『ゴッホ 最期の手紙』
125人の画家たちが描いた
62450枚に及ぶ
ゴッホタッチ再現の油彩画
動く油絵アニメーション。
ゴッホの死の謎に迫る
サスペンス。
これは凄かった。
圧倒され
涙が溢れてしまった。
今年のマイベスト上位入り決定!
これは1本でぜひ書きたいと思ってる。
『サミット』トレーラー
東京で見逃した2本を横浜で。
ルクレシア・マルテル監督の
とても不思議で美しい『サマ』と
サンティアゴ・ミトレ監督の
政治サスペンス『サミット』
(リカルド・ダリン主演)
18世紀南米未開の地に派遣された
将校サマのダニエル・ヒメネス・カチョが
『サミット』では軽薄そうなメキシコ大統領を
演じていて芸域の広さ見せてた。
『サマ』は実験的な歴史劇、
『サミット』は重厚な政治物。
ラテンビート映画祭
コンプはできなかったけど
全部で10本鑑賞。
『新感染 ファイナル・エクスプレス』
『ソウル・ステーション パンデミック』
のヨン・サンホ監督
2014年製作長編第2作。
ヤン・イクチュンが粗暴な主人公の声。
エセ宗教に翻弄される村の悲劇。
『新感染』だけでなく、
『ソウル・ステーション』と
この『我は神なり』を観ると、
ヨン・サンホ監督の
実力と作家性が分かります。
残念ながら日本では
こういう社会派の
一般公開される大人向けの
アニメは制作されない。
フィンランド映画祭
『サーミの血』はスウェーデンに住む
サーミ族の少女が主人公のドラマでした。
本作はフィンランドに住むサーミ族の
ドキュメンタリー映画。
スイスの作家ロベール・クロットエ(1908 – 1987)は、1930年代、
かねてより夢見てきたフィンランド北部のスコルト・サーミ部族に会うために、北に向かって旅に出る。
彼の想いは部族に受け入れられ、スコルトの長老カイサと緊密な友情を育んでいく。
カイサはクロットエに部族の豊かな伝説と伝記を外部に伝承することを許可する。
これはクロットエと脆弱な部族との生涯にわたる関係の始まりでもあった。
クロットエの書籍、写真、ビデオ、音声テープを使用して、カイサ自身の子孫カトゥヤ・ガウリロフによる本作は、異なる二つの文化の出会いと二人の友情についての詩的な探求である。
それは真実とフィクションの境界にあり、スコルトの伝説とカイサの気まぐれな音楽を
アニメーションで表現するなど、
フィンランドの遥か北の地方にひっそりと生きる人々の暖かく愛に満ちたポートレートである。
(フィンランド映画祭公式サイトより)
昨年はコンプしたフィンランド映画祭だけど
今年はこの作品と、
『ペット安楽死請負人』が
東京国際映画祭のコンペ作品でもあったため
先に東京国際映画祭で鑑賞しました。
あと、アキ・カウリスマキ監督の新作
すごく楽しみにしてる『希望のかなた』は
12月に一般公開なのでその時観ます。
『リトル・ウィング』『マイアミ』なども
見たいけど日程合わず。
ノーザンライツフィルムフェスティバルで
やってくれないかなぁ。
『KOKORO 』
ベルギー=フランス=カナダ合作映画
日本の美しく険しい自然のもと人間の回復の物語を紡いだのは、ベルギー女性監督ヴァンニャ・ダルカンタラ。
フランスのオリヴィエ・アダムによる小説を、ベルギー・フランス・カナダ・日本からなる4カ国混成スタッフと共に、
穏やかに心洗われる物語へと昇華させた。
主人公アリスには、セザール賞常連女優であり、映画『奇跡のひと マリーとマルグリット』のイザベル・カレ、
もう一人の主人公ともいえる元警察官のダイスケを、
韓国映画『哭声/コクソン』で国内外の注目を浴びた國村隼が、深みのある芝居をみせている。
さらにアリスが出会う地元住人ジロウを安藤政信、
好奇心旺盛な女子高生ヒロミを門脇麦、
ダイスケの元に身を寄せる自殺志願者を長尾奈奈、葉山奨之が演じている。
(公式サイトより)
私は実は主人公アリスの弟役の
ニールス・シュネデール
(『汚れたダイヤモンド』公開中、
『ポリーナ、私を踊る』16日から公開。)
目当てだったりしたけど、
豪華キャストなんです。
ゲキシブ豪華かな?
古舘寛治さんが眼鏡なしの
シビアな顔で出て来たから、
そこ、笑うところじゃないのに、
ついニヤッとしてしまった。
島根県の隠岐島諸島でロケされた
とても静かな人間再生のドラマ。
國村隼さん、門脇麦さんは、
抜群の存在感と演技。
安藤政信くんがいるなら
私もあそこに行ってもいいかな(←馬鹿)
10月25日に行ってから2回目。
前回見れてなかった所を全部回ってスタンプラリーをコンプして
景品のテープゲット。
毎年ジャック&ベティに行く時ついでに寄ろうと思いながら行けなかったけど
今年は横浜トリエンナーレとのセット券を購入。
今年はChim↑Pomや空族も参加していて
映像作品が多目だった。
気取った現代アートでなく面白かった。
アレハンドロ・ホドロフスキー監督新作映画『エンドレス・ポエトリー』公開記念 特別企画
アレハンドロ・ホドロフスキー / パスカル・モンタンドン = ホドロフスキー共作ドローイング展と、
映画公開に先駆けて、
映画の撮影メイキングやインタビュー映像を上映。
最終日に滑り込み。
『エンドレス・ポエトリー』は
東京国際映画祭で特別招待上映ありましたが、
私は18日からの一般公開で観ます。
すごく楽しみ!
メイキングでは監督が
演出する様子も見ることができたし、
インタビューはホドロフスキー名言集
と言える熱いトークだった。
迷いが出やすい映画の選び方や見方、
これからの生き方に対して
勇気が湧いて来る話しを聞けた。
以上が11月4日から6日に観た映画と
美術展です。
東京国際映画祭で観た映画についても
まだ書きたいのだけど、
東京国際映画祭終わってから
観た映画をとりあえず
まとめておくことにしました。
11月は今後東京フィルメックス、
ポーランド映画祭、
60年代チェコスロヴァキア映画祭
などの映画祭で鑑賞します。
一般公開の作品はあまり見れそうにないですが、
前売り券買ってある作品もあるし、
美術展の招待券も娘に沢山もらったし、
蒲郡に行ってまたひと仕事あるし、
なんとか時間のやりくりしないとです