6月5日〜11日に劇場鑑賞した映画16本
『僕とカミンスキーの旅』
20世紀アートが詰まった
素敵な作品。
名画やカミンスキーの作品が
アニメで動き出す表現が凝っているし、
ダニエル・ブリューリュは
やっぱり上手い!
ドニ・ラヴァンも出てるよ!
熱い男たちの
剣道映画で
熊切監督本領発揮。
登場人物たちが皆愛おしい。
アネット・ベニング素晴らしい。
オスカーノミネート漏れ可哀想。
監督と同世代なため
個人的に
ばっちりツボ映画。
皮肉と毒の効いた
実験的な作品。
出てくる女性は
皆美しいけど
この困った大学教授ときたら。
『女は女である』
ゴダール60年代の
瑞々しくキュートな2本立て
早稲田松竹
『ドラゴン×マッハ!』
チャウ・シンチーの愉快な
アクション・ファンタジー
『人魚姫』
香港映画2本立て
キネカ大森
『ドラゴン×マッハ!』
マックス・チャンに痺れた
EUフィルムデーズで観た映画
オーストリア
1930年代に活躍した
女性写真家エディット・テューダー・ハートの
ドキュメンタリー映画
ソ連のスパイ行為を手伝うことになった
彼女の波乱に満ちた不幸な人生。
彼女の残した写真は素晴らしい。
4人の若き王たち』
クリスマスを
精神病院で過ごさなければならない
4人の若者たちの人間像。
デビュー作とは思えない
ドイツの女性監督テレーザ・フォン・エルツの
見事な作品。
アンジェイ・ワイダ監督が
生涯で唯一、
原案・脚本をすべて自分で担当した
ワイダ監督70年代の飛躍への
起点と言えるような
1969年の作品
タデウシュ・ルベルスキさん
解説付き。自分などが映画を語っていいのかと
本当に思う。
特別プログラム
ワイダとツィブルスキ
ポーランドの名監督と名俳優
『ズビシェク』(1969)
(ズビシェクはツィブルスキの愛称)
ヤン・ラスコフスキ監督
アンジェイ・ワイダ監督『灰とダイヤモンド』
主演などのズビグニェフ・ツィブルスキの
追悼ドキュメンタリー。
タデウシュ・ルベルスキさんと
佐藤忠男さん対談付き
エストニア
監督、脚本家、プロデューサーが
女性のチーム作品。
トークゲストは
プロデューサーのアエト・ラエグさん
エストニアの田舎町が舞台のミステリー。
銃で撃たれ昏睡状態の教員の息子を
仕事を辞めて介護する母親エルサ。
この誰もが顔見知りの狭い町で
息子を撃った犯人は?
母性神話を撃つ
チャレンジングな作品。
オランダ
1888年アムステルダム駅を中心とした
再開発で建てられた
ヴィクトリア・ホテル。
建設に絡む史実に基づく小説が原作の
人間ドラマ
立ち退かずホテルに囲まれた家が
今も残っています↓
父親、そして息子』
ブルガリア
イグリカ・トリフォノバ監督(左)
ロシツァ・ヴァルカノヴァ
プロデューサーのトーク付き。
オランダ、ハーグでの
旧ユーゴスラビア国際戦犯法廷。
ボスニア紛争の司令官だった男の
戦争犯罪を問う裁判で
主任検事カトリーヌ(ロマーヌ・ボーランジェ)と
弁護人ミハイル(サミュエル・フロラー)が対決。
史実に題材を取った重厚な作品。
イスラーム教徒とキリスト教徒が
夫婦の家庭も多かったボスニアで起こった
悲惨な戦争。
同じバルカン半島の国ブルガリアでも
イスラーム教徒とキリスト教徒が
共生する社会。
対立深まる世界の
切実なテーマに
ドキュメンタリー映画作家としても活躍する
トリフォノバ監督が挑んだ劇映画
102分とは思えない
高密度な凄い作品だった。
この1週前に観たのが
『光』
『光をくれた人』
『娘よ』
『メットガラ ドレスを纏った美術館』
『美しい星』
EUフィルムデーズで
『私に構わないで』
『リトル・マン』
この8本も
次の週観た16本も
まだなうとツイッターに
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なんとか今日したいです。
6月はすでに20本観ました。
合間に行った美術展
「木魂を彫る 砂澤ビッキ展」
「躍動する個性 大正の新しさ」
「よみがえる画家 板倉 鼎・須美子展」
三井記念美術館
「奈良 西大寺展 叡尊と一門の名宝」
フランスをはじめ世界的に活躍し
6月6日に亡くなった
写真家田原桂一氏の展覧会
「 Les Sens」
田原さんの写真
ガラスのオブジェ
光で構成された素敵な庭
田原さんの御冥福をお祈りします