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ボブ・マーリー/ルーツ・オブ・レジェンド感想/シアーシャ・ローナン主演「ハウ・アイ・リブ・ナウ」

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『ボブ・マーリー/ルーツ・オブ・レジェンド』
Marley
アメリカ・イギリス合作映画
2012年製作
浜松シネマイーラで鑑賞

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予告はこちら↓



監督:ケヴィン・マクドナルド

出演:ジギー・マーリー、クリス・ブラックウェル、
   ボブ・マーリー、リタ・マーリー、セデラ・マーリー、
   バニー・ウェイラー、ピーター・トッシュ、
   リー・ペリー、ジミー・クリフ 他60人以上の証言を収録

“レゲエ“という音楽を世界に広めた
偉大なるミュージシャン、ボブ・マーリーの
すべてを解き明かすドキュメンタリー作品。
今や神格化されている彼の波乱の人生を、
バンドメンバーや家族、友人たちのインタビューなどと共に映し出し、
その素顔に迫っていく。
監督を務めたのは『ラスト・キング・オブ・スコットランド』のケヴィン・マクドナルド。
(ぴあ映画生活より)

ケヴィン・マクドナルド監督は、
イディ・アミン大統領役のフォレスト・ウィテカーがアカデミー主演男優賞受賞の
『ラストキング・オブ・スコットランド』(ジェームズ・マカヴォイラブラブがアミン大統領付の青年医師役)
『敵こそ、我が友 ~戦犯クラウス・バルビーの3つの人生~』
『消されたヘッドライン』( ラッセル・クロウ、 ベン・アフレック)
『第九軍団のワシ』(ジェイミー・ベルラブラブあ、主役はチャニング・テイタムです。)
などの、力作劇映画作品がありますが、

『アイルトン・セナ 音速の彼方に』
『ブラック・セプテンバー/五輪テロの真実』アカデミー長編ドキュメンタリー映画賞受賞。
『運命を分けたザイル』
などの、評価の高いドキュメンタリー作品もあります。
この『ボブ・マーリー/ルーツ・オブ・レジェンド』も、
素晴らしいドキュメンタリー映画でした。

映画には楽曲も20曲以上収録されています。
未発表のゴスペル・バージョンの「ノー・ウーマン、ノー・クライ」(←聴くたびジンとくる名曲)
など、聴きごたえもたっぷりでした。音譜
ミュージシャンとしての彼だけでなく、様々な活動も紹介されます。
「ボブ・マーリー/ルーツ・オブ・レジェンド」
オリジナル・サウンドトラック/ボブ・マーリー&ザ・ウェイラーズ


この映画は昨年の9月1日に封切られた作品で、
私がシネマイーラで鑑賞したのは今年の2月でした。
なんで今頃記事書いてるかというと、
前回の『シュガーマン 奇跡に愛された男』繋がりです。

「シュガーマン 奇跡に愛された男」の公開を記念して、
「大人の音楽映画祭~レジェンドたちの競宴~」が2月9日から、
角川シネマ有楽町と梅田ガーデンシネマでありました。

知られざるディスコ革命を豪華キャストの証言と当時の映像で描いた
「ディスコ・レボリューション」、
ブラジルを代表する音楽家アントニオ・カルロス・ジョビンの人生を音楽で綴った
「アントニオ・カルロス・ジョビン」などの日本初上陸作品などもラインナップ。
そのほか、マーティン・スコセッシ監督作の
「ジョージ・ハリスン/リヴィング・イン・ザ・マテリアル・ワールド」、
ゴダールとローリング・ストーンズが奇跡のコラボを実現した
「ワン・プラス・ワン」など全13本。
「シュガーマン 奇跡に愛された男」
「ディスコ・レボリューション」
「アントニオ・カルロス・ジョビン」
「ワン・プラス・ワン」
「ジョージ・ハリスン/リヴィング・イン・ザ・マテリアル・ワールド」
「ボブ・マーリー/ルーツ・オブ・レジェンド」
「クイーン ハンガリアン・ラプソディ:ライブ・イン・ブダペスト'86」
「ポール・マッカートニー ライヴ・キス 2012」
「ダイアナクラール ライヴ・イン・リオ」
「ストーリー・オブ・ザ・ドゥービー・ブラザーズ」
「ジェフ・ベック ライヴ・アット・イリディウム~レス・ポール・トリビュート」
「サンタナ グレイテスト・ライヴ・アット・モントルー2011」
「TOTOライヴインアムステルダム」


という豪華なラインナップで、
東京、大阪会場でご覧になった方もみえるでしょうね。
私が観ることができたのは、
『シュガーマン 奇跡に愛された男』と、
この『ボブ・マーリー/ルーツ・オブ・レジェンド』だけでした。
この2本はぜひ観たかったので
シネマイーラで公開になってホントに良かったデス音譜
私は30年程前にレゲエをよく聴いてました。
ボブ・マーリー(1945年2月6日 - 1981年5月11日)
亡くなった時は本当にショックでしたしょぼん

この映画を観て、
ボブが最後まで決して諦めず
回復を信じて治療していた、その姿を知りました。

また、ジャマイカ労働党と人民国家党が対立し、
内戦の様相を呈していたのを和解させるため、
ボブは「ワン・ラブ・ピース・コンサート」のステージに、
党首2人を上げ、
両手をとって和解の握手をさせたのは有名な話ですが、
私は映像で観たのははじめてでした。
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多くの女性から愛されたボブですが、
その女性たちがいがみ合っていない。
これは普通の人には真似できないですね。

映画にはボブの人生が網羅されていましたが、
登場する人たちがボブの事を話すのを聞いていると、
ボブはまだ、みんなの中でリアルに生きていると感じました。

映画の最後にボブが話していたことが、
テロップ付で流れます。
「本当に大きな夢がないわけではないんだ。
たった1つだけ、本当に見たい事がある。
人類が一緒に暮らしているのを見たい。
黒人、白人、黄色人種、みんながね。
それだけ。」

ボブの楽曲は今も世界中に広まり続け、愛されています。
エンディングロールでは、世界の様々な国の人たちが、
ボブの「ワン・ラブ One Love」などを歌っている姿が、
次々と流れました。
彼が亡くなって30年以上経ちますが、
彼の曲は古びることなく生き続けています。

↓有名ミュージシャン多数参加の「ワン・ラブ」のMV


↓私が一番好きなボブの曲「ノー・ウーマン・ノー・クライ No Woman No Cry」

ボブ・マーリー/ルーツ・オブ・レジェンド ブルーレイ (初回限定アウターケース仕様) [Blu.../角川書店


ケヴィン・マクドナルド監督の新作は、
イギリスで10月4日に公開の「How I Live Now ハウ・アイ・リブ・ナウ(原題)」
シアーシャ・ローナン主演(『つぐない』『ラブリーボーン』
『ウェイバック -脱出6500km-』『ハンナ』)
ジョージ·マッケイ(『ディファイアンス』の4兄弟、ダニエル・クレイグ、
リーヴ・シュレイバー、ジェイミー・ベルの弟)
トム・ホランド(『インポッシブル』で、ユアン・マクレガー、ナオミ・ワッツの長男)
原作はメグ・ローゾフのガーディアン賞・プリンツ賞受賞作
「わたしは生きていける」です。
NYを離れてイギリスで夏休みをいとこたちと過ごすことになった、
デイジー(シアーシャ)が、
第三次世界大戦に巻き込まれサヴァイヴァルすることに...
(日本公開は未定)
私、シアーシャ・ローナン好きなんです。演技上手いし。
闘う女子としては、可憐な容姿からは想像つかない、
ケイト・ブランシェットも負けちゃう最強度ですからネ(『ハンナ』)
私はジェニファー・ローレンス、クロエ・グレース・モレッツより
お気に入りの闘う女子です。
この映画も観たいなァ。
↓予告動画



わたしは生きていける/メグ ローゾフ


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