劇場サンプル「ブリッジ」
観たとき、
お団子ヘアで視界を遮られ困った話。
先週、KATT神奈川芸術劇場で
劇団サンプルの公演「ブリッジ」
見た時のこと。
芝居は
古舘寛治さんが演じるジョージが教祖の
コスモ・オルガン教会
というカルト宗教の
ピグマリオ様(ジョージの別人格の神⁉︎)
顕現10周年セミナーに
「ブリッジ」を見に来たお客が参加している
という設定。
役者たちが客席に話しかけます。
ジョージ様のモツ宇宙(コスモ)
(大腸菌)が世界のはじまりで、
人類はお尻の穴から裏返るのです。
なんのこっちゃですね。
まぁ、とにかく刺激的で面白い芝居でしたよ。
妙にエロかったし
30年くらい前に見ていた
アングラテント芝居以来の刺激だった。
あの頃のアングラ劇の破茶滅茶さと
とんでもない熱量とは違った、
現代的なスマートな雰囲気があるし、
評価されている劇団だから
公立の劇場で上演出来るのだろうけど
かなり過激で挑戦的な芝居でした。
今日本では、
面白いこと色々出来てるのは
映画より演劇だと思う。
本当はもっと芝居も観たいけど
ハマるとコワイから
映画で我慢な感じです。
【作・演出】
松井 周
【出演】
古舘寛治、奥田洋平、
松井 周
【出演】
古舘寛治、奥田洋平、
野津あおい、羽場睦子、
武谷公雄、伊東沙保、
武谷公雄、伊東沙保、
鶴巻 紬、山田百次
劇団サンプル公式サイト ←クリック
劇団サンプルとは
松井周(劇作家・演出家・俳優)の主宰する劇団。
青年団若手自主企画公演を経て、2007年に劇団として旗揚げ。松井周が描く猥雑かつ神秘的な世界の断片を、俳優とスタッフが継ぎ目なく奇妙にドライブさせていく作風は、世代を超えて広く支持を得ている。
作品が翻訳される機会も増え『シフト』『カロリーの消費』はフランス語に、『地下室』はイタリア語に翻訳されている。
『家族の肖像』(08年)と『あの人の世界』(09年)で第53、54回岸田國士戯曲賞最終候補にノミネート。
『自慢の息子』(2010年)で第55回岸田國士戯曲賞を受賞。(公式サイトより)
青年団若手自主企画公演を経て、2007年に劇団として旗揚げ。松井周が描く猥雑かつ神秘的な世界の断片を、俳優とスタッフが継ぎ目なく奇妙にドライブさせていく作風は、世代を超えて広く支持を得ている。
作品が翻訳される機会も増え『シフト』『カロリーの消費』はフランス語に、『地下室』はイタリア語に翻訳されている。
『家族の肖像』(08年)と『あの人の世界』(09年)で第53、54回岸田國士戯曲賞最終候補にノミネート。
『自慢の息子』(2010年)で第55回岸田國士戯曲賞を受賞。(公式サイトより)
劇団サンプルは10周年で
今回の公演で活動を休止します。
前置きが相当長くなりました。
会場はKATTの大スタジオ。
スタジアム形式の座席で
私は2列目でした。
私の前に座っていた女性がお団子ヘアでした。
頭の上にニョキッとお団子が生えてるような
ヘアスタイルでした。
段差があるから頭で完全に遮られたわけではないですが、
常にステージを見ている視界の真ん中辺りに
お団子がある状態でした。
私が背が低いことも原因ではあるのですが。
スタジアム形式の劇場ばかりではないです。
映画館もシネコンはスタジアム形式だけど、
特に私が良く行くミニシアターなどは、
フラットだったり、
緩い傾斜の劇場も結構あります。
「ブリッジ」の上演始まる前に、
帽子を被って座っていた人は
会場係の人に
「すみませんが上演始まりましたら、
帽子を取って下さい。」
と声をかけられていました。
でも「お団子ヘアの髪を下ろして下さい。」
とは言わないですね。
団子を頭頂部に角のように結うのでなく、
ポニーテールの位置くらいの
平たいお団子にしてくれたら
まだましなのですけど…
観劇、映画鑑賞の時には
頭頂部お団子ヘアはやめてくれないかなぁ
という、ボヤきでした。
宮崎あおいちゃんがベリーショートの
午後の紅茶のCM。
ウィッグのようですが、
大竹しのぶさんみたいで似合ってない。
とか、いや似合ってるよ。などと、
話題になったようですね。
ちなみに大竹しのぶさんは
あおいちゃん(もう31歳なんですね、
もう、あおいさんにすべきかな?)
と同じ30歳頃はこんな感じでした。
私はあおいちゃんのショート姿は
大竹しのぶさんより
樋口可南子さんに似てると思いますが、
いかがでしょう。
若い頃の
樋口可南子さんの
ショートヘア↓
当時樋口可南子さんは26歳。
大人っぽいですね。
(YouTubeに移動して見て下さいね)
ところで
お団子ヘアのルーツは、
三井記念美術館
「奈良 西大寺展 叡尊と一門の名宝」
チラシです。
近年は美術館、博物館での
大規模な仏像展が増えました。
時々会場で拝んでいる人もいます。
しかし、仏像はお寺から
美術展などに貸し出す場合、
ちゃんとお坊さんが
読経して魂抜きするから
残念ながら拝んても御利益はない
ことになっています。
拝むなら現地のお寺でしてね、
ってことで。
でも、
「病は気から。」
違った、
「鰯の頭も信心から。」
いや、
これも違うよ、
「信じる者は救われる。」かな?
だから、拝んでる人に、
「その仏像、魂抜いてありますよ。」
なんて言うのは余計なお世話ですね
これこそどうでもいい話ですが、
私はもう20年以上
ショートヘアばかりです。
抗がん剤治療で
髪の毛全部抜けた後は
超ベリーショートデビューもしたなぁ。
ショートヘアが似合って可愛いね