食と環境を考える映画祭
ドキュメンタリー映画を3本上映
★『世界が食べられなくなる日』 2014年2月1日(土)~7日(金)
★『よみがえりのレシピ』 2014年2月8日(土)~14日(金)
★『もったいない!』 2014年2月15日(土)~21日(金)
第一弾
『世界が食べられなくなる日』 2014年2月1日(土)~7日(金)
原題:Tous cobayes?(全員モルモット?)
フランス映画 2012年製作
↓予告動画
監督:ジャン=ポール・ジョー
製作:ベアトリス・カミュラ・ジョー
ナレーション:フィリップ・トレトン
(『ムード・インディゴ うたかたの日々』『アルティメット2』『灯台守の恋』)
パーカッション:ドゥドゥ・ニジャエ・ローズ
セネガルが世界に誇るパーカッション奏者、ドゥドゥ・ニジャエ・ローズが日本の和太鼓とコラボで出演、生命のリズムが大地に鳴り響きます。
「未来の食卓」「セヴァンの地球のなおし方」
で食物や環境の汚染問題を取り上げたジャン=ポール・ジョー監督が、
遺伝子組み換え食品の実態に迫ったドキュメンタリー。
2009年、フランスで「ラットの一生(2年間)に
遺伝子組み換えトウモロコシを与え続けると、
どんな影響が起こるのか」という実験が行われ、世界的に注目を集める。
その研究結果に密着するとともに、
世界2位の原発保有国であるフランスの「原発がある風景」も捉え、
遺伝子組み換えと原子力発電という2つのテクノロジーの意外な接点を明らかにする。
(映画.COMより)
世界で初めて、遺伝子組み換え作物を与えたラットの長期実験にカメラが密着。
“遺伝子組み換え”と“原子力”、
いのちの根幹を脅かす二つのテクノロジーの三つの共通点、
それは後戻りができないこと、
すでに世界中に拡散していること、
そして体内に蓄積されやすいこと。
セラリーニ教授は映画の冒頭で警告する
「20世紀に世界を激変させたテクノロジーが二つあります。
核エネルギーと遺伝子組み換え技術です。
これらは密接に関係しています。
米国エネルギー省は原爆につぎ込んだ金と技術者を使って、
ヒトゲノムの解析を始めました。
そこから遺伝子組み換え技術が誕生しました」。
(公式HPより)
内容としては、
今年の2月にシネマイーラで上映された、
『モンサントの不自然な食べもの』←クリックで記事へ
の続編になるような作品です。
モンサントの不自然な食べもの [DVD]/
ドキュメンタリー映画
『世界が食べられなくなる日』では、
自然と未来の世代を尊重し行われる持続可能な農業システムである、
アグロエコロジーのアフリカ、セネガルでの実践が紹介されます。
タネが取れないF1種では持続可能な農業システムは作れません。
“タネ”は命の源で、可能性そのもの。
“タネ”を受け継ぎ、汚染のない世界を子どもたちに残すために
私たちが必要としているものは、新しい技術か、
それとも古来から受け継がれる知識なのか。
ということが問われます。
大変興味深いドキュメンタリー映画です
第ニ弾
★『よみがえりのレシピ』 2014年2月8日(土)~14日(金)
日本映画 2011年製作
↓予告動画
監督:渡辺智史
出演:
奥田政行
江頭宏昌
その地域で古くから栽培されてきた農作物=在来作物を
テーマにしたドキュメンタリー。何十年、
何百年という世代を超え、
その地域で栽培されてきた農作物「在来作物」はその性質ゆえ、
大量生産、大量消費に適さず、いつしか忘れ去られ、消失していた。
独自の料理法で在来作物の存在に光を当てた
山形県の有名イタリアン「アル・ケッチャーノ」の
奥田政行オーナーシェフや、
在来作物の存在と意義を見つめなおす「山形在来作物研究会」を
立ち上げた山形大学農学部・江頭宏昌准教授らの姿を通し、
食と農業の豊かな関係を探る。
(映画.COMより)
こちらも「種」に関する映画です。
日本食文化が、ユネスコ無形文化遺産に登録申請されています。
「多様で新鮮な食材とその持ち味の尊重
日本の国土は南北に長く、海、山、里と
表情豊かな自然が広がっているため、
各地で地域に根差した多様な食材が用いられています。
また、素材の味わいを活かす調理技術・調理道具が発達しています。」
と、農林水産省のHPにありました。
「在来作物」が守られていないのに大丈夫!?
この映画を観て「在来作物」について考えてみましょう!
第三弾
★『もったいない!』 2014年2月15日(土)~21日(金)
原題:Taste the Waste(廃棄物の味)
ドイツ映画 2010年製作(日本公開2013年9月21日)
↓予告動画
監督・脚本:バレンティン・トゥルン
製作:アストリッド・ファンデカーコーベ
バレンティン・トゥルン
撮影:ロラント・ブライトシュー
世界的に問題となっている食料廃棄の真実に迫った、
ドイツ発のドキュメンタリー。
毎年、世界で生産されるうちの最大約半分にあたる
20億トンもの食品が食卓に届く前に廃棄されているという現実を踏まえ、
ヨーロッパや日本をはじめとする世界各地で取材を敢行。
生産現場や流通・小売過程など、
食品がたどるさまざまな段階に携わる人々へのインタビューを通し、
食料廃棄の現状やその原因、影響をあぶり出していく。
(映画.COMより)
2011年にシネマイーラで上映された『ありあまるごちそう』も、
食のグローバル化で見えなくなっている、
需要と供給のバランスが崩れた世界を追っていましたね。
本作でも、あふれる食料の影で何が行われているかを追っています。
映画を観て先進国に住む私たちの生活が、
どんな世界の上で成り立っているのかを知り、
何ができるのか考えてみましょう。
シネマイーラで上映される映画の
紹介記事がたまってしまっていますヽ(;´ω`)ノ
宿題やり残している気分なので、
早く済ませて次に進みたいと思いますf^_^;
本年度アカデミー賞最有力候補!本当の所
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渡部亮平監督応援しています
ぜひ、お近くの映画館にリクエストして下さい
★フォルツア総曲輪(富山)
12月21日(土)~27日(金)
★東京 下高井戸シネマ
12月23日(月)~28日(土)レイトショー上映
21:10~22:48
一般1300円 / 大学・専門1100円
高校生・シニア・火曜日みなさま1000円
会員900円
★松山 シネマルナティック
2014年1月3日(金)~10日(金)
★東京 キネカ大森
2014年1月4日(土)~10日(金)
★『箱入り息子の恋』と2本立て
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