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セブン・シスターズ 感想 ノオミ・ラパスの7役!ウィレム・デフォー新作「フロリダ・プロジェクト」

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『セブン・シスターズ』←クリックで公式サイト

英=米=仏=ベルギー合作
2016年合作

アメーバマイスター募集
プレゼント当選の
試写会(なかのZERO大ホール)
で観賞。

出演:ノオミ・ラパス
グレン・クローズ
ウィレム・デフォー
マーワン・ケンザリ
ポール・スヴェーレ・ハーゲン
クリスチャン・ルーベック

監督はノルウェー出身のトミー・ウィルコラ

あらすじは…
世界的な人口過多と飢饉による食糧不足から、
厳格な一人っ子政策が敷かれた近未来。
そこでは二人目以降の子供は児童分配局によって親から引き離され、
枯渇した地球の資源が回復する日まで冷凍保存される。
セットマン家の七つ子姉妹は、唯一の身寄りである祖父によって各曜日の名前を付けられ、
それぞれ週1日ずつ外出して共通の人格を演じることで30歳まで生き延びてきた。
しかしある夜、〈月曜〉が帰宅しなかったことで、姉妹の日常は狂い始める。
〈月曜〉に何が起きたのか? 誰かが当局に密告したのか? 
何者かの裏切りにより当局に命を狙われる身となった姉妹は、
力と知恵を合わせて残酷な運命に抗おうとする。
(公式サイトより)

人口の爆発的な増加と干ばつによる
食料不足に対処すべく開発された
収穫量の多い遺伝子組み換え作物が
人体に及ぼす影響で、
多胎児の出生が急増するという皮肉。
ノオミ・ラパスが7役で演じる7人姉妹は、
出産時に母が亡くなり、
祖父のウィレム・デフォーに育てられる。
厳格な一人っ子政策を行う児童分配局の
トップはやり手の科学者グレン・クローズ。
2人目以降の子どもは児童分配局に送られ
冷凍保存されるのだが、
その措置には重大な秘密があった。

本作の見どころは
なんと言ってもノオミ・ラパスの7役演技!
『エイリアン コヴェナント』では
非常に残念な姿で登場だった
ノオミ姐さんですが、
今回は彼女の独擅場!
7人姉妹のそれぞれ性格も
得意分野も全く違うキャラクターを演じ分け、
得意なアクションも濡れ場もバッチリでございます。
ハリウッド映画ではないような
驚きの描写もあったりしました。

脇役のウィレム・デフォーと
グレン・クローズが
また素晴らしい演技。
デフォーは悪役ではないです、
7人姉妹を1人で育てあげる祖父ですから。
彼女たちを児童分配局に取られないために、
厳しい決断もするのですが、
これがまたグッとくるシーン。
そしてグレン・クローズは、
政治的な手腕も抜群だけど、
実はすごく恐ろしい事
しているキャラクターを
抜群の安定感で。
(衆院選の前に観たから
某政党リーダーを連想)

ディストピア系SF映画ですが
アクションも満載して
エンタメ性を強めています。
それがサービス過剰!?になり、
今ひとつ映画のテーマ性の強度を
緩めてしまった気がしないでもない。

ただ、ノオミ姐さんの演じ分けや
身体を張ったアクションは素晴らしいので、
ファンは必見ですね。

同じ週に公開された
『アトミック・ブロンド』に比べると
小さい配給会社の作品で
公開スクリーン数少ないですが、
まだシネコンなどで公開中だし
ミニシアターでこれから公開になる所もありますから、
気になっている方はご覧下さいね。
観たかった『アトミック・ブロンド』も
試写会が当たったのだけど、
ラテンビート映画祭の
エドゥアルド・ カサノバ監督
『スキン あなたに触らせて』のチケットを
買ってしまってあったので、
行けなくて。(娘が行きました)
『アトミック・ブロンド』と
『セブン・シスターズ』は
(名画座で2本立て公開があるかもと予想してます。)

『セブン・シスターズ』は、
アメーバマイスター募集の試写会で当たって
観させもらったので、
本当はもっと早く記事をアップすべきでしたが、
下書きしたままでペンディングになってました。
映画祭のハシゴ状態だった10月にはアップ出来ず、
公開後になってしまいました。
もうご覧になっている方も多いでしょうから、
簡単な紹介にさせていただきました。

『セブン・シスターズ』
祖父役のウィレム・デフォーが出演の映画で、
私が絶対観たいと思う
今アメリカで公開中の作品があります。
↑クリックで記事へ
この記事でも紹介しましたが、
『タンジェリン』の
ショーン・ベイカー監督
クリス・バーゴッチ共同脚本
コンビの新作
(2人はプロデューサー兼任)
The Florida Project」
(ザ・フロリダ・プロジェクト)



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ウィレム・デフォーは、
主人公の6歳の少女ムーニーが
母と暮らすモーテルのマネージャーボビーです。
「フロリダ・プロジェクト」というのは、
ウォルト・ディズニーが生前計画した
フロリダ・オーランドのテーマパーク構想。
これは後にディズニー・ワールドとして実現。
映画「ザ・フロリダ・プロジェクト」は、
フロリダ州オーランドの
ディズニーリゾート周辺で行われました。
『タンジェリン』は全編iPhoneで撮影でしたが、
今度は35ミリフィルムで撮影。
(ディズニーリゾートの中で
iPhoneでゲリラ撮影したシーンあり)
夢の王国ディズニーリゾートの側の地域で
ムーニーと友だちたちの
子どもが無邪気に夏を過ごす様子と、
大人たちの大変な生活が描かれているとのこと。
『タンジェリン』では
ハリウッドの裏通りで
売春しているトランスジェンダー女性が
主人公でしたが、
今度はディズニーリゾート周辺で
シビアな現実を生きている人々を描写。
ショーン・ベイカーは、
社会問題を個人の目線の物語を通して
映画にしてきました。
彼はケン・ローチやダルデンヌ兄弟などの
アート・フィルムが好き、
相棒のクリス・バーゴッチは
ディズニー映画やスターウォーズ好きという
好対照な嗜好ですが、
2人の共同作業が
とても良い結果を生んでいます。
「The Florida Project」
は、とても評判が良く、
公開スクリーンもどんどん増えています。
アカデミー賞にノミネート
されるかもしれないですよ。
今年作品賞受賞『ムーンライト』を配給した
A24が配給しています。
A24日本語wiki
A24公式サイト(英語)

アカデミー賞が話題になる頃には、
また予想も書くつもりでいますが、
「The Florida Project」
観てないけど、
激推し!ウインク
絶対日本公開して欲しいです。


東京国際映画祭は
4日に終わりました。
昨日は
黄金町バザール(アートフェスティバル)へ行き
2回目でスタンプラリーコンプ。
そのあと
ラテンビート映画祭の東京で見逃した
『サマ』『サミット』2本を
横浜ブルク13で観賞。
今日はまたTOHO六本木で
フィンランド映画祭の作品と
他にも渋谷で観る予定。
昨日の私のアメブロチェック欄には、
ブレラン2049のブログが
ズラッと並んでいました。
私は近頃一般公開映画を観てなくて、
記事も書いていないから、
もう辺境の映画ブロガーも板についてきた。
(ブレラン2049見るつもりでいるけど)
なうのまとめ記事は消えないってことだったから、
今週は毎日自動アップにしました。
なぜか昨日は、
いつもはなうのまとめには
いいねくれない方からもいただきました。
嬉しかったです。ありがとうございました。
お前さんはこれくらいアッサリでいいよ〜
ってことかな〜びっくり
あ、「なう」が終わるから御祝儀いいね
だったのかな。
なうのまとめの自動アップも今日が最後。
6日には今まで投稿してきたものが全部消えてしまう。
ああ無情
って感じですね。
アン・ルイスさんの懐かしい
『あゝ無情』で今回は唐突におしまい。



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