『かしこい狗は、吠えずに笑う』
広島・仙台・名古屋・東京とその近くのみなさん
各、映画館・会場に足を運べるみなさん
この機会にぜひ、ご覧ください
★第35回PFFぴあフィルムフェスティバル名古屋会場
愛知芸術文化センター11月14日(木)18:15~
★広島 八丁座11月16日(土)~22日(金)
1週間限定レイトショー公開
21:15~22:50
★大人、大学生1,200円均一料金。
★予告編はありません。本編からの上映です。
★初日に主演mimpi*β、岡村いずみさんの舞台挨拶あり
☆各種割引盛りだくさん☆
①制服割…学生服を着用してご来場の方は当日500円!
②ガールズ割…女子同士、手を繋いでご来場の場合当日1,000円!
③リピート割…半券ご提示で2回目以降(本作に限る)当日1,000円!
④SNS宣伝協力割…スマホまたは携帯電話にて、
期間中SNSで宣伝した画面ご提示で当日1,000円!
この八丁座さんのサービスの充実ぶりはスゴイですね
この映画は細かい伏線確認のために
繰り返し見たくなってしまうので、
このリピート割はイイですョ
★仙台桜井薬局セントラルホール
11月23日(土)~29日(金)
19:20~20:55
お得なホームページ特別割引券(プリントアウト特典)の
サービスをしてみえるので、
利用されてはいかがでしょうか。
★東京 下高井戸シネマ
12月23日(月)~28日(土)
レイトショー上映
21:10~22:48
一般1300円 / 大学・専門1100円
高校生・シニア・火曜日みなさま1000円
会員900円
★2012年ぴあフィルムフェスティバル「エンタテインメント賞」
と「映画ファン賞」受賞。
★福岡インディペンデント映画祭2012「120分部門グランプリ」
と「FIDFF2012最優秀賞」受賞
★第22回映画祭TAMA CINEMA FORUMコンペティション部門
第13回TAMA NEW WAVE 「グランプリ」&「最優秀女優賞」受賞
第34回ぴあフィルムフェスティバルで、
エンタテインメント賞と映画ファン賞を受賞した青春ドラマ。
ルックスが原因となって、
孤独な毎日を強いられてきた2人の女子高生が育む絆とその行方を見つめる。
メガホンを取るのは、テレビドラマ「アザミ嬢のララバイ」
の脚本なども手掛けた渡部亮平。
シンガー・ソングライターのmimpi*βとモデルとして活躍する岡村いずみが、
主人公の女子高生たちを独特な存在感を放ちながら好演する。
爽やかな雰囲気から一転、思わぬ方向へ急展開する語り口にも注目。
ブルドッグのような顔であることから、
周囲からさげすまれながら学校生活を送っている
女子高生の熊田美沙(mimpi*β)。
ひょんなことから彼女は、
チワワのような愛くるしい顔立ちをねたまれている清瀬イズミ(岡村いずみ)
と交流するようになる。
お互いにルックスが原因となって寂しい思いをしてきたことを理解し合い、
固い絆と友情を育んでいく美沙とイズミ。
そんな二人に、思いも寄らない出来事が起きてしまう。
監督・製作・脚本・編集: 渡部亮平
出演:mimpi*β 熊田美沙
岡村いずみ 清瀬イズミ
もりこ
瀬古あゆみ
ほりかわひろき
中澤功
真田雅隆
筧十蔵
坂本なぎ
仁後亜由美
佐藤幾優
石田剛太(ヨーロッパ企画) 他
(シネマトゥデイより)
私のブログにこの映画の宣伝載せてるのお気付きですか?
この映画は私の知人の
熱血映画愛の人、山崎はなさんが、
手弁当で宣伝・配給を手掛けている自主映画です。
今までに映画祭で上映されたり、
東京・大阪・松山では劇場公開もされていますので、
ご覧になった方もいらっしゃると思いますが、
これから、年内に公開が決まっている所の
上映開始が近づきましたので、
またまた、ご紹介します。
この映画マジで事件ですw川・o・川w
これ、今年観た日本映画の中では、
抜群に画期的で面白い作品です。
渡部監督はスゴイ才能を持った若者です。
予告はあえてこの映画の核心部分を予見させない作りにしてあります。
これ、予告見たら「女子高生2人のスウィートビター系の青春もの?
テンポもよくセンス良さげだし、
2人が可愛いくて、ちょっとHっぽい期待もしちゃおうか!?
面白そうだから見てみよう!」
てな感じがすると思うのですよね。
それ、狙いです(笑)
もう、そんな動機で観てもらって構わないのですけど、
それで何で、上記のPFFをはじめとする賞の受賞があったのかなんですね。
実はゾンビ映画でした~Σ(゚д゚;)とか?
いえいえ、それはまだジャンル映画的な予想の範囲内かも。
もっとスゴイのですよ(ノ゚ο゚)ノ
結構不愉快な気分になることもあるので、
普段はあまり読まないようにしている「Yahoo!映画」の
レビューを読んでみたら、これみなさん絶賛ですよ。
投稿数は少な目ですが、
みんなしっかり書いてあるレビューです。
自主制作映画なので、そんなことをする必要もなしで
これサクラなんかじゃありません。
ルックスや名前から「プー」(クマのプーさん)と呼ばれバカにされて、
引っ込み思案な性格で友達もいない熊田美沙が主人公。
ちょっとカワイイルックスを
女王様的に振る舞っているリーダーからうとまれていじめられ、
やはり友達がいない清瀬イズミに
美沙は声をかけられ、
仲間外れ同志、意気投合します。
2人は親友になりますが、
実はイズミには意外な顔がありました。
この映画はネタバレ厳禁なんです。
渡部監督脚本家を目指していたので、
この脚本は「フジテレビヤングシナリオ大賞」に応募したのですが、
1次審査も通過できなかったって...∑(-x-;)
全く審査員は何を読んでいたのでしょうかねェ。
こんな素晴らしい才能を見逃すとは。
この脚本は渡部監督は20本以上脚本を書いてきた中で、
ようやく少し自信を持てた作品だったので
審査の結果にショックを受けたそうです。
悩んで出た結論は自分で映像化して見てもらおうということ。
自分の手持ちのお金で自主製作することにしました。
スタッフはmixiやツィッタ―で募集。
演技経験のない主演の2人、
熊田美沙役のmimpi*β(ミンピ)はミュージシャン、
清瀬イズミ役の岡村いずみはモデル。
彼女たちは監督が3ヶ月かけて稽古しましたが、
実は監督自身も演出経験これが初めて。
それ、信じられない出来栄えなんですけどね。
まあ、とにかく苦労や工夫を重ねて出来上がった自主映画なのです。
でも、観た人が口を揃えて書かれているように、
クオリティーはとても自主製作映画とは思えない高さです。
先ず、脚本が素晴らしいのですが、
主演の2人はじめ演じた人たちも素晴らしい。
私も30年以上散々映画を見てきましたが、
この映画の構成の上手さには舌を巻きました。
いたるところに伏線が張られているのですが、
それが回収されるときの驚きは本当に新鮮でした。
見逃していることがあるんじゃないかと、
何度も見たくなってしまいますよ。
この映画の凄い所はその映画的な面白さだけでなく、
人間の心闇について、アンモラルな切り口でも見せている事なんです。
チラシの裏面に
「心の闇をエグる問題作」というコピーがあります。
この映画はスゴイ挑戦をしているのです。
先日キム・ギドク監督の『嘆きのピエタ』は道徳的な映画だと書きましたが、
この映画は人間の心のアンモラルな世界まで踏み込んでいきます。
ええっ?どんなんよ~?って思われるでしょ?
ほんと、観たらびっくりしますよ。
今やハリウッドスターも使っての大作『スノーピアサー』が、
世界中で公開(日本公開は2014年2月)
スノーピアサー Snowpiercer ポン・ジュノ監督
パク・チャヌク製作予告動画見た?←動画付の紹介記事へ
ポン・ジュノ監督の初長編映画は、
ペ・ドゥナ、イ・ソンジェ共演の
『吠える犬は噛まない』(2000年)でした。
ほえる犬は噛まない [DVD]/
ペ・ドゥナ,イ・ソンジェ
↓『吠える犬は噛まない』予告:ペ・ドゥナがホントにキュート
内容は違いますが、新鮮な驚きであったこと、
将来有望な若手監督の作品であること、
題名からこの作品を思い出しました。
ポン・ジュノ監督のような活躍もできる才能が、
渡部監督にはあると言ったら、
また、褒め過ぎてるって訝られてしまうかなあ。
いえいえ、言っておきましょう、
渡部監督はきっとメジャーデビューすることになっても、
凄い作品を作ってくれると思います。
紹介記事は再掲です。
自主映画なので、DVDの発売予定はありません。
ぜひ、今回各地の上映でご覧いただきたいデス
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