだった。
一方、その手紙を受け取ったロゼッタは写真の男性に一目で心奪われる。
そして、それがジーノの写真とも知らず、
ロゼッタはアンジェロの結婚の申し出を受け入れ、
はるばる海を渡ってオーストラリアへとやって来るのだったが…。
(allcinemaより)

さて、なぜ今回はこの映画のことを書くかというと、
昨日の『暗くなるまでこの恋を』の時に書こうと思って忘れた。(´д`lll)
で、ついでに次の記事に続けようと思いまして...

私はラブロマンス物は余り観ないのですが、
監督やキャストなど気になる作品は観るので、
映画観てる年月が長いからf^_^;結果的に量は多くなっているかな。
『シャイン』監督:スコット・ヒックス 主演:ジェフリー・ラッシュ
シャイン ―デジタル・レストア・バージョン― [DVD]/
ジェフリー・ラッシュ,アーミン・ミューラー=スタール


『きみに読む物語』監督: ニック・カサヴェテス
ライアン・ゴズリング、レイチェル・マクアダムス
ジーナ・ローランズ、ジェームズ・ガーナー
きみに読む物語 スペシャル・プライス [DVD]/
ライアン・ゴズリング,レイチェル・マクアダムス,ジーナ・ローランズ


ライアン・ゴズリングとサム・シェパードが親子なんて、
カッコ良過ぎですよネニコニコ
ってそういう映画じゃないですけど...

『シャイン』も『きみに読む物語』も
素敵な作品なので、
その脚本書いたジャン・サーディの脚本・監督作、
しかもジョバンニ・リビシが主演!これは観なければ!
当時はまだシネマイーラもなく、
単館作品は浜松東映劇場(今のシネマイーラ)
での自主上映時代。
『リトル・イタリーの恋』は上映されなかったので、
静岡シネギャラリーまで遠征しました。
大好きなファティ・アーキン監督の『愛より強く』
愛より強く スペシャル・エディション [DVD]/
ビロル・ユーネル

これも上映していたので、
2本観ました。

『リトル・イタリーの恋』は『暗くなるまでこの恋を』と同じく、
当時の文通と写真の交換で結婚する習慣から生まれたドラマ。
日本でも海外に移民した男性と「写真結婚」をして、
海を渡った女性がたくさんいました。
「海外移住資料館:海を渡った花嫁物語」←クリック

写真と手紙の交換で結婚を決めるとは、
メールの返事がすぐ来ないと大変なストレスを
感じてしまう人もいるという
発達した通信網の中で暮らしている
現代からは想像も難しいかもしれません。
PCはWiFi(ワイファイ)で持ち歩きますが、
携帯は持っていない私です...(今度やっと買う予定)
古いタイプの私は中・高校時代に文通よくしていましたよ。
ロッキングオンの文通友達募集欄を利用していました。
それで知り会い実際に会ったり、
今でも手紙やメールやり取りしている友人がいます。
でも、結婚はさすがに凄く重い決断だと思います。
『暗くなるまでこの恋を』では、
「写真結婚」が犯罪に使われるミステリーで、
『リトル・イタリーの恋』は弟の写真を送ってしまった嘘から
ドラマが生まれます。

ジョバンニ・リビシはイタリア系のアメリカ人。
この映画の舞台はオーストラリアですが、
役柄的には合っています。
彼は本当に芸達者な俳優で、いつもいい演技を見せてくれます。
味のある脇役をしていることが多いですが、
この作品での彼は主演で出色の芝居です。
容姿にとてもコンプレックスのある兄は、
イケメンでモテ男の弟の写真を、
つい写真交換の手紙に入れてしまった...
写真に恋してしまった可愛いヒロインと、
ルックスも性格も大違いな兄弟、
弟の彼女と、4角関係はもつれてしまい...
でも、とても素敵なラストになっています。
調べたら、この映画
オーストラリア、日本、イタリア、ドイツでは一般公開されましたが、
他は映画祭上映やDVDスルー、TV放映の国が多く、
というよりそれを含め世界13カ国でしか公開されていませんでした。
日本での一般公開貴重でした。
おススメの作品です。
リトル・イタリーの恋 スペシャル・エディション [DVD]/
アメリア・ワーナー,アダム・ガルシア,ジョヴァンニ・リビシ



私はイケメン俳優好きですが(笑)
イケメンでなくても好きな俳優たくさんいますよ。
ジョバンニ・リビシもその1人です。
彼の出演作で一番好きなのは、
『ヘヴン』ケイト・ブランシェット主演

ポーランドの映画監督クシシュトフ・キェシロフスキと脚本家クシシュトフ・ピエシェビッチは、「天国」「地獄」「煉獄」を題材にした三部作を制作する予定であった。しかし、1996年のキェシロフスキの急死によって、脚本が唯一完成していた「天国」篇である本作は、ドイツ人監督トム・ティクヴァの手によって映画として実現した。「地獄」篇はダニス・タノヴィッチ監督で『美しき運命の傷痕』として2005年に映画化されている。(ウィキより)

ヘヴン 特別版 [DVD]/
ケイト・ブランシェット,ジョヴァンニ・リビージ,ステファニア・ロッカ


『ヘヴン』はもう、大好きな作品です。

『美しき運命の傷痕』も見応えのある重厚な作品ですが、
私は『ヘヴン』の方がとても好きです。
美しき運命の傷痕 [DVD]/
エマニュエル・ベアール,カリン・ヴィアール,マリー・ジラン


↓『ヘヴン』予告動画


ジョバンニ・リビシが
なぜかカッコ良く見えちゃうという作品です。
ケイト・ブランシェットも勿論素晴らしい演技です。





ジョバンニ・リビシは
『アバター』からリンチ先生『ロスト・ハイウェイ』まで、
ふり幅広く色んな映画で様々な役を演じています。

昨年は『テッド』『L.A. ギャング ストーリー』
『ハード・ラッシュ』と3本日本公開作がありました。
『テッド』『ハード・ラッシュ』2本が、
マーク・ウォルバーグと共演ですね。

私は『テッド』のツボはリビシのキモいセクシーダンスでした!
マーク・ウォールバーグのなかったことにしたいヒップホップ時代の動画、
CKアンダーウェア・モデル画像も

↑クリックで記事&動画へ

さて、次回の記事は、
『テッド』のセス・マクファーレン監督・脚本・主演の
5月30日に全米公開
「A Million Ways to Die in the West:
ア・ミリオン・ウェイズ・トゥ・ダイ・イン・ザ・ウェスト
西部で死ぬ百万の方法(原題)」
を紹介しますね。
とても豪華なキャストですがジョバンニ・リビシも、
『テッド』に続き出ています!
(『テッド2』は2015年になるみたいです)



ジョバンニ・リビシには双子の姉で女優・脚本家のマリッサがいます。
彼女の夫はミュージシャンのベックです。


ジョバンニ、ベック、マリッサ
3人はサイエントロジストΣ(゚д゚;)


今日は用事で東京へ行くので、
明日の記事は東京から更新です。


『かしこい狗は、吠えずに笑う』

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新潟 シネウィンド

2014年3月8日(土)~



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