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ドキュメンタリー映画ベストテン編 祝・5周年浜松シネマイーラで私が観た映画ランキングその3

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祝・浜松シネマイーラ5周年企画
浜松シネマイーラ5年間で観たドキュメンタリー映画ベストテン



洋画編 ベスト20←クリックでどうぞビックリマーク

日本映画編 ベストテン←クリックでどうぞビックリマーク

シネマイーラで上映された全作品はここ←クリック

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さて、やっとドキュメンタリー映画編です。
私はドキュメンタリー映画が好きで、
毎年大体30本以上観てきましたが、
今年は遠征していないので23本と減っています。

ドキュメンタリー映画は映画ファンでもあまり興味がない人もいますよね。
今はビデオで簡単に映像が撮れるので、
若い人にドキュメンタリー作家志望の人が増えているそうです。
ドキュメンタリーは真実を写している、
フィクションとは別物と考える方もいるようですが、
フィクションもノン・フィクションも作家の眼を通した作品です。
作家が伝えたいことがあるから製作するわけで、
どちらも作家の主観のフィルターを通っています。
ノン・フィクションだから真実だと思ってしまうのは早計です。
フィクションも数パーセント実話が入っていれば、
「実話を基にしました。」と謳えるわけですし、
伝記ものだって脚色されていることが前提です。
ドキュメンタリーでしか描けないことがあるし、
あるいは事実であっても
ノン・フィクションでなければ描けないこともあります。

ドキュメンタリー映画も様々な作品があります。
マイケル・ムーアのようなアポなし突撃取材タイプ、
フレデリック・ワイズマンのような観察映画、
描く対象に時間をかけて寄り添うように撮るタイプ、
自分の体験を撮るタイプ、
ジャーナリスティックに取材対象に迫るタイプ、
PVのように色々な映像で繋ぐタイプ、
などなど色々な作品があります。
私は雑食なので興味を持ったらどんなタイプの作品でも観ます。

浜松シネマイーラの館主の榎本さんは
ドキュメンタリー映画が好きなので積極的にかけてくれてありがたいです。
これも数えていませんが、
シネマイーラでドキュメンタリー映画をたくさん観ました。
ベストテンに選んだ作品以外にも好きな作品がたくさんありましたが、
これも、エイッと思い切って選びました。

10.パティ・スミス:ドリーム・オブ・ライフ
   スティーブン・セブリング監督
パティ・スミス:ドリーム・オブ・ライフ (デラックス・エディション) [DVD]/
パティ・スミス,ジェイ・ディー・ドハーティ,
フリー(レッド・ホット・チリ・ペッパーズ)




このブログ記事トップの写真は、
若かりし頃、付き合っていたパティ音譜とサム・シェパードドキドキです。
映画の中では現在の2人がギターを弾いて歌っていました。
何十年経ってもカッコイイ2人ニコニコ
別れてもイイ関係続けられるのもステキ。

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こんなキュートなサムとパティをライブに見たかったョ

あ...この映画は別にサム・シェパードがフィーチャーされてるわけではなく、
この画像は私の趣味でニコニコ
映画は何歳になってもアクティヴな活動を続ける、
パティのカッコイイ生き様を堪能できます。

9.イグジット・スルー・ザ・ギフト・ショップ
  バンクシー監督
バンクシーは、イギリスのロンドンを中心に活動する覆面芸術家。社会風刺的グラフィティアート、ストリートアートを世界各地にゲリラ的に描くという手法を取る。バンクシー本人は自分のプロフィールを隠そうとしており、本名をはじめとして不明な点が多い。( ウィキペディアより)
(最近素顔が報道されました)
イスラエルの壁にバンクシーが描いた作品↓
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イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ [DVD]/
ティエリー・グエッタ a.k.a. ミスター・ブレインウォッシュ,
スペース・インベーダー,シ...




これは、モダンアートの意味を考えさせられる作品。
もしかしてバンクシーの壮大なドッキリカメラかもしれません...

8.エンディングノート
  砂田麻美監督
エンディングノート [DVD]




砂田麻美監督は舞台挨拶に来てくれました。
ガンを病んだ父を、作家としての客観的な視点、
かつ暖かい眼差しで追っています。
新作『夢と狂気の王国』観たけどまだブログ書いて無い(x_x;)

7.精神
  想田和弘監督

精神 [DVD]/
ドキュメンタリー映画




この映画は外来の精神科クリニック「こらーる岡山」の、
患者、職員、ボランティアなどの人々を正面から描いています。
静かにタブーに挑戦した観察映画。

6.泣きながら生きて
  張麗玲監督

  
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中国の文革の時10代で下放政策によって、
まともな教育が受けられなかった丁尚彪が、
出稼ぎにきた日本で過ごした苛酷な15年を追っています。

5.先祖になる
  池谷薫監督
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池谷監督も舞台挨拶にみえました。
東日本大震災で津波の被害を受けた岩手県陸前高田市で、
きこりの佐藤直志さんが自力で我が家を再建する姿を追っています。

4.フラッシュバックメモリーズ3D
  松江哲明監督
フラッシュバックメモリーズ スペシャル・エディション<2枚組> [DVD]/
GOMA & The Jungle Rhythm Section




交通事故により高次脳機能障害を負った
ディジュリドゥ奏者・GOMAを描いています。
記憶と現在をレイヤーに描く3D効果が素晴らしいアイディア。
シネマイーラ初の3D映画でした。

3.隣(とな)る人←クリックで私の記事へ
  刀川和也監督

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可能な限り通常の建物でふつうの暮らしを子どもたちに提供する、
「子どものための子どもの」施設を建設し、
運営していくことを理念として創立された小舎制の児童養護施設。
「光の子どもの家」で暮らす子どもたちと職員、
そして子どもたちの家族を描いています。
子どもたちに必要なほんとうの愛情を考えさせられます。

2.阿賀に生きる
  佐藤真監督
阿賀に生きる [DVD]/
ドキュメンタリー映画




新潟水俣病を患いながらも阿賀野川に力強く生きる人々を、
監督とスタッフが3年間現地にくらし、
人々の生活に溶け込んで記録した傑作ドキュメンタリーです。

1.ニッポンの嘘 報道写真家福島菊次郎90歳←クリックで私の記事へ
  長谷川三郎監督
ニッポンの嘘 報道写真家 福島菊次郎90歳 [DVD]/
福島菊次郎




反骨の報道写真家 福島菊次郎、90歳。
そのキャリアは敗戦直後、ヒロシマでの撮影に始まり66年になる。
ピカドン、三里塚闘争、安保、東大安田講堂、祝島――。
激動の戦後・日本にレンズを向けてきた。
真実を伝えるためには手段を選ばない。
自衛隊内部に潜入取材して隠し撮り。
その写真を発表後、暴漢に襲われ家を放火される。
それでもシャッターを切り続けた。
これまでに撮影された25万枚以上の写真を前に菊次郎は言う。
「日本全体が嘘っぱちの嘘っぱち」と。
年金を一切拒否し、現在は相棒犬・ロクと気ままな二人暮らし。
バイクを転がし補聴器の注文へ。
穏やかな生活の中、自らがこの国に投げかけ続けた「疑問」を、
今を生きる我々日本人に「遺言」として伝えはじめた時、
東日本大震災が発生。
福島第一原発事故を受け、菊次郎は真実を求め
最後の現場に向かうのだった・・・。
ヒロシマからフクシマへ。(作品説明より)

権力と戦い続けた福島菊次郎氏のような取材スタイルは、
今国会で成立してしまった秘密保護法に違反することになるでしょう。
福島さんの闘いは終わらないし、
このように拙速に法案を成立させた政権の横暴を
このまま認めるわけにはいきません。
このような国会運営を許してしまった有権者は、
次こそは良く考えて投票してもらいたいです。

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写らなかった戦後 ヒロシマの嘘/福島 菊次郎


写らなかった戦後〈2〉菊次郎の海 (写らなかった戦後 (2))/福島 菊次郎


写らなかった戦後3 殺すな、殺されるな 福島菊次郎遺言集/福島 菊次郎


証言と遺言/福島菊次郎


My Private Fukushima―報道写真家 福島菊次郎とゆく/みずのわ出版


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本年度アカデミー賞最有力候補!本当の所
2014年第86回アカデミー賞作品賞ノミネート予想
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2014年アカデミー賞作品賞ノミネート予想作品の動画・あらすじ紹介
 その1
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2014年アカデミー賞作品賞ノミネート予想作品の動画・あらすじ紹介
 その2
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25歳衝撃の才能ビックリマーク
渡部亮平監督応援していますビックリマーク
ぜひ、お近くの映画館にリクエストして下さいビックリマーク

フォルツア総曲輪(富山)

12月21日(土)~27日(金)


東京 下高井戸シネマ
12月23日(月)~28日(土)レイトショー上映

21:10~22:48

一般1300円 / 大学・専門1100円
高校生・シニア・火曜日みなさま1000円
会員900円
松山 シネマルナティック

2014年1月3日(金)~10日(金)


東京 キネカ大森

2014年1月4日(土)~10日(金)

★『箱入り息子の恋』と2本立てビックリマーク



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