『ソークト・イン・ブリーチ』
『アレノ』見ついでにツリーハント
↑東急百貨店渋谷本店
↑渋谷パルコ
クリスマスのウィンドウ↓
(私は昨年は抗がん剤治療中で出歩いていないので
師走の東京は今年初体験)
お疲れ様です。
私はクリスマスイブは
どうしよっかな?
だめ!?ニャンコのマイケル・ファスベンダー
『ソークト・イン・ブリーチ』
『アレノ』見ついでにツリーハント
『ソークト・イン・ブリーチ
~カート・コバーン 死の疑惑~』
原題:SOAKED IN BLEACH
2015年製作 アメリカ映画
ヒューマントラストシネマ渋谷で鑑賞
↓『ソークト・イン・ブリーチ』予告動画
監督:ベンジャミン・スタットラー
脚本:ベンジャミン・スタットラー 、
ドニー・アイカー 、 リチャード・ミドルトン
製作:ベンジャミン・スタットラー 、
ドニー・アイカー 、 リチャード・ミドルトン
撮影:ベン・カットチンズ
編集:ジャヴィア・アルヴァレズ 、 デイヴィッド・モリッツ
衣裳デザイン:ボニー・ストーチ
出演:
トム・グラント
カート・コバーン
コートニー・ラヴ
アーロン・バークハード
トム・グラント:ダニエル・ローバック
ディラン・カールソン:オーガスト・エマーソン
コートニー・ラヴ:サラ・スコット
映画の内容全部公式サイトにも書いてあるし、
ネタバレというか、
どういう映画か書きます。
これから観る予定で、
何も知りたくない方はスルーして下さいね。
1994年4月8日。世界に衝撃が走った。
ニルヴァーナのフロントマン、
カート・コバーンの死体が
シアトルの自宅で発見されたからだ。
死因は自殺。
91年発表のアルバム『ネヴァーマインド』が
全世界的に大ヒット、
90年代グランジ/オルタナティヴ・ブームの火付け役は、
X世代の代弁者に祭り上げられた。
が、カート自身は、その立ち位置に違和感を覚え、
プレッシャーを感じていることを隠さなかった。
だから多くのファンは、
深い哀しみの中にあっても、
どこかで彼の自死を受け入れていた。
しかし、カートの自殺に疑問を持つ人物が現れた。
カートの死の数日前、
妻コートニー・ラヴに雇われた
私立探偵トム・グラントである。
元LA保安官であるトムは、
当時のコートニーの状況や言動、
死体発見現場の様子、
地元警察の対応に不審を抱き、
仮説を立てた。
“カートの死にはコートニーが関わっている”と。
以来20年にわたり綿密な捜査を実施、
その仮説を証明するに至る。
捜査資料、関係者への取材、証拠音声、
再現ドラマを駆使して
他殺説を裏付けていく本作『ソークト・イン・ブリーチ』は、
ショッキングなドキュメンタリー・ドラマである。
(公式サイトより)
はい、
この映画は、
カートの死の数日前に
コートニーに雇われた探偵が、
カートの自殺に疑問を抱いて
“カートの死にはコートニーが関わっている”
と証明している作品です。
まあ、犯人扱いでコートニーが
この映画について怒るのは当然でしょう。
そもそも当時警察がちゃんと
捜査しなかったのが問題なんです。
それに尽きる感じですね。
人気ロックスターの死。
しかも大きな遺産問題が関わって来るのに。
ファンの後追い自殺も60人以上あったのです。
発見現場を撮影したネガが全部現像されていなかったり、
検証も足りないのです。
なんでいい加減な捜査しかしなかったのでしょうか。
それが一番不思議です。
映画の内容的には、
資料や関係者の証言などは、
興味を持って観ていましたが、
再現ドラマはチープな感じでした。
カートの死因について
興味がある方はご覧になって下さい。
という映画ではないかナ。
再現ドラマのキャストは
カートはじめ、あまり似てなかったです。
正直言うとドラマがあることで
安っぽく見えてしまう感じ...
今年はドキュメンタリー映画
『COBAIN モンタージュ・オブ・ヘック』
も公開されました。
こちらは、娘のフランシス・ビーン・コバーンが製作総指揮
として参加していて遺族公認。
カートを偲ぶ映画としては
音楽、映像も充実でおススメです。
『COBAIN モンタージュ・オブ・ヘック』感想
ニルヴァーナのカート・コバーンの
パーソナルな姿に迫る←クリック
今日観た映画は
『ディーン、君がいた瞬間』
『創造と神秘のサグラダ・ファミリア』
『怒る西行』
沖島勲+阿藤快追悼上映
『だれも知らない建築のはなし』
『アレノ』
2015年製作 日本映画
ケイズシネマで鑑賞
↓『アレノ』予告動画
監督越川道夫
脚本越川道夫 、 佐藤有紀
原案エミール・ゾラ
製作畠中鈴子 、 清野恵里子
プロデューサー奥田佑子 、 財前健一郎
撮影戸田義久
音楽澁谷浩次
録音山本タカアキ
編集菊井貴繁
衣装伊藤佐智子
ヘアメイク寺沢ルミ
助監督渡辺直樹
制作担当金子堅太郎
出演:
山田真歩
渋川清彦
川口覚
内田淳子
遊屋慎太郎
諏訪太朗
フランスの文豪エミール・ゾラの名作
『テレーズ・ラカン』。
これまで何度も映画化された
メロドラマの原点とも言うべき小説をもとに、
舞台を現代日本に置き換え、
新たな映画が誕生した。
主演は、NHK連続テレビ小説「花子とアン」の
宇田川先生役が記憶に新しい山田真歩。
その愛人を、
数々の監督に愛される個性派・渋川清彦、
夫を蜷川幸雄演出『ハムレット』(2012)の
ハムレット役に抜擢された川口覚が演じる。
監督は、これまでプロデューサーとして
『かぞくのくに』『夏の終り』『楽隊のうさぎ』を
作り出してきた越川道夫。
撮影の戸田義久、音楽の澁谷浩次(yumbo)をはじめとする
気鋭のスタッフが、
16mmフィルムで撮影された
ざらついた映像に女と男たちのすれ違う思いと、
官能の姿を描き出した。
愛されたことのないものは、
それが「愛」だと気づくだろうか?
[あらすじ]
夫を殺さなければならない。
妻とその愛人は、そう思った。
幼なじみだった3人が再会し、
妻と愛人が夫の存在を邪魔だと思うまでに、
そんなに時間はかからなかったのだ。
そして、病弱な夫を湖に突き落として殺そうとしたその時、
三人はボートもろとも転覆してしまう。
やっとのことで岸にたどり着くふたり。
しかし、そこに夫の姿はなかった。
夫は溺れて死んだのか?
ふたりは、湖畔のラブホテルに宿をとり、
夫の溺死体があがるのを待つことにするのだが…
(公式サイトより)
エンドロールを見ていて、
スタッフ殆ど一緒だなと思った。
あの映画と。
越川さん監督すればいいのにと
あの撮影を見た時思ったけど、
監督デビュー作は
山田真歩主演できました。
共同脚本は『ヘブンズ・ストーリー』の
佐藤有紀。
この映画はセリフは少ないし、
説明的な作品でもないし、
エンタメ映画ではありません。
分かりにくい映画が苦手な人、
「何を言いたいのか分からない」
と、よく思うタイプの方には
おすすめしません。
『ヘブンズ・ストーリー』や
『ドライブイン蒲生』が好きな人には
向いているかナ。
いい意味で文学青年が撮った
大人のフランス映画の雰囲気。
越川監督は私と同年なので
年齢的には青年ではないかもですが(失礼)
精神的には永遠の文学青年じゃないでしょうか。
山田真歩主演映画といえば、
『SRサイタマノラッパー2
女子ラッパー☆傷だらけのライム』
SRサイタマノラッパー2女子ラッパー☆傷だらけのライム [DVD]/
山田真歩,安藤サクラ,桜井ふみ
中性的な雰囲気が魅力の彼女ですが、
『アレノ』では
ばしっとヌードで濡れ場も熱演。
(本作はR18です)
無表情の下に複雑な心理を伺わせる難しい役で、
今まで見たことのない山田真歩です。
新しい魅力を発揮しています。
愛人役の渋川清彦はイイカゲンそうなダメンズ。
でも、ナイーブな暗さも秘めた役を
いつものようにナチュラルに演じています。
夫役の川口覚は、
ずぶ濡れで何度も出てきます。
死んでいるであろう彼に
実は一番人間ぽい存在感があったりします。
独りで缶ビールを飲んでいて
こぼしてしまう渋川さんの
面倒をみる所などは愛を感じてしまった。
姑役の内田淳子さんは静かに怖いです。
撮影は昨年12月20日~24日に
神奈川県の相模湖周辺で。
大雨も降って、
晴れている時もとても寒そう。
俳優さんたち大変だったと思いますが、
その寒そうな感じがこの映画にとても合っている。
16ミリフィルムで撮影されていて、
にっかつロマンポルノのような
雰囲気もあります。
監督と何度か仕事をしている
戸田さんのカメラ
録音の山本タカアキさんの
繊細な光、音を表現した仕事が素敵です。
渋川さんが救出された時に言うセリフに
はじめ違和感があったのですが、
これが繰り返し出て来て鍵になる
重要なセリフなのでした。
「yumbo」澁谷浩次さんの音楽が
耳に残ります。
最後に流れる曲の
ピアノのわざと外したような一音が
心に深く沈んで行きました。
解釈好きな人には
いくらでも解釈の楽しみがあるだろうし、
感じて観るのが好きな人には
あとを引くようなタイプ。
小さいですが、
印象的な映画です。
渋川清彦、越川道夫監督
越川監督は浜松出身。
シネマイーラとも関係のある方で、
お話ししたことがあります。
才能ある女性をサポートする力のある
日本のオリヴィエ・アサイヤスのような人だ
なんて言ったら褒めすぎですか?
これからもインディー日本映画界を牽引して下さい。
応援しています。
16ミリフィルムで撮影された
ざらついた映像が作品世界に合っています。
それとはまた別に、
パンフに載っているスチール写真
とても綺麗で素敵です。
お下品なジェームズ・フランコとニャンコで
メリー・クリスマス
★若尾文子映画祭 青春 アンコール上映
若尾文子さん舞台挨拶
★ローラン・グラッソ展
★小沢剛 帰って来たペインターF
★石川直樹『K2』
『一万年、後....。』
『首相官邸の前で』
『PLAYBACK アレクセイ・ゲルマンの惑星』
『ストレイト・アウタ・コンプトン』
『クリード チャンプを継ぐ男』
『神様なんかくそくらえ』
「水-神秘のかたち」
サントリー美術館
「ジャック=アンリ・ラルティーグ作品展」
写真歴史博物館
FUJIFILM SQUARE
数分間で2015年の映画を振り返るマッシュアップ動画
2016年1月公開鑑賞予定新作映画の中から、
私が観たい作品のご紹介。
鑑賞した映画の短評は↓
ツィッター eigajikou←クリック
アメブロ映画時光の「なう」←クリック
に鑑賞後随時投稿しています。
ぜひ読んで下さい。
2015年は400本近く劇場鑑賞しましたが
ブログに1本ずつの感想記事を
書くのが全然追いつきませんでした。
今年はなるべくたくさん書けたらいいなあ
と、考えてはいますけど、
どうなることやら(^o^;)
今年は映画鑑賞は
特集上映、映画祭、
トーク付上映を中心にして、
新作映画は絞っていく方針です。
東京で封切時に観ることに拘らず
横浜シネマジャック&ベティや
名画座を利用して効率よく観たいです。
美術鑑賞、舞台鑑賞、
コンサート、ライブ、
街歩きなどを
もっと増やして行きたくて、
そのブログ記事も書きたいです。
前置き長くなりましたが、
新作紹介も簡潔にしていきます。
今月はTOHOシネマズフリーパスポートがあるので、
少し多めのピックアップになりました。
パスポートでここに挙げない作品も
観るかもしれないです。
★は必ず観ようと思っている作品
2日(土)公開
★ヤクザと憲法
・タイガー・マウンテン~雪原の死闘~
・魔界戦記~雪と精と闇のクリスタル~
8日(金)公開
★クリムゾン・ピーク
★フランス組曲
★ブリッジ・オブ・スパイ
9日(土)公開
★知らない、ふたり
★世紀の光
・ヘリオス 赤い諜報戦
・ダイナマイト・ファミリー
・DOGLEGS
・ピンクとグレー
15日(金)公開
・シーズンズ 2万年の地球紀行
・パディントン
1日16(土)公開
★殺されたミンジュ
★の・ようなもの のようなもの
★白鯨との闘い
★バーバリアンズ セルビアの若きまなざし
★ふたりの死刑囚~再審、いまだ開かれず~
★最愛の子
東京フィルメックスで鑑賞済みおススメ!
★ユートピア
・空人
・千年医師物語~ペルシアの彼方へ~
・若き詩人
1日22(金)公開
・ビューティー・インサイド
1日23(土)公開
★愛しき人生のつくりかた
★サウルの息子
★ザ・ウォーク
★LIVE!LOVE!SING!生きて愛して歌うこと 劇場版
・お母さん、いい加減あなたの顔は忘れてしまいました
・エージェント・ウルトラ
・メモリーズ 追憶の剣
1日30(土)公開
★ドリーム ホーム 99%を操る男たち
★俳優 亀岡拓次
★ビハインド・ザ・コーヴ~捕鯨問題の謎に迫る~
★ブラック・スキャンダル
・アトリエの春、昼下がりの裸婦
・99分、世界美味めぐり
・残穢【ざんえ】‐住んではいけない部屋‐
・蜃気楼の舟
・ジェンダー・マリアージュ~全米を揺るがした同性婚裁判~
・ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります
・ロパートキナ 孤高の白鳥
★『ヤクザと憲法』
監督:土方宏史
↓「ヤクザと憲法」予告動画
『タイガー・マウンテン~雪原の死闘~』
監督:ツイ・ハーク
出演:チャン・ハンユー、
レオン・カーフェイ、 ケニー・リン
『魔界戦記~雪と精と闇のクリスタル~』
監督:ピーター・パウ
出演:チェン・クン、 リー・ビンビン、
ウィンストン・チャオ
8日(金)公開
★『クリムゾン・ピーク』
監督:ギレルモ・デル・トロ
出演:ミア・ワシコウスカ、
ジェシカ・チャステイン、 トム・ヒドルストン
★『フランス組曲』
監督:ソウル・ディブ
出演:ミシェル・ウィリアムズ、
クリスティン・スコット・トーマス、 マティアス・スーナールツ
★『ブリッジ・オブ・スパイ』
監督:スティーヴン・スピルバーグ
出演:トム・ハンクス、 マーク・ライランス、
スコット・シェパード
アカデミー賞作品賞にノミネートされるでしょう。
マーク・ライランスが助演男優賞最有力。
9日(土)公開
★『知らない、ふたり』
監督:今泉力哉
出演:レン、 青柳文子、
ミンヒョン
↓『知らない、ふたり』予告動画
★『世紀の光』
監督:アピチャッポン・ウィーラセタクン
出演:ナンタラット・サワッディクン、
ジャールチャイ・イアムアラーム、 ソーポン・プーカノック
↓『世紀の光』予告動画
『ヘリオス 赤い諜報戦』
監督:リョン・ロクマン サニー・ルク
出演:ジャッキー・チュン、
ニック・チョン、 ショーン・ユー
『ダイナマイト・ファミリー』
監督:チョン・ヒョンジュン
出演:チャンソン、 ユン・サンヒョン、
ソン・セビョク
『DOGLEGS』
監督:ヒース・カズンズ
出演:サンボ慎太郎、 アンチテーゼ北島、 愛人(ラマン)
『ピンクとグレー』
監督:行定勲
出演:中島裕翔、 菅田将暉、 夏帆
15日(金)公開
『シーズンズ 2万年の地球紀行』
監督:ジャック・ペラン ジャック・クルーゾー
『パディントン』
監督:ポール・キング
出演:ヒュー・ボネヴィル、 サリー・ホーキンス、
ジュリー・ウォルターズ
1日16(土)公開
★『殺されたミンジュ』
監督:キム・ギドク
出演:マ・ドンソク、
キム・ヨンミン、 イ・イギョン
↓『殺されたミンジュ』予告動画
★『の・ようなもの のようなもの』
監督:杉山泰一
出演:松山ケンイチ、 北川景子、 伊藤克信
★『白鯨との闘い』
監督:ロン・ハワード
出演:クリス・ヘムズワース、 ベンジャミン・ウォーカー、
キリアン・マーフィー
★『バーバリアンズ セルビアの若きまなざし』
監督:イヴァン・イキッチ
出演:ジェリコ・マルコヴィッチ、
ネナド・ペトロヴィッチ、 ヤスナ・ジュリチッチ
↓『バーバリアンズ セルビアの若きまなざし』予告動画
★『ふたりの死刑囚~再審、いまだ開かれず~』
監督:鎌田麗香
↓『ふたりの死刑囚~再審、いまだ開かれず~』予告動画
★『最愛の子』
東京フィルメックスで鑑賞済みおススメ!
監督:ピーター・チャン
出演:ヴィッキー・チャオ、
ホアン・ボー、 トン・ダーウェイ
★『ユートピア』
監督:スカッド
出演:アドニス、
ジャッキー・チャオ、 モウ・チン
『若き詩人』
監督:ダミアン・マニヴェル
出演:レミ・タファネル
『空人』
監督:小沼雄一
出演:奥野匡、 高橋かおり、 高橋里央
『千年医師物語~ペルシアの彼方へ~』
監督:フィリップ・シュテルツェル
出演:トム・ペイン、 ベン・キングズレー、
ステラン・スカルスガルド
1日22(金)公開
『ビューティー・インサイド』
監督:ペク
出演:ハン・ヒョジュ、 キム・デミョン、
ト・ジハン
1日23(土)公開
★『愛しき人生のつくりかた』
監督:ジャン=ポール・ルーヴ
出演:アニー・コルディ、 ミシェル・ブラン、 マチュー・スピノジ
★『サウルの息子』
監督:ネメシュ・ラースロー
出演:ルーリグ・ゲーザ、
モルナール・レヴェンテ、 ユルス・レチン
2015年カンヌ国際映画祭コンペ部門グランプリ。
アカデミー賞外国語映画賞最有力です。
↓『サウルの息子』予告動画
★『ザ・ウォーク』
監督:ロバート・ゼメキス
出演:ジョセフ・ゴードン=レヴィット、
ベン・キングズレー、 シャルロット・ルボン
★『LIVE!LOVE!SING!生きて愛して歌うこと 劇場版』
監督:井上剛
出演:石井杏奈、 渡辺大知、 木下百花
↓『LIVE!LOVE!SING!生きて愛して歌うこと 劇場版』予告動画
『お母さん、いい加減あなたの顔は忘れてしまいました』
監督:遠藤ミチロウ
出演:遠藤ミチロウ、
THE STALIN Z、 THE STALIN 246
『エージェント・ウルトラ』
監督:ニマ・ヌリザデ
出演:ジェシー・アイゼンバーグ、
クリステン・スチュワート、 トファー・グレイス
『メモリーズ 追憶の剣』
監督:パク・フンシク
出演:イ・ビョンホン、
チョン・ドヨン、 キム・ゴウン
1日30(土)公開
★『ドリーム ホーム 99%を操る男たち』
監督:ラミン・バーラニ
出演:アンドリュー・ガーフィールド、 マイケル・シャノン、 ローラ・ダーン
★『俳優 亀岡拓次』
監督:横浜聡子
出演:安田顕、 麻生久美子、 宇野祥平
↓『俳優 亀岡拓次』予告動画
★『ビハインド・ザ・コーヴ~捕鯨問題の謎に迫る~』
監督:八木景子
出演:ルイ・シホヨス、 リック・オバリー
★『ブラック・スキャンダル』
監督:スコット・クーパー
出演:ジョニー・デップ、 ジョエル・エドガートン、
ベネディクト・カンバーバッチ
『アトリエの春、昼下がりの裸婦』
監督:チョ・グニョン
出演:パク・ヨンウ、 キム・ソヒョン、 イ・ユヨン
『99分、世界美味めぐり』
監督:トーマス・ジャクソン、
シャーロット・ランデリウス、
ヘンリック・ストッカレ
出演:アイステ・ミセヴィチューテ、
パーム・パイタヤワット、 アンディ・ヘイラー
『残穢【ざんえ】‐住んではいけない部屋‐』
監督:中村義洋
出演:竹内結子、 橋本愛、 坂口健太郎
『蜃気楼の舟』
監督:竹馬靖具
出演:小水たいが、 田中泯、 足立智充
『ジェンダー・マリアージュ~全米を揺るがした同性婚裁判~』
監督 :ベン・コトナー
ライアン・ホワイト
『ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります』
監督:リチャード・ロンクレイン
出演:モーガン・フリーマン、 ダイアン・キートン、
シンシア・ニクソン
『ロパートキナ 孤高の白鳥』
監督:マレーネ・イヨネスコ
出演:ウリヤーナ・ロパートキナ、
アニエス・ルテステュ、 ジャン=ギョーム・バール
簡単にしましたが、
1ヶ月分だとやはり量が多くなります。(^o^;)
「未体験ゾーンの映画たち 2016」
「トーキョー ノーザンライツ 映画祭」
などの特集上映、
名画座の上映作品
については
次回の記事です!
『スター・ウォーズ展
未来へつづく、創造のビジョン。』
横浜そごう美術館にて
昨年六本木でやっていた時に行かなかったので、
今回横浜そごう美術館での展示に行って来ました。
あいかわらず会期ギリギリでf^_^;
首都圏初公開の展示もあったし、
「フォースの覚醒」の追加展示もありました。
そごう美術館はCLUB ONカードを提示すると
200円引きになるし、ポイントも付いてお得。(^_^)v
私がしっかり観てきたのは
映画撮影で使われた衣装や小道具、
歴代に登場した宇宙船などの精巧なプラモデルです。
昔のライトセーバーは年季が入ってました。
ジョージ・ルーカスのオファーで世界中の
アーティストが、
スター・ウォーズからインスピレーションを受けて
制作した絵画作品の展示も多数ありました。
上のチラシの画もその一部です。
私が気に入ったのはカーミットとヨーダのこれ↓
グッズ売り場は賑わっていましたが
私は何も買いませんでした。(^o^;)
「フォースの覚醒」が公開されて
グッズも増えているのかもしれませんね。
ストームトルーパーのヘルメットが
27.500円(税込29.700円)でした。
スター・ウォーズ展の展示品の
ストームトルーパーの衣装と
遜色ない感じに見えました。
買った人みえますか?
私は今回は何も買いませんでしたが、
以前R2-D2のフィギアが付いた
ボールペンを買った覚えがあり、
探してみたのですが出てきませんでした。f^_^;
これはありました。↓
本の栞くらいの3Dカードです。
2002年とあるので
『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』
の時に買ったのですね。
3DのR2-D2とヨーダがとてもリアルなんです。
小さいのに結構なお値段するんだなァ。
と、思って買った覚えがあります。(^▽^;)
私は特にスター・ウォーズファンではなく、
ミーハー根性で観てきただけです。(^o^;)
以前よく書いていましたが
SFのシリーズもので一番好きなのは
『新スタートレック』
Star Trek: The Next Generation
TNGです。
(JJに「新スタートレック」シリーズの
リブートは絶対にして欲しくありません。)
新スター・トレック シーズン1<トク選BOX> [DVD]/
パトリック・スチュワート,
ジョナサン・フレイクス,
ブレント・スパイナー
関連記事↓
転送装置に入ってみたい?
ブライアン・シンガーのTNG出演画像←クリック
スター・トレック イントゥ・ダークネス 感想←クリック
「新スタートレック」リブートするなら、
筋金入りトレッキーでTNGに出演経験もあり、
『X-MEN:フューチャー&パスト』の中でも
スタートレックは
おいらに監督させて!とメッセージしてた場面があった
ブライアン・シンガーにやって欲しいです。
映像をサンプリングしてるこの場面で
TV映像のひとつが「スタートレック」でしたネ。
↑これは、「週刊スタートレック」の
読者プレゼントでもらいました。
↓「スター・ウォーズ フォースの覚醒」メイキング動画
↑この動画がスター・ウォーズ展の会場でも
流れていました。
スタッフ、キャストが楽しそうに仕事をしています。
そういう風に撮ったのでしょうけど、
みんなイイ顔してるなと思いました。
サイモン・ペッグなんて子どもみたいに
嬉しそうな顔しています。
ジャンク商人アンカー・プラット役のサイモン・ペッグ
↑これは4月公開の『ミラクル・ニール!』
原題:Absolutely Anything
主演サイモン・ペッグ、共演ケイト・ベッキンセール。
サイモン演じるニールの愛犬デニスの声がロビン・ウィリアムズ。
まだ日本公開が決まってない時、
ロビン・ウィリアムズの
最後の遺作になる作品なので紹介しようと
記事を下書きしたままUPしそびれました。(^^ゞ
昨年のしたまちコメディ映画祭で
プレミア上映されましたね。
モンティ・パイソンのテリー・ジョーンズ監督。
なんでも願いがかなうという能力を手に入れたニールが、
その能力をロクなことに使わないというSFコメディ。
モンティ・パイソンのメンバーが声優で出演しており、
テリー・ギリアム親父も出てますよ。
公開を楽しみにしている作品です。
↓『ミラクル・ニール!』予告動画
ぐるナイ ゴチの新メンバーに
二階堂ふみちゃん。とのことですが、
私はTVを殆ど見ないので、
ぐるナイ ゴチも見たことがありません(^o^;)
でも、その発表の効果か、
1月2日から『私の男』と
『ジヌよさらば かむろば村へ』の記事に
アクセスがとても増えました。
(でも、なぜか『この国の空』はそんなに多くない。
マイナーすぎかな!?(^o^;))
今までの私のアメブロ順位の最高位は、
総合435位、映画7位、洋楽1位でしたが、
今回はそれに次ぐ
総合1755位、映画14位、洋楽4位でした。
アメブロのアクセスのカウントは、
巡回ロボットもクローラもカウントしてるのでしょうね。
私は自分で付けている解析ツールでは、
ロボットもクローラも除外してカウントしています。↓
↑このロボット、クローラ除外のアクセス数では
土曜が841
日曜が1030
で日曜の方が増えています。
↑でも、アメブロのアクセス解析では
土曜が7278
日曜が6787
で、日曜の方が減っていて、
順位も落ちてしまいました。
アクセス数も順位も
全く気にされていない方には、
何のことやらの内容ですみませんが、
私は競争好きだし(笑)
ブログが1人でも多くの人に読んでもらえたら嬉しく、
励みになるので気にしています。σ(^_^;)
更新回数を増やせばアメブロ順位は
上がりやすいですね。
今まで毎日更新もできていないのですが、
今年はやってみようと挑戦中です。
昨日はなうのまとめの自動更新でしたが、
月曜はこれがあるので便利(笑)
でも、日曜の夜にUPした記事が
埋もれてしまい、
常連さんにも読んでもらえないのが残念。
これからは記事は短めに書きます。
毎日更新目指しますので、
ぜひ読みに来て下さい!
まとめ読み歓迎です!
ちなみに埋もれた記事はこちら↓
1月公開鑑賞予定新作映画←クリック
今年になってからまだ映画を観てなくて
今日から観ます。
まだ、昨年観残した作品も観て行きます。
いずれ、2015年度のマイランキングも
書こうと思っていますが、
まだ先になります。(^▽^;)
鑑賞した映画の短評は↓
ツィッター eigajikou←クリック
アメーバ映画時光の「なう」←クリック
に鑑賞後随時投稿しています。
ぜひ読んで下さい。
書き初めしました!
元正啓令節
元正令節を啓く
(がんしょうれいせつをひらく)
新年(元日、正月)を迎え嘉き福を啓く
今年も遅れてしまったけど、f^_^;
おめでたい言葉で
書初めしました。
そして、今年最初に観た映画は
フリーパスポートで
『完全なるチェックメイト』
分かっている結果だけど
引き込まれましたよ。
今週の土曜日9日に
横浜シネマジャック&ベティで
『陽光桜』
が初日となります。
戦死した教え子たちの鎮魂と、
世界恒久平和への願いを託して
桜の新品種登録第一号となる「陽光」を生み出した、
高岡正明氏の生涯をモデルに描かれた映画。
原作・脚本・監督:高橋玄
出演:笹野高史、的場浩司
宮本真希、風祭ゆき
長谷直美、野村宏伸、
川上麻衣子、津川雅彦 他
9日は9:45~の回の上映後に
笹野高史さん、貴山侑哉さん、
永倉大輔さん、長谷直美さん、
風祭ゆきさん、高橋玄監督の
舞台挨拶があります。
私の友人が配給宣伝して頑張っています。
とても好評で都内での再映は
品川プリンスシネマで2月20日より。
9日に行きますので、
小人がいたら私です。(^▽^;)
↓『陽光桜 -YOKO THE CHERRY BLOSSOM-』予告編
鑑賞した映画の短評は↓
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に鑑賞後随時投稿しています。
ぜひ読んで下さい。
1月に私が観たい特集上映や名画座の映画
1月公開鑑賞予定新作映画←クリック
ヒューマントラストシネマ渋谷で開催中の
『未体験ゾーンの映画たち2016』
昨年は抗がん剤治療中で
行けませんでした。
今年は行きます。
全部で50本上映されます。
ホラー映画が多いのですが、
私は特に好んで観る分野ではないので、
今回観たいと思っている
作品はこんな感じです。↓
『ベラ』
ジョッシュ・ブロエッカー監督
ドイツ映画
↓『ベラ』予告動画
『特捜部Q キジ殺し』
ミケル・ノガール監督
デンマーク=ドイツ=スウェーデン合作映画
↓『特捜部Q キジ殺し』予告動画
『リトル・バード 164マイルの恋』
エルジン・ジェームス監督
アメリカ映画
↓『リトル・バード 164マイルの恋』予告動画
『神なるオオカミ』
ジャン=ジャック・アノー監督
中国=フランス合作映画
↓『神なるオオカミ』予告動画
『ビッグマッチ』
チェ・ホ監督
韓国映画
↓『ビッグマッチ』予告動画
『バンド・コールド・デス』
ジェフ・ハウレット&マーク・コビノ監督
アメリカ映画
↓『バンド・コールド・デス』予告動画
『グランド・ジョー』
デヴィッド・ゴードン・グリーン監督
アメリカ映画
↓『グランド・ジョー』予告動画
『グランド・ジョー』でタイ・シェリダンは
2013年のヴェネチア映画祭で
マルチェロ・マストロヤンニ賞(新人賞)受賞。
この時は受賞予想の記事を書き、
ぴったり当てられたのはタイ・シェリダンの受賞
だけだったんですよ(^o^;)
演技派ニコケイが見られる
(いつからか珍しくなってしまった!?)
作品なのに公開されないのかなァ
と思っていましたが今頃ここで公開。
WOWOWでも放送されてるというね(゚ー゚;
『パロアルト・ストーリー』(ジア・コッポラ監督)も
やはり劇場公開よりWOWOW放送が早かったですが、
原作・出演ジェームズ・フランコに誠意を示し(笑)
ちゃんと劇場鑑賞しましたよ。
ジェームズ・フランコの小説「パロアルト・ストーリー」
が原作の短編映画を大学での教え子たちに制作させ、
上映した時の収益を障碍のある子どもたちのアート活動に寄付する
というチャリティーのクラウドファンディングに出資しました。
ジェームズ・フランコからビデオレターが届くという
特典に惹かれてという理由もありましたがf^_^;
『グランド・ジョー』も劇場鑑賞したいです。
テレンス・マリック監督『ファミリー・ツリー』
で、デビューしたタイは、
ジェフ・ニコルズ監督『MUD -マッド-』
が日本公開されていますが、
作家性のある監督の作品などに出ているためか
日本公開作品は、
2013年の映画出演3作目『グランド・ジョー』
がやっと公開です。
私はユアン・マクレガー(キリスト役)と共演した
「Last Days in the Desert」2015
(ラスト・デイズ・イン・ザ・デザート)
シャーリーズ・セロン、ニコラス・ホルトと共演
「Dark Places」2015
(ダーク・プレイシズ)
(第28回東京国際映画祭パノラマ部門で上映)
なんか観たいです。
タイは2015年公開作は
主演1本を含め5本に出演。
2016年は4本でその中の1本は
『X-MEN:アポカリプス』のサイクロップス役!
ブライアン・シンガー監督お気にだった
ジェームズ・マースデンの後釜ですからね~(´0ノ`*)
楽しみざんす。
プラダ(PRADA)2015年秋冬メンズウェアの
キャンペーンモデルを
スクート・マクネイリー、マイケル・シャノン
という、渋い演技派の2人と務めてますよ。
今後の活躍も楽しみな19歳です。
脱線した(;´▽`A``
戻ります。
『アピチャッポン・イン・ザ・ウッズ』
イメージフォーラム
アピチャッポン・ウィーラセタクン監督の作品は
『ブンミおじさんの森』しか観ていないので、
今回の特集上映はコンプしたいです。
生誕100年記念映画祭「市川崑 光と影の仕草」
トークショーのある作品を選びます。
「映画作家 田中登」
シネマヴェーラ渋谷
田中登監督の作品は
『人妻集団暴行致死事件』しか
観ていません。
めす市場、責め地獄、実録阿部定など
観ておいた方がいいかな。
「永遠のオリヴェイラ
マノエル・ド・オリヴェイラ監督追悼特集 PART1」
ユーロスペース
できれば全部観たいと考えてます。
「映画女優 菜葉菜 特集!」
シネマノヴェチェント
アメブロブロガーさんに熱心なファンがいる
菜葉菜さんの特集。
昨年のオープン以来行ってみたい劇場ですが、
まだ行けていません。
この機会に行こうかなと思っています。
「ウンザ!ウンザ!クストリッツァ!」
エミール・クストリッツア監督は
生きてる監督では一番好きな監督です。
(オールタイムベスト1はジョン・カサヴェテス)
作品は劇場鑑賞し、DVDも持ってる。
でもせっかくの劇場鑑賞の機会だから行こうと思う。
ジャック&ベティでもやるからその時になりそうです。
クストリッツァ監督久しぶりの長編新作は
セルビアで今年公開予定の
監督・脚本・主演の「On the Milky Road」
で、モニカ・ベルッチと共演。
ミキ・マノイロヴィッチも出ます!
日本公開は2017年かな?
とても楽しみ!
「映画監督 三隈研次」
「キューバ映画特集 革命映画から映画革命へ」
なかなか行けないフィルムセンターの上映だけど、
2月6日の応援している配給会社Action Inc.代表の
比嘉セツさんと太田昌国さんのトークイベントは
必ず行きたいです。
今「キューバ映画のポスター展」もやっていて
これはぜひ観たい。
1月公開鑑賞予定新作映画←クリック
↑この記事で紹介したように新作も観たい作品多いです。
今年は1ヶ月に観るのは30本くらいに抑えたいけど、
1月はTOHOシネマズのフリーパスポートもあるし、
とても無理かな(^o^;)
昨日観たのは
『消えた声が、その名を呼ぶ』
大好きなファティ・アキン監督の新作。
今回はいつものユーモアのあるテイストとは違い
ガチなシリアス歴史もの。
トルコ人監督である彼が、
100年前にオスマン・トルコで起こった
アルメニア人大虐殺事件を背景に描いた
とてもチャレンジングな作品。
はぐれた娘たちを探して地球を半周する
喉を切られて声を失った父親の苛酷な旅路。
胸が詰まる展開だけど、見応えある力作。
『ローマに消えた男』
イタリア最大野党を率いる書記長のエンリコが
国政選挙を前に失踪し、双子の兄ジョバンニが
代役を務めることに。
双子は名優ト二・セルヴィッロが
1人2役で芸達者に演じて魅力的。
私の好きなヴァレリオ・マスタンドレアは
エンリコの有能な右腕。
昨年の『天使が消えた街』では
すごく嫌な感じのネズミ男みたいな役
(上手いけど)
だったけど、
本作はダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞
(イタリア映画界の最高の賞)で、
助演男優賞を受賞した人間味溢れる
素晴らしい演技。
風刺と苦みが効いた面白い作品でした。
鑑賞した映画の短評は↓
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に鑑賞後随時投稿しています。
ぜひ読んで下さい。
『陽光桜 YOKO THE CHERRY BLOSSOM』
2015年製作 日本映画
シネマジャック&ベティで鑑賞
ジャック&ベティでの上映は1月9日(土)~22日(金)
浜松シネマイーラでは3月5日(土)~11日(金)に上映
地元松山シネマルナティックでは大ヒットにつき
1月30(土)~2月12(日)再映決定
品川プリンスシネマで2月20日(土)~東京地区再上映
その他の上映情報は『陽光桜』公式サイト←クリック
↓『陽光桜 -YOKO THE CHERRY BLOSSOM-』予告編
原作・脚本・製作総指揮・監督:高橋玄
プロデューサー:町田弥生
相川真範
撮影:フィル・ハーダー
照明:小川満
録音:深田晃
編集:太田義則
美術:林天外(高橋玄監督別名義)
音楽:ベンジャミン・ベドゥサック
主題歌:ザ・ブルーハーツ
出演:笹野高史、
的場浩司
宮本真希
風祭ゆき
長谷直美
野村宏伸、
川上麻衣子
ささの翔太
津川雅彦 他
『陽光桜-YOKO THE CHERRY BLOSSOM-』は、
愛媛県川内町(現在の東温市)で生まれ
2001年に92歳で亡くなった
「知られざる偉人」高岡正明氏の生涯を
モデルに描かれた。
第二次大戦中、軍国教育を行っていた
青年学校で教師をしていた高岡正明は、
自分は脊椎カリエスを患っていたため兵役には就けず、
終戦直後から「わしが教え子たちを戦地に送り込んでしまった」
との自責の念に苦しみ続けた。
彼は「戦争という、二度とこのような悲惨なことを繰り返してはならない。
戦死した教え子たちの鎮魂と、
世界恒久平和への願いを託して新しい桜を自分の手で作ろう」と、
生涯を賭けた桜の新品種開発を誓う。
その桜は「新しい桜」でなければならなかった。
「厳寒のシベリアで散った子たちもいる。
亜熱帯のインドシナ半島で亡くなった子もおる。
教え子たちの鎮魂と世界各国への
平和のメッセージを託すには、
これまでの桜ではいかん。
どんな気候でも花を咲かせる、
病気にも強い樹勢が良い品種でなければいかんけん」
その挑戦は苦難の連続だった。
植物遺伝学上、桜は人工受粉で新たな品種をつくることは
「不可能」だと言われていた。
しかし、自らの誓いを胸に秘め不屈の精神で試行錯誤を繰り返し、
30年後、ついに桜の新品種登録第一号となる「陽光」を生み出す。
(公式サイトより)
高橋玄監督は
『ポチの告白』
『ゼウスの法廷』
など、反権力な作品で知られていますが、
本作は固い教科書偉人伝的な作品でなく、
笹野高史さんがコミカルに主人公を演じ、
ユーモアがあって笑える面白い映画です。
ニューヨーク在住、
全米映画監督協会会員で、
プリンス、エネミムなど
トップ・アーティストのミュージック・ビデオや
Apple、GAP、マクドナルドなどのCMの
監督もしているフィル・ハーダーにより
撮影された映像が美しいです。
↓ザ・スクリプト(The Script)の「Six Degrees of Separation」
フィル・ハーダー監督
高岡正明氏の本職は農業でしたが、
経済面は家族にまかせて
桜の開発を続け
家族からも宇宙人と言われる人でした。
苗を開発後、世界各地に送って「陽光」は植樹されました。
杉原千畝が外交官を務めたリトアニアにも植えられました。
ローマ法王や各国の政治家などからの
感謝状も届いていましたが、
家族にも伝えなかったため
「しられざる偉人」でした。
高橋玄監督は取材をして
原作のノンフィクション
『陽光桜 非戦の誓いを桜に託した、
知られざる偉人の物語』
を執筆。
集英社より刊行されています。
陽光桜 非戦の誓いを桜に託した、
知られざる偉人の物語/高橋 玄
高岡氏の地元愛媛や全国からの
協力・支援も受けていますが、
この映画の製作資金の約半分は
監督と監督のプロダクションが調達し、
製作事業としては独立プロ作品で、
いわゆる地域起こしの「ご当地映画」ではなく、
はじめから国際的な観客層を想定して製作したそうです。
独立プロ作品なので
全国展開のシネコン上映とはいきませんが、
単館の映画館、ミニシアターでの上映の他、
自主上映や学校での上映が広がっています。
私の友人が配給宣伝を頑張っています。
これから上映される地域もありますので
ここ←クリックで確認してくださいね。
シネマジャック&ベティでの上映は
朝9:45~にもかかわらず、
お客さんがたくさん入っていました。
会場からは笑声が出て
皆さん楽しんでいる雰囲気が伝わってきました。
舞台挨拶での笹野さんのトークは軽妙で
ウケてました。
大ベテランの笹野さんですが、
主演作は本作がはじめて。
「日本アカデミー賞の主演男優賞がもらえないかしらと、
検索してみたら、
ノミネートの対象になっておらず残念でした(笑)
1人でも多くの方に観て戴きたいので、
ぜひ周りの方に吹聴してススメてくださいね。」
と話されました。
日本アカデミー賞の選考基準を調べたら、
「東京地区に於ける商業映画劇場にて、
有料で35mm又は70mmのフイルム及び
デジタルシネマ方式で初公開され、
原則として1日3回以上上映し、
劇場公開を目的に製作された新作で、
通常の宣伝のもとに 2週間以上継続して公開された、
40分以上の作品が対象となります
(モーニング・レイトショーのみの上映は含みません)。」
となっていました。
インディー映画の場合
ミニシアターで
1日1回の上映や
モーニング・レイトショー上映の場合も多いから、
この基準を満たさない作品も多いですね。
日本アカデミー賞はシネコン上映の
大手映画会社の作品ばかりになるわけだ。
『陽光桜』劇中に
杉原千畝との歴史的なつながりで
リトアニアに「陽光」を贈ろうと
NPO職員役の永倉大輔さんと
正岡氏役笹野さんが話しをするシーンがあります。
「これは期せずして映画『杉原千畝 スギハラチウネ』
の宣伝しちゃいましたね、
『陽光桜』の企画の方が先だったんですよ。」
というお話が舞台挨拶でも出ていました。
シネマジャック&ベティでは、
昨年12月に
2015年に逝去した映画監督・沖島勲さん
俳優・阿藤快さんを偲んで
「沖島勲×阿藤快 追悼上映」がありました。
笹野高史さんと同年代で
同じく大ベテランの俳優
阿藤快さんも主演映画は沖島勲監督の
『一万年、後…。』だけでした。
『一万年、後…。』は『陽光桜』より
さらに小規模なインディー映画です。
でも、両作品とも次世代、後世への
責任感を持った大人が作った映画と受け止めました。
自分たちが生きてるうちの
現世利益だけを追いかける無責任な大人ではダメだ。
そんなメッセージを受け取りましたよ。
しかも両作品ともユーモアがあって
説教臭くないのがイイなあと思います。
機会がありましたらぜひご覧になって下さい。
アメブロブロガーsakuさんの記事↓
【頑張れ日本映画2016年春~陽光桜 YOKO THE CHERRY BLOSSOM~】←クリック
笹野さんの息子ささの翔太さんが演じる。
高岡正堂役的場浩司、その妻恵子役宮本真希、
高岡正明の妻艶子役風祭ゆき
何十年経ってもみんな老けないのはご愛嬌かな(^o^;)
天城吉野(アマギヨシノ)と寒緋桜(カンヒザクラ)の
交配により開発され、
丈夫で花は一重でピンクの色が濃く大きいのが特徴。
昨日観たのは他に
フリーパスポートで
『ブリッジ・オブ・スパイ』
スピルバーグ監督、トム・ハンクス主演
冷戦時代が舞台のバランスの取れた歴史もの。
アカデミー賞作品賞にノミネートはされるけど
受賞はしないでしょう。
スピルバーグの監督賞ノミネートはなさそう。
トム・ハンクスはアカデミー理事のため
ノミネート辞退が慣例。
マーク・ライランスが助演男優賞ノミネート確実で
受賞も今の所最有力。
スタローン隊長が迫っている感じ。
ガンバレ隊長!
鑑賞した映画の短評は↓
ツィッター eigajikou←クリック
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に鑑賞後随時投稿しています。
ぜひ読んで下さい。