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人生なき人生 イラン映画 感想 東京国際映画祭鑑賞作品と受賞予想

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サティアール役アミル・ワザンと監督


『人生なき人生 』


イラン映画

東京国際映画祭コンペ作品


モフセン・マフマルバフ、サミラ・マフマルバフ、バフマン・ゴバティ監督などの助監督をしてきた

カワェ・モインファル監督第1作。(助監督経験豊富ですでに巨匠の様な風貌です。1974年生まれで監督デビューは遅かった澤井信一郎監督みたいかな?)


ウィーンへの留学準備が整っている若い音楽家のサティアールだが、父アルテシールは反対している。

その父が急に倒れ癌で余命半年の告知を受ける。

治療にお金がかかるのに父がお金を貸した相手が返してくれないので、

サティアールが代わりに交渉に行く。

彼のセタール(ギターのような3弦のイランの弦楽器)の演奏と歌が素晴らしいので、

それを聴いた相手がお金を返してくれた。

父は化学療法の抗がん剤点滴中に

同じくガン患者の女性マルジャンと知り合い…


登場人物たちの人柄、生活感などが丁寧に描かれていて、

どこの国の家族も同じ様な悩みを抱えているのだなぁと思った。

今年の東京国際映画祭では手持ちカメラぐらぐら映像をたくさん見たので固定カメラの安定感が嬉しかった。

監督が10年前にお父さんを癌で亡くされ

その経験が元になっていますし、

俳優の好演もあって、

私はガンサバイバーなので癌闘病描写ある映画に厳しくなってしまうけど本作は素直に見れた。

人情溢れるユーモアとバラエティーに富んだイラン音楽が素晴らしい佳品です。

クルド人としての父の人生、

父の束縛を乗り越えようとする息子の姿が描かれていますが、普遍性のある家族ドラマになっています。

サティアールの演奏する音楽はじめ、

バラエティーに富んだイラン音楽を堪能。

監督自身もセタールを弾くそうです。

音楽担当のニマ・アズィミネジァドさんがQ&Aで楽曲はそれぞれ彼が映画のシーンに合わせて作ったことを説明してくれました。

私はバフマン・ゴバティ監督映画の音楽センスが大好きです。

モインファル監督はゴバティ監督の作品にも参加しているので影響を受けたのかもしれないです。

映画では終盤に予期せぬ悲劇が起こりますが、

監督が「我々は人生の予測は出来ないけれど、

何があっても人生は続いて行くのです。

ラストの音楽と色鮮やかな映像には悲しみを乗り越えるための希望を込めました。」と語りました。

トルコ人の質問者から

トルコの驚きのネット検閲と

取り締まりとその罰を聞いたり、

私の前の席でコンペ作品『ザ・ホーム 父が死んだ』のアスガー・ユセフィネジャド監督と主演女優モハデセ・ヘイラトさんが熱心にビデオを撮っている姿も見られました。

映画祭ならではの雰囲気を楽しみました。


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『人生なき人生』のQ&Aで
熱心にビデオを撮っていた
『ザ・ホーム 父が死んだ』の
アスガー・ユセフィネジャド監督と
主演女優モハデセ・ヘイラトさん

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東京国際映画祭2017では

コンペ部門作品は

『アラケット ロヒンギャの祈り』

『ナポリ、輝きの影で』

『ペット安楽死請負人』

『グレイン』

『ザ・ホーム 父が死んだ』

『迫り来る嵐』

『泉の少女ナーメ』

『シップ・イン・ア・ルーム』

『スヴェタ』

9本を観賞。(コンペ作品は15本)


全部観てないけど東京グランプリ

『迫り来る嵐』『スヴェタ』な気がします。

その他の賞の予想です。

審査員特別賞

『迫り来る嵐』『スヴェタ』

最優秀監督賞

ジャンナ・イサバエヴァ『スヴェタ』

最優秀女優賞

ラウラ・コロリョヴァ『スヴェタ』

最優秀男優賞

ドアン・イーホン『迫り来る嵐』

マッティ・オンニスマー『ペット安楽死請負人』

最優秀芸術貢献賞

『グレイン』『泉の少女ナーメ』


アジアの未来部門作品は

『アリフ、ザ・プリン(セ)ス』

『人生なき人生』

『老いた野獣』

『僕の帰る場所』

『殺人の権利』

『現れた男』

10本中この5本観賞しただけですが、

受賞予想は、

アジアの未来 作品賞

『アリフ、ザ・プリン(セ)ス』

国際交流基金アジアセンター特別賞

『殺人の権利』『僕の帰る場所』


日本映画スプラッシュ部門

『Of Love&Low 愛と法』

 9作品中この1本しか観てないのですが

ぜひ『Of Love&Low 愛と法』

受賞して欲しいなぁ。


その他には

ワールド・フォーカス部門

『セクシー・ドゥルガ』

『イスマエルの亡霊たち』

『アンダーグラウンド』

『シリアにて』

『メイド・イン・ホンコン デジタル・リマスター版』

『レインボウ』


クロスカット・アジア部門

『ヤスミンさん』

『回転木馬は止まらない』


以上24本観賞(今日3本観ます)

一番印象に残ったのは

今のところフィリピン映画『アンダーグラウンド』



11月2日に投稿したなう

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『人生なき人生』イラン映画 バフマン・ゴバティなどの助監督をしてきたカワェ・モインファル第1作。今年の東京国際映画祭では手持ちカメラぐらぐら映像を一杯見たので固定カメラの安定感が嬉しく。私はガンサバイバーなので癌闘病出てくる映画に厳しくなるが本作はユーモアと音楽も素晴らしい佳作。
11/2 23:56

PR: 今年も、インフルエンザに備える季節に!-政府広報

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手洗い、マスク、咳エチケット・・・「かからない」「うつさない」対策のポイントは?

11月3日に投稿したなう

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ブログを更新!『人生なき人生 イラン映画 感想 東京国際映画祭鑑賞作品と受賞予想』https://ameblo.jp/eigajikou/entry-12325127292.html
11/3 4:39

東京国際映画祭コンペ受賞予想男優賞以外は外し、グランプリ『グレイン』特別賞『ナポリ、輝きの陰で』監督賞『アケラット ロヒンギャの祈り』男優賞(ドアン・イーホン)と芸術貢献賞『迫り来る嵐』脚本賞『ペット安楽死請負人』観賞してた。未鑑賞は女優賞『マリリンヌ』観客賞『勝手にふるえてろ』
11/3 23:57

東京国際映画祭日本映画スプラッシュ部門は『Of Love&Low 愛と法』 1本しか観てないけどぜひ『Of Love&Low 愛と法』に受賞して欲しいなぁ。という願いは叶って受賞しました!
11/3 23:59

セブン・シスターズ 感想 ノオミ・ラパスの7役!ウィレム・デフォー新作「フロリダ・プロジェクト」

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『セブン・シスターズ』←クリックで公式サイト

英=米=仏=ベルギー合作
2016年合作

アメーバマイスター募集
プレゼント当選の
試写会(なかのZERO大ホール)
で観賞。

出演:ノオミ・ラパス
グレン・クローズ
ウィレム・デフォー
マーワン・ケンザリ
ポール・スヴェーレ・ハーゲン
クリスチャン・ルーベック

監督はノルウェー出身のトミー・ウィルコラ

あらすじは…
世界的な人口過多と飢饉による食糧不足から、
厳格な一人っ子政策が敷かれた近未来。
そこでは二人目以降の子供は児童分配局によって親から引き離され、
枯渇した地球の資源が回復する日まで冷凍保存される。
セットマン家の七つ子姉妹は、唯一の身寄りである祖父によって各曜日の名前を付けられ、
それぞれ週1日ずつ外出して共通の人格を演じることで30歳まで生き延びてきた。
しかしある夜、〈月曜〉が帰宅しなかったことで、姉妹の日常は狂い始める。
〈月曜〉に何が起きたのか? 誰かが当局に密告したのか? 
何者かの裏切りにより当局に命を狙われる身となった姉妹は、
力と知恵を合わせて残酷な運命に抗おうとする。
(公式サイトより)

人口の爆発的な増加と干ばつによる
食料不足に対処すべく開発された
収穫量の多い遺伝子組み換え作物が
人体に及ぼす影響で、
多胎児の出生が急増するという皮肉。
ノオミ・ラパスが7役で演じる7人姉妹は、
出産時に母が亡くなり、
祖父のウィレム・デフォーに育てられる。
厳格な一人っ子政策を行う児童分配局の
トップはやり手の科学者グレン・クローズ。
2人目以降の子どもは児童分配局に送られ
冷凍保存されるのだが、
その措置には重大な秘密があった。

本作の見どころは
なんと言ってもノオミ・ラパスの7役演技!
『エイリアン コヴェナント』では
非常に残念な姿で登場だった
ノオミ姐さんですが、
今回は彼女の独擅場!
7人姉妹のそれぞれ性格も
得意分野も全く違うキャラクターを演じ分け、
得意なアクションも濡れ場もバッチリでございます。
ハリウッド映画ではないような
驚きの描写もあったりしました。

脇役のウィレム・デフォーと
グレン・クローズが
また素晴らしい演技。
デフォーは悪役ではないです、
7人姉妹を1人で育てあげる祖父ですから。
彼女たちを児童分配局に取られないために、
厳しい決断もするのですが、
これがまたグッとくるシーン。
そしてグレン・クローズは、
政治的な手腕も抜群だけど、
実はすごく恐ろしい事
しているキャラクターを
抜群の安定感で。
(衆院選の前に観たから
某政党リーダーを連想)

ディストピア系SF映画ですが
アクションも満載して
エンタメ性を強めています。
それがサービス過剰!?になり、
今ひとつ映画のテーマ性の強度を
緩めてしまった気がしないでもない。

ただ、ノオミ姐さんの演じ分けや
身体を張ったアクションは素晴らしいので、
ファンは必見ですね。

同じ週に公開された
『アトミック・ブロンド』に比べると
小さい配給会社の作品で
公開スクリーン数少ないですが、
まだシネコンなどで公開中だし
ミニシアターでこれから公開になる所もありますから、
気になっている方はご覧下さいね。
観たかった『アトミック・ブロンド』も
試写会が当たったのだけど、
ラテンビート映画祭の
エドゥアルド・ カサノバ監督
『スキン あなたに触らせて』のチケットを
買ってしまってあったので、
行けなくて。(娘が行きました)
『アトミック・ブロンド』と
『セブン・シスターズ』は
(名画座で2本立て公開があるかもと予想してます。)

『セブン・シスターズ』は、
アメーバマイスター募集の試写会で当たって
観させもらったので、
本当はもっと早く記事をアップすべきでしたが、
下書きしたままでペンディングになってました。
映画祭のハシゴ状態だった10月にはアップ出来ず、
公開後になってしまいました。
もうご覧になっている方も多いでしょうから、
簡単な紹介にさせていただきました。

『セブン・シスターズ』
祖父役のウィレム・デフォーが出演の映画で、
私が絶対観たいと思う
今アメリカで公開中の作品があります。
↑クリックで記事へ
この記事でも紹介しましたが、
『タンジェリン』の
ショーン・ベイカー監督
クリス・バーゴッチ共同脚本
コンビの新作
(2人はプロデューサー兼任)
The Florida Project」
(ザ・フロリダ・プロジェクト)



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ウィレム・デフォーは、
主人公の6歳の少女ムーニーが
母と暮らすモーテルのマネージャーボビーです。
「フロリダ・プロジェクト」というのは、
ウォルト・ディズニーが生前計画した
フロリダ・オーランドのテーマパーク構想。
これは後にディズニー・ワールドとして実現。
映画「ザ・フロリダ・プロジェクト」は、
フロリダ州オーランドの
ディズニーリゾート周辺で行われました。
『タンジェリン』は全編iPhoneで撮影でしたが、
今度は35ミリフィルムで撮影。
(ディズニーリゾートの中で
iPhoneでゲリラ撮影したシーンあり)
夢の王国ディズニーリゾートの側の地域で
ムーニーと友だちたちの
子どもが無邪気に夏を過ごす様子と、
大人たちの大変な生活が描かれているとのこと。
『タンジェリン』では
ハリウッドの裏通りで
売春しているトランスジェンダー女性が
主人公でしたが、
今度はディズニーリゾート周辺で
シビアな現実を生きている人々を描写。
ショーン・ベイカーは、
社会問題を個人の目線の物語を通して
映画にしてきました。
彼はケン・ローチやダルデンヌ兄弟などの
アート・フィルムが好き、
相棒のクリス・バーゴッチは
ディズニー映画やスターウォーズ好きという
好対照な嗜好ですが、
2人の共同作業が
とても良い結果を生んでいます。
「The Florida Project」
は、とても評判が良く、
公開スクリーンもどんどん増えています。
アカデミー賞にノミネート
されるかもしれないですよ。
今年作品賞受賞『ムーンライト』を配給した
A24が配給しています。
A24日本語wiki
A24公式サイト(英語)

アカデミー賞が話題になる頃には、
また予想も書くつもりでいますが、
「The Florida Project」
観てないけど、
激推し!ウインク
絶対日本公開して欲しいです。


東京国際映画祭は
4日に終わりました。
昨日は
黄金町バザール(アートフェスティバル)へ行き
2回目でスタンプラリーコンプ。
そのあと
ラテンビート映画祭の東京で見逃した
『サマ』『サミット』2本を
横浜ブルク13で観賞。
今日はまたTOHO六本木で
フィンランド映画祭の作品と
他にも渋谷で観る予定。
昨日の私のアメブロチェック欄には、
ブレラン2049のブログが
ズラッと並んでいました。
私は近頃一般公開映画を観てなくて、
記事も書いていないから、
もう辺境の映画ブロガーも板についてきた。
(ブレラン2049見るつもりでいるけど)
なうのまとめ記事は消えないってことだったから、
今週は毎日自動アップにしました。
なぜか昨日は、
いつもはなうのまとめには
いいねくれない方からもいただきました。
嬉しかったです。ありがとうございました。
お前さんはこれくらいアッサリでいいよ〜
ってことかな〜びっくり
あ、「なう」が終わるから御祝儀いいね
だったのかな。
なうのまとめの自動アップも今日が最後。
6日には今まで投稿してきたものが全部消えてしまう。
ああ無情
って感じですね。
アン・ルイスさんの懐かしい
『あゝ無情』で今回は唐突におしまい。


11月4日に投稿したなう

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東京国際映画祭アジアの未来部門は作品賞と国際交流基金アジアセンター特別賞が『僕の帰る場所』(藤元明緒監督)スペシャル・メンション『老いた野獣』(チョウ・ズーヤン監督)で2本とも観ていました。『僕の帰る場所』特別賞は当たり。作品賞とW受賞でおめでとう!
11/4 0:07

東京国際映画祭コンペで『スヴェタ』無冠は不思議だけど賞ってそんなかな。今回一番印象的だったのは『アンダーグラウンド』コンペかアジアの未来に入れられなかったのか。『アリフ、ザ・プリン(セ)ス』も好き。『Of Love&Low 』『僕が帰る場所』受賞は一般公開の弾みになって欲しい。
11/4 2:18

今日はラテンビート映画祭東京で見逃したルクレシア・マルテル監督不思議な『サマ』とサンティアゴ・ミトレ監督サスペンス『サミット』横浜ブルク13。18世紀南米未開の地に派遣された将校サマのダニエル・ヒメネス・カチョがサミットでは軽薄そうなメキシコ大統領を演じていて芸域の広さを見せてた
11/4 23:47

ラテンビート映画祭の前に黄金町バザール2回目。前回見れてなかった所を全部回ってスタンプラリーをコンプし景品のテープゲット。毎年ジャック&ベティに行く時ついでに寄ろうと思いながら行けてなかったけど、今年は横浜トリエンナーレとのセット券を購入。映像作品が多目。気取ってなくて面白かった
11/4 23:56

11月5日に投稿したなう

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今日投稿のなうが明日まとめであがる。これで最後の投稿になります。今まで投稿したものが全部消えてしまうなんてなんだか無情ですね。アメブロのブログサービスが終了して消えてしまう日がいつか来るのかしら…
11/5 0:00

ブログを更新!『セブン・シスターズ 感想 ノオミ・ラパスの7役!ウィレム・デフォー新作「フロリダ・プロジェクト」について』https://ameblo.jp/eigajikou/entry-12325253715.html
11/5 5:32

ゴッホ 最期の手紙/KOKORO/我は神なり/サマ/サミット/月の森のカイサ/ホドロフスキー展他

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『ゴッホ 最期の手紙』
125人の画家たちが描いた
62450枚に及ぶ
ゴッホタッチ再現の油彩画
動く油絵アニメーション。
ゴッホの死の謎に迫る
サスペンス。
これは凄かった。
圧倒され
涙が溢れてしまった。
今年のマイベスト上位入り決定!
これは1本でぜひ書きたいと思ってる。

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  『サミット』トレーラー 

 
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『サマ』トレーラー

ラテンビート映画祭
東京で見逃した2本を横浜で。
ルクレシア・マルテル監督の
とても不思議で美しい『サマ』
サンティアゴ・ミトレ監督の
政治サスペンス『サミット』
(リカルド・ダリン主演)
18世紀南米未開の地に派遣された
将校サマのダニエル・ヒメネス・カチョが
『サミット』では軽薄そうなメキシコ大統領を
演じていて芸域の広さ見せてた。
『サマ』は実験的な歴史劇、
『サミット』は重厚な政治物。
ラテンビート映画祭
コンプはできなかったけど
全部で10本鑑賞。

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『我は神なり』
『新感染 ファイナル・エクスプレス』
『ソウル・ステーション パンデミック』
のヨン・サンホ監督
2014年製作長編第2作。
ヤン・イクチュンが粗暴な主人公の声。
エセ宗教に翻弄される村の悲劇。
『新感染』だけでなく、
『ソウル・ステーション』と
この『我は神なり』を観ると、
ヨン・サンホ監督の
実力と作家性が分かります。
残念ながら日本では
こういう社会派の
一般公開される大人向けの
アニメは制作されない。

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『月の森のカイサ』

フィンランド映画祭
『サーミの血』はスウェーデンに住む
サーミ族の少女が主人公のドラマでした。
本作はフィンランドに住むサーミ族の
ドキュメンタリー映画。

スイスの作家ロベール・クロットエ(1908 – 1987)は、1930年代、
かねてより夢見てきたフィンランド北部のスコルト・サーミ部族に会うために、北に向かって旅に出る。
彼の想いは部族に受け入れられ、スコルトの長老カイサと緊密な友情を育んでいく。
カイサはクロットエに部族の豊かな伝説と伝記を外部に伝承することを許可する。
これはクロットエと脆弱な部族との生涯にわたる関係の始まりでもあった。
クロットエの書籍、写真、ビデオ、音声テープを使用して、カイサ自身の子孫カトゥヤ・ガウリロフによる本作は、異なる二つの文化の出会いと二人の友情についての詩的な探求である。
それは真実とフィクションの境界にあり、スコルトの伝説とカイサの気まぐれな音楽を
アニメーションで表現するなど、
フィンランドの遥か北の地方にひっそりと生きる人々の暖かく愛に満ちたポートレートである。
(フィンランド映画祭公式サイトより)

昨年はコンプしたフィンランド映画祭だけど
今年はこの作品と、
ペット安楽死請負人』が
東京国際映画祭のコンペ作品でもあったため
先に東京国際映画祭で鑑賞しました。
あと、アキ・カウリスマキ監督の新作
すごく楽しみにしてる『希望のかなた』は
12月に一般公開なのでその時観ます。
『リトル・ウィング』『マイアミ』なども
見たいけど日程合わず。
ノーザンライツフィルムフェスティバルで
やってくれないかなぁ。

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『KOKORO 』

ベルギー=フランス=カナダ合作映画


日本の美しく険しい自然のもと人間の回復の物語を紡いだのは、ベルギー女性監督ヴァンニャ・ダルカンタラ。

フランスのオリヴィエ・アダムによる小説を、ベルギー・フランス・カナダ・日本からなる4カ国混成スタッフと共に、

穏やかに心洗われる物語へと昇華させた。

主人公アリスには、セザール賞常連女優であり、映画『奇跡のひと マリーとマルグリット』のイザベル・カレ、

もう一人の主人公ともいえる元警察官のダイスケを、

韓国映画『哭声/コクソン』で国内外の注目を浴びた國村隼が、深みのある芝居をみせている。

さらにアリスが出会う地元住人ジロウを安藤政信、

好奇心旺盛な女子高生ヒロミを門脇麦、

ダイスケの元に身を寄せる自殺志願者を長尾奈奈、葉山奨之が演じている。

(公式サイトより)


私は実は主人公アリスの弟役の

ニールス・シュネデール

(『汚れたダイヤモンド』公開中、

『ポリーナ、私を踊る』16日から公開。)

目当てだったりしたけど、

豪華キャストなんです。

ゲキシブ豪華かな?

古舘寛治さんが眼鏡なしの

シビアな顔で出て来たから、

そこ、笑うところじゃないのに、

ついニヤッとしてしまった。

島根県の隠岐島諸島でロケされた

とても静かな人間再生のドラマ。

國村隼さん、門脇麦さんは、

抜群の存在感と演技。

安藤政信くんがいるなら

私もあそこに行ってもいいかな(←馬鹿)


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11月4日『黄金町バザール』
10月25日に行ってから2回目。
前回見れてなかった所を全部回ってスタンプラリーをコンプして
景品のテープゲット。
毎年ジャック&ベティに行く時ついでに寄ろうと思いながら行けなかったけど
今年は横浜トリエンナーレとのセット券を購入。
今年はChim↑Pomや空族も参加していて
映像作品が多目だった。
気取った現代アートでなく面白かった。

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渋谷のアツコバルー
アレハンドロ・ホドロフスキー監督新作映画『エンドレス・ポエトリー』公開記念 特別企画
アレハンドロ・ホドロフスキー / パスカル・モンタンドン = ホドロフスキー共作ドローイング展と、
映画公開に先駆けて、
映画の撮影メイキングやインタビュー映像を上映。
最終日に滑り込み。
『エンドレス・ポエトリー』は
東京国際映画祭で特別招待上映ありましたが、
私は18日からの一般公開で観ます。
すごく楽しみ!
メイキングでは監督が
演出する様子も見ることができたし、
インタビューはホドロフスキー名言集
と言える熱いトークだった。
迷いが出やすい映画の選び方や見方、
これからの生き方に対して
勇気が湧いて来る話しを聞けた。ウインク

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以上が11月4日から6日に観た映画と
美術展です。
東京国際映画祭で観た映画についても
まだ書きたいのだけど、
東京国際映画祭終わってから
観た映画をとりあえず
まとめておくことにしました。

11月は今後東京フィルメックス、
ポーランド映画祭、
60年代チェコスロヴァキア映画祭
などの映画祭で鑑賞します。
一般公開の作品はあまり見れそうにないですが、
前売り券買ってある作品もあるし、
美術展の招待券も娘に沢山もらったし、
蒲郡に行ってまたひと仕事あるし、
なんとか時間のやりくりしないとですアセアセ

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渋谷東急百貨店本店
今年のクリスマスツリー
ディズニーとコラボ。
クリスマスツリーを見ると、
今年ももう終わり!?
と、焦ってしまいますガーン




ノクターナル・アニマルズ 感想 トム・フォード美学の完璧な世界 エイミー・アダムス

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Nocturnal Animals

Tom Ford's perfect world
marvelous!

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Focus Features(映画製作・配給会社)と
オンラインマガジンMovie Pilotのコラボ企画で
世界中のグラフィックアーティストが
ノクターナル・アニマルズの
ポスターを制作。
英語ですが興味ある方は
クリックでどうぞ



映画の中に
トム・フォード個人のコレクションを含む
本物のアート作品が沢山登場。
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{75A4E037-478C-4971-B9C5-2135AF2CC85C}

パンフレットにも説明がありますが
こちらの記事の解説を
リンク貼っておきます。

{713CC546-A65F-464E-B180-5769D9B383DB}

{4FC7BD64-7C10-48FA-8D51-EC5ADD8B8C5A}
エイミー・アダムスとトム・フォード


冒頭の驚愕の
ビデオ・インスタレーションと

{18AB78E5-5140-4915-BE04-6A6A7DE1C15E}
↑この
「RE
VEN
GE」
は、映画のために制作。
作者はガーダー・アイダ・アイナーソンかな?

{3612591F-6459-4ADC-9E23-A77C6425BF54}
Gardar Eide Einarsson
「In The Dust of This Planet」


南青山のRAT HOLE GALLERYで開催中
ガーダー・アイダ・アイナーソンの個展は
10月に行きました。
{0293A855-E028-440B-B91B-0C332FDC5090}

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{B133472C-8939-4424-9402-D6BCE67E4685}
画像だと
レタリング?
と見えるかもですが、
実物のマチエールのレイヤーを
見ないと分からない作品と思う。


『ゴッホ 最期の手紙』
に続き、
『ノクターナル・アニマルズ』は
予想を上回る映画体験だった。
言葉を弄したくない。
パンフレットの瀧本誠さんの
レビュー最高。
他はいりません。

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{0D3D34F3-B75E-4A62-9718-B484D02E2B06}
アーロン・テイラー=ジョンソン、
カール・グルスマン、
ロバート・アラマヨの
3人組が
ホワイトトラッシュ
のやさぐれ青年には
あまり見えなかったけど
トム・フォードなんだから
それはそれで。

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{C51F3A28-8E24-4716-8FF8-178DB045636B}

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監督・脚本:トム・フォード
製作:トム・フォード、ロバート・サレルノ
原作:オースティン・ライト
撮影:シーマス・マッガーヴェイ
プロダクションデザイン:シェーン・バレンティーノ
編集:ジョーン・ソベール
音楽:アベル・コジェニオウスキ
衣装:アリアンヌ・フィリップス

出演:
エイミー・アダムス
ジェイク・ギレンホール
マイケル・シャノン
アーロン・テイラー=ジョンソン
アイラ・フィッシャー
エリー・バンパー
アーミー・ハマー
カール・グルスマン
ロバート・アラマヨ
ローラ・リニー
アンドレア・ライズブロー
マイケル・シーン
ジェナ・マーロン
インディア・ネメズ
イモージェン・ウォーターハウス
ニール・ジャクソン

成功したギャラリストスーザンに
19年前別れた夫から
出版前の仮綴の小説が送られて来る。


Nocturnal Animals ←オフィシャルウェブサイト


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新・映画時光最新号&シネマイーラ9周年記念「はままつ映画フォーラム2017」開催のお知らせ!

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浜松シネマイーラが
12月5日に9周年を迎えます。
記念イベント
「はままつ映画フォーラム2017」
静岡文化芸術大学 講堂
12月3日(土)開催!
入場無料、予約不要です。
浜松ゆかりの映画監督、映画人の皆さんによる、
講演、パネルディスカッションと
『楽隊のうさぎ』の上映。
(映画だけ参加でも無料)
どちらかだけの参加もOKだそうです。
『楽隊のうさぎ』(鈴木卓爾監督)
私は浜松時代にエキストラ出演しました。
演奏会の観客役(笑)
映画本編では一瞬映ります(;^_^A
井浦新、鈴木砂羽(主人公の両親役)
すぐそばの席だったので
2人の演技が間近に見れてラッキーでした。

1300~ 基調講演 
講師:瀬木直貴


1400~ パネルディスカッション 

~映画ロケ地としての浜松の魅力とこれから~
パネリストは浜松ゆかりの映画人

瀬木直貴

竹山昌利

越川道夫

池田千尋

袴田光(順不同)

コーディネーター:榎本雅之


1600~ 映画上映会 

オール浜松ロケ映画

『楽隊のうさぎ』


『楽隊のうさぎ』
のプロデューサー、監督補の越川道夫氏は
浜松出身。
配給、制作会社スローラーナー代表
海炭市叙景』熊切和嘉監督、
『かぞくのくに』ヤン・ヨンヒ監督など
力作のプロデューサーですが、
昨年の『アレノ』以来、
『海辺の生と死』『月子』
『二十六夜待ち』(井浦新、黒川芽以)
12月23日公開。
と、監督作品を次々に発表。
『二十六夜待ち』は
東京国際映画祭日本映画スプラッシュ部門で
ワールドプレミア上映されました。
私は一般公開で見ます。

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『楽隊のうさぎ』も2013年の
東京国際映画祭日本映画スプラッシュ部門で
上映されました。

私の記事です↓



「はままつ映画フォーラム」の会場
静岡文化芸術大学は
以前住んでいたマンションからすぐ近所で
窓から校舎が目の前に見えました。
講堂は素敵なホールです。
 浜松地域の皆さん、是非参加してくださいね。
私は来年のシネマイーラ10周年には、
お祝いに駆けつけられたらいいなぁと思っています。

シネマイーラ会報12月号に掲載
新・映画時光のコーナーです。
最近観た『ゴッホ 最期の手紙』
『ノクターナル・アニマルズ』を
おススメしました。

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東京都美術館で開催中
ゴッホ展
巡りゆく日本の夢
観て来ました。
映画に登場する絵も展示されています。
『ゴッホ  最期の手紙』
また観たくなりました。

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上野公園のイルミネーションも
始まっていました。


シネマ・アジア会報時代の
「映画時光」バックナンバーも
記録としてアップしているのですが、
しばらくやってなくて
また再開したいです。
2008年までの
シネマ・アジア会報時代が
「映画時光」
2009年からの
シネマイーラ会報が
「新・映画時光」です。
今年のシネマイーラ会報に
掲載の「新・映画時光」の
バックナンバーです。
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18日から開催の東京フィルメックスに通うので、
今週と来週は仕事と美術鑑賞優先しています。

今週観た映画
『我は神なり』

『KOKORO』

『ノクターナル・アニマルズ』

劇場版 岩合光昭の世界ネコ歩き 
コトラ家族と世界のいいコたち』


今週観た美術展
東京藝術大学大学美術館
皇室の彩(いろどり)
百年前の文化プロジェクト」

「菅野健一 退任記念展」

東京都美術館
「ゴッホ展 巡りゆく日本の夢」

東郷青児記念
損保ジャパン日本興亜美術館
「生誕120年 
東郷青児展
抒情と美のひみつ」

中村屋サロン美術館
「描かれた女たち展
女性像に表された現実と夢」


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「菅野健一 退任記念展」

祝!アニエス・ヴァルダアカデミー名誉賞受賞/あれから3年間経ちました。私はしぶとく生きています。

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アニエス・ヴァルダ監督が
アメリカアカデミー賞の名誉賞を受賞し、
11日に受賞式がありました。

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プレゼンターはアンジェリーナ・ジョリー


受賞スピーチ


受賞スピーチの最後に
映画のダンスを踊っているような気分です
と、アンジーとダンスしました。


お祝いのスピーチは
ジェシカ・チャステイン

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今年のカンヌ映画祭で
ドキュメンタリー賞を受賞した
現代美術アーティスト、写真家JRと
共同監督の
Visages,Villages」
アニエス(1928年生まれ)とJR(1983年生まれ)
がフランスの田舎を旅します。
JR得意の住人の写真のインスタレーションを
制作しながら。
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アカデミー賞長編ドキュメンタリー部門に
ノミネートされるのではないかと期待しています。
来年の公開が楽しみ。早く観たいです。

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日本ではジャック・ドゥミの方が認知度高く
人気がありますが、
私はアニエス監督作品が大好きです。

若き日のアニエスとドゥミ↓
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『ジャック・ドゥミの少年期』
撮影時


アカデミー名誉賞他の3人の受賞者

チャールズ・バーネット監督
(スパイク・リーに続き2人目の
黒人の監督の受賞者)

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ショーン・ベイカー監督が
お祝いのスピーチで登壇。



チャールズ・バーネット監督への
オスカープレゼンターはエヴァ・デュヴァルネ



ショーン・ベイカー監督の新作
「ザ・フロリダ・プロジェクト」
作品賞やウィレム・デフォーの
助演男優賞へのノミネートが
期待されます。
もうこれは濃厚と予想してます。
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ドナルド・サザーランド

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オスカープレゼンターは
ジェニファー・ローレンス
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オーウェン・ロイズマン
(『フレンチ・コネクション』などの
撮影監督)

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前列中央が
オーウェン・ロイズマン
後列左は特別賞を受賞した
アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督

女性の名誉賞受賞は昨年はなく、
2015年には私の大好きな
ジーナ・ローランズが受賞。
アニエス・ヴァルダ監督との共通点は、
パートナーが映画監督。
そして2人とも59歳で同じ頃亡くなっています。
(ジョン・カサヴェテスは1989年に、
ジャック・ドゥミは1990年に)
妻は夫の死後も映画界で活躍しています。
4人は同年代。
アニエス・ヴァルダ1928年
ジャック・ドゥミ1931年
ジーナ・ローランズ1930年
ジョン・カサヴェテス1929年

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11月13日は私のガン手術記念日(;^ω^A
2014年に卵巣癌と子宮体癌の
7時間以上かかる手術をしました。
腹部に炎症があり、
10月中旬から毎日40度くらいの熱が出て
急速に身体が弱ってしまい10月末に緊急入院しました。
本来は手術前に自己血を貯めておかなければならないので、
体力を回復させて採血できるようにするための入院でしたが、
高熱が続き衰弱する一方でした。
その為手術に耐えられるうちにという医師の判断で、
緊急手術となりました。
卵巣癌になると血栓ができやすくなり、
私もできていたので血栓を溶かす薬の点滴をしていましたが、
手術までに全部溶けなかったから、
肺に血栓が飛ばないように
血栓を受け止めるフィルターを設置する手術も
お腹の手術の前にしました。
癌の手術は
臓器の摘出と、
臓器からガンが腹部にこぼれていたため
医師が4人がかりで取ってくれました。
出血が多く1.5リットル輸血。
開腹時間が長くなり出血も多かったため
リンパ節への転移を防ぐ為に
リンパ節を取り除く
標準治療のリンパ節郭清は出来ませんでした。
リンパ節郭清をすると術後に
リンパ浮腫の後遺症に悩む方も多いそうです。
リンパ節郭清できなかったことは
再発・転移のリスクが上がるとも言えるのですが、
今のところ無事なので、
リンパ浮腫に悩まないで済んでいるのは
不幸中の幸いでした。
取りきれなかったガンが腹部にあったので
化学療法を受けました。
これは約5ヶ月間で、
想像以上に辛かったです。
それまで一番痛い思いをしたのは
出産時の陣痛でしたが、
副作用でそれを超えた痛みを経験しました。
髪の毛は全部抜けましたしね。
鬱にもなりました。
他にも書き出したらキリのない
副作用が色々とありました。

治療や闘病中の対処についても色々な情報があって、
癌でない人も、もしもの時の為に
勉強していたりするでしょうね。
自分が癌になった時に、
標準治療をしないと考えている人もいるでしょう。
でもそれを実行するには相当な労力と精神力が必要になるでしょう。
癌告知を受けた時の精神状態は、
その時にならないと分からないし、
家族がいたら自分一人の問題ではないからです。
私は闘病経験は語れるけど、
今元気でいられるのは、
運が良かったのだと思うし、
「こうした」からだ。
といった確信的なことは
書いたりできないです。

検査の受診はこの春から2ヶ月置きになりました。
(残存癌があった為に
検査のインターバルが長くなるのが遅いようです)

本当は映画ブログなど書いているより、
癌の経験について書いた方が、
人の役に立つのではないかと思うこともあるけど
出来ずにいます。
いつか書くかもしれないけど。

ひとつだけ言えるのは、
今は元気だということ。

チネチッタのLIVE ZOUND
(ライブザウンド)上映でやっと鑑賞。
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Blade Runner 2049

It’s a masterpiece!



もしこれで
ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督が
ハリウッドから干されて
またカナダ映画で
『静かなる叫び』『灼熱の魂』
みたいな作品撮ってくれても
個人的には問題ありません。


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フレイザ役↑
ヒアム・アッバス主演
「シリアにて」
(Insyriated )
東京国際映画祭で鑑賞。
ほぼ全編室内劇だが息詰まる展開。
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My ideal couple


『密偵』『MASTER/マスター』新作韓国映画どちらも人気スター共演勝手に2本立て鑑賞した感想

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『密偵』



『密偵』
キム・ジウン監督

日本植民地時代の京城(現ソウル)
主人公の朝鮮人イ・ジョンチョル(ソン・ガンホ)は
日本の警察に所属し、
部長ヒガシ(鶴見辰吾)から
チョン・チェサン(イ・ビョンホン)が団長の
独立活動団体義烈団の監視を命じられ、
リーダーのキム・ウジン(コン・ユ)に近づく。
ヒガシから共同捜査を指示された
同僚ハシモト(オム・テグ)との確執もあり、
ジョンチョルの日本の警官としての責任感と
朝鮮人としてのアイデンティティーの相克は…

キム・ジウン監督会心の力作で素晴らしい!
ジョンチョルの難しい立場、心理の移り変わりを
ソン・ガンホが絶品の存在感で表現。
私は『新感染』より
こちらのコン・ユの演技が良いなぁ。
鶴見辰吾も貫禄見せる。
イ・ビョンホンは出番少ないですが流石の存在感。
オム・テグの狂気を孕んだ目つきがすごい。
重厚で美しいスパイサスペンス。
ルックは暗めで統一。
映画を分かっている人の画作りに唸った。
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大変な目に合うヒロイン
ヨン・ゲスン役はハン・ジミン

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反日なんたらとかって
すぐ感情的に色めき立つ人は
本作のような映画もちゃんと観て
日本からの目線だけでない
歴史認識もしっかりして欲しいな。

ソン・ガンホはこの『密偵』に続き、
『タクシー運転手 
約束は海を越えて』が
米アカデミー賞外国語映画部門の
韓国代表に。
『王の運命』から3年連続!
『タクシー運転手 
約束は海を越えて』は
光州事件のあった1980年が舞台。
チャン・フン監督(『高知戦』『義兄弟』)
トーマス・クレッチマン共演。
2018年4月21日日本公開です。



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この日は『MASTER/マスター』と
自分で組んだ韓国映画2本立て。
『密偵』を後に観て私的には正解だった。

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MASTER/マスター』

実際にあった巨大金融投資詐欺事件
「チョ・ヒパル詐欺事件」をモデルにした
エンタメ映画。

カリスマ詐欺師チン会長(イ・ビョンホン)
右腕の広報担当キムママ(チン・ギョン)
天才プログラマージャングン(キム・ウビン)
この3人が立ち上げた「ワン・ネットワーク」
追うエリート捜査官キム・ジョンミン(カン・ドンウォン)は警部補ジェンマ(オム・ジウォン)と組み、ジャングンをスパイにする。
忘れちゃいけないいつもいい味オ・ダルスさんは
債権協議会の弁護士ファン役。

こちらも実際の事件を基にした人気スター共演の作品。
日本でも起きそうな詐欺事件で他人事ではありません。
舞台は現代で派手目なエンタメ映画です。
『密偵』は140分、
『MASTER/マスター』は143分。
『密偵』は密度が高く長さを感じずに観たけど、
『MASTER/マスター』は正直なところ
長く感じてしまいました。
こちらの方が気楽に見られるエンタメ映画なのだけど。
イ・ビョンホンのワル役はハマってて
やっぱすごく上手いし、
カン・ドンウォンがメチャカッコいい。
キム・ウビンの軽妙な演技も楽しい。
女性2人も活躍します。
人気スターの共演でそれぞれの見せ所がたっぷりあるから長くはなるのでしょう。
でも、エンドロール始まったら即出て行く人続出で、
せっかくのオチは、
エンドロール中に挟み込まれているし、
最後の最後までイ・ビョンホンが
楽しませてくれるのに、
本当にもったいない。
途中でトイレに立つ人もいたけど、
我慢してた人が多かったのかも。
韓国映画のエンタメ映画は
どんでん返しが何回もあって長いの結構多いけど、
私はこの手のエンタメ娯楽作品は
90分くらいにまとまってる方が
集中力も途切れず見れるからいいんだけどな。

『MASTER/マスター』観る時の注意!
エンドロール始まっても席立たないで、
最後の最後まで見てくださいね。

この映画ではとっても元気なキム・ウビン。
いま癌闘病中の彼が、
早く元気になって
復帰できますように。
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イ・ビョンホン来日しましたね。

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お茶目なみなさん爆笑


今週劇場鑑賞した映画

『ブレードランナー2049』

MASTER/マスター』

『密偵』

『リュミエール!』
ネットに映画について何か書いてる人や
映画マニア必見!ですよ。
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昨日は夕日が綺麗でした。
ちょい、リュミエールの
映画の構図を意識して
撮ってみたのだけどキョロキョロ
黄金町駅で。

エンドレス・ポエトリー/グザヴィエ・ドラン バウンド・トゥ・インポッシブル/坂本龍一CODA 他

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Magnífico!
Alejandro!

ありがとうホドロフスキーファミリー!
このパワー、この詩情、この赦し。
これが映画!

昨日は『エンドレス・ポエトリー』
『グザヴィエ・ドラン バウンド・トゥ・インポッシブル』
『Ryuichi Sakamoto: CODA』 
3本観たのだけど、
3人のアーティスト魂に打ち震えて
涙流して観てたヮ。


しかしホドロフスキーの映画を
シネコンで観る日が来るとはと驚きだったのだけど…
うう、失敗した。ガーン
109シネマズ川崎で上映あって、
初日鑑賞ポイントで〜って
時間の制約もあったから良く考えずに
チケット取ったら
ああ、R15じゃないかこれ。
映画祭上映で無修正に慣れてしまってるから、
ボカシ邪魔で仕方ない。
やっぱアップリンクに見に行かなくてはいけなかった。
浅井隆さんのツィートをリツィートしたのに、
何やってんだろ私。
東京フィルメックス終わったら、
アップリンク行ってR18観る!



『リアリティのダンス』
もし観てない人は、
観てからが良いよ。
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{B9CF44C3-A098-4A9A-8B9C-E5E214F78E3D}

↑クリックで私の記事へ 

{7932CC90-C09F-4F14-8F7E-D05DA3069C22}
アツコバルーで
『エンドレス・ポエトリー』の
メイキングとホドロフスキー監督
インタビュー映像を見て
期待がますます高まったけど、
想像以上のめくるめく世界だった。

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{F1FC5578-F558-4ED5-A0CF-47B0F920F68D}
アレハンドロの子ども時代を演じた
イェレミアス・ハースコヴィッツ君
どんどん背が伸びてるびっくり

もっと書きたいのだけども、
ホント、
もうコトバなんてどうでもいい。
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『グザヴィエ・ドラン 
バウンド・トゥ・インポッシブル』

ネット鑑賞も出来るようだけど
劇場派の私は迷わず恵比寿ガーデンシネマへ。
ドラン本人、ドラン映画出演者やスタッフ、
『リュミエール!』監督した
カンヌ国際映画祭総代表、
リュミエール研究所の所長の
ティエリー・フレモー氏などが
裏話なども存分に語っている。
盟友ニールス・シュネデールくんも
初期の頃からの逸話をたくさん話してくれた。
ドランの映画愛、映画魂が
超絶で泣けて来た。
ファンは必見。

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{BCA4A90B-3D53-43A9-A6DE-A15143CF6B6F}

『Ryuichi Sakamoto: CODA』

『すばらしき映画音楽たち』に
不満だった人は
是非本作を観るべきですよ。
ベルトリッチ監督との逸話なんかすご過ぎる。
癌闘病中の教授を見るのは
自分の体験思い出して
辛かったけど、
予想の斜め上行く素晴らしい内容だった。
坂本龍一ファン以外にも
大々的におススメ。
福島からスタートします。

以上昨日観た3本に
しっかり生きろ!
と、檄入れられた。

東京フィルメックスが昨日から開始。
今年はオープニングには行かず、
今日から参加。
まだ東京国際映画祭で観た作品も
半分も書いていないのにショボーン
まぁ私はブログ書くために
映画見てるわけではないので、
適当にやっていきます。
で、東京国際映画祭の後に観た映画で
まだ書いてないものを
超簡単にまとめておきます。
{E31C67C7-2372-4961-A3D9-49B8C75E98CA}
『ブレードランナー2049』
出来れば再見したい。
『CODA』ともリンクしたシーンがあって
驚いたわ。

{3F48B451-DF27-4F3A-B4A1-2F7BC7624AF5}
劇場版 岩合光昭の世界ネコ歩き 
コトラ家族と世界のいいコたち』
岩合さんの写真も映像も大好きだけど
この劇場版の企画意図はなんだったんだ?

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{03F125C0-1B09-4889-AE40-EF9B9FF5134B}
『密偵』
『MASTER/マスター』
ひとつ前の記事で
書きました。

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{C9F14301-F9CA-47AF-A8BE-9D4249E8CE5D}
『リュミエール!』
映画が好きで、
映画について書いたりしてる人はみんな
見たほうが良いよ。

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{08B4055C-5AFC-4CCD-BEA3-44E997F0055F}
『南瓜とマヨネーズ』
ハギオのクソ野郎のオダギリジョーが
上手すぎる。
『エルネスト』フレディ前村ウルタードと
ハギオですよ!
副音声だけが残念だった。

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『ゲット・アウト』
呑気に観てられるのは
黒人差別の現実が人ごとの世界で
切実ではないからだろう。
『ドリーム』(原題 Hidden Figures)
はまさにドリームで、
その欺瞞も本作から透けて見えてくる。

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{F4209AD3-F4C8-4CE3-8DCE-136EF68C488F}
夜の恵比寿ガーデンプレイス
紅葉とクリスマスイルミネーションが
一緒に楽しめる爆笑

『山中傳奇』東京フィルメックス キン・フー監督デジタル修復191分版シルビア・チャンQ&Aに参加

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『山中傳奇』

1979年 

台湾

東京フィルメックス2017

有楽町朝日ホール

デジタル修復され昨年のヴェネチア映画祭で上映された191分版

 キン・フー 監督

出演:シルビア・チャン

シー・チュン

シュー・フォン 


主人公は勉学好きな若い僧で

戦死した兵の鎮魂儀式に使う写経を依頼され、お金稼ぎに請負う。

静かな環境で取り組みたくて

良い場所を紹介してもらうが、

将軍の愛人だった芸妓の女性と結婚させられる罠にはまったり、

奇怪なことが次々と起こる。


一年以上かけて韓国で撮影。

キン・フー監督は「私の映画の中で唯一アクション映画として作られていない」と語ったそうですが、

アクション結構あります。

黄、赤、青のスモークが火薬と一緒に多用されており、

シルビア・チャンさんは撮影から台湾に帰国した時、

レントゲン検査を受けなければならなかったことを良く覚えていると話されました。

『ロード・オブ・ザ・リング』もビックリな自然の風景が圧巻。

途中もうこの映画は永遠に終わらないのでは?と思えてきた。

そこからは長さも忘れた。中毒か!?

美しいシルビアさんは何度も蘇る魅力的な幽霊役。

2017金馬奨で

生涯貢献賞受賞シュー・フォンさんへのプレゼンターをシルビアさんが務めるそう。

キン・フー監督からは多くを学んで監督としても師弟関係だと語りました。

フィルメックスオープニングシルビアさん監督の「相愛相親」は金馬奨(11月25日受賞発表)で

作品賞はじめ監督、脚本、主演女優(以上シルビアさん)主演男優、助演女優、歌曲の各賞にノミネート。

私は24日に観ます。楽しみです。


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太鼓対決スゴイっすびっくり

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とっても若々しい
シルビア・チャンさん。
脚が細くて長かったお願い


今日は
『天使は白をまとう』
『殺人者マルリナ』
『私はゾンビと歩いた!』
3本鑑賞。
感想などは後ほど。
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『天使は白をまとう』
ヴィヴィアン・チュウ監督

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天使は白をまとう/殺人者マルリナ/シャーマンの村 東京フィルメックス2017②

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恒例のサイン貰いました(^^;



『天使は白をまとう』
Angels Wear White
嘉年華
2017年 中国映画
ヴィヴィアン・チュイ監督
出演:ヴィッキー・チェン、ジョウ・メイジュン、
シー・クー、ゴン・ラー、
リウ・ウェイウェイ

中国南部の海辺の街。
ホテルで働くミアは
無戸籍のためIDカードが作れず、
なんとか手に入れようとしている。
ある夜、中年男と小学生の少女2人の
宿泊受け付けをする。
少女達は性的暴力を受け
警察が捜査を始めるが
男が役所の人間だったため
事件は揉み消されようとする…

未成年への性暴力、
無戸籍児、
家出する子供達、
権力者による事件の揉み消し、
これらの中国の社会問題を
告発する意味を込めて制作したそうですが、
本作が今年のヴェネチア国際映画祭の
コンペにノミネートされたように
中国固有の問題としてだけでなく
普遍的な問題として見る事が出来る作品。
天才少女と話題のミア役14歳のヴィッキー・チェンをはじめ、
子役の演技が素晴らしい。
ラストシーンの
女性である自分を受け入れ強くなった
バイクで走るミアを見て
『温泉スッポン芸者』ラストシーンの
杉本美樹さんを連想しました。

プロデューサーとして
中国インディ映画を製作してきた
ヴィヴィアン・チュイ監督は
プロデューサーとしては
『薄氷の殺人』がベルリン映画祭で金熊賞受賞。
監督作品は本作が2本目。
25日発表の金馬奨2017では、
作品・監督・主演女優の各賞に
ノミネートされています。
特にヴィッキー・チェンは
本作で主演女優賞、
ヤン・ヤーチェ監督「血観音」で
助演女優賞にノミネート。
最年少ノミネートと話題です。
中国のニュースでも
日本の安達祐実に似た天才少女と
取り上げられています。

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{6433E371-0564-4D17-98A3-66AE6F1A1111}
ヴェネチア国際映画祭2017で
ヴィヴィアン・チュイ監督と
ヴィッキー・チェン

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{74BD4750-FF68-487C-9F52-650616CB81A7}
↑「血観音」の
ヴィッキー・チェン
↓安達祐実と似てませんか?
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{1347086B-2641-4791-855B-894DF99DC321}


↑「血観音」も見たいなあ。


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{BF8AE92C-B19A-4213-B10F-D5360128EFAD}
この時マルリナが左手に
持っているのは、刀と
やっつけた悪漢の生首。



『殺人者マルリナ』
Marlina the Murderer in Four Acts/ 
Marlina Si Pembunuh Dalam Empat Babak
インドネシア=フランス=
マレーシア=タイ合作
2017年
モーリー・スリヤ監督
ウィラワティ、
ナジュワ・アブ・バカル、
ペテル・ビティオス

インドネシアの僻村。
強盗団に襲われ、彼らを殺害したマルリナは、
自らの正当性を証明するため、
はるか離れた町の警察署に向かうが…。
西部劇を彷彿とさせる風景を舞台に、
ガリン・ヌグロホの原案を新鋭モーリー・スリヤが映画化。
カンヌ映画祭監督週間で上映。
(フィルメックス公式サイトより)

タランティーノが喜びそうな、
女性が強くて残酷描写もある
西部劇みたいな風変わりな作品で
面白かったです。
ダークなコメディ調で
アクション映画的要素も。
荒涼とした景色が印象的で無国籍風というか
マカロニ・ウェスタンぽいというか、
作品にとてもマッチしていました。
マルリナを襲った奴らは
スパッと(意味的にも映像的にもびっくり)成敗されます。
マルリナの友人で妊婦のノヴィの
逃げたクズ夫も首チョンパしちゃえば!?
って思ってしまった。キョロキョロ
力強くてパワフルで
奇妙なおかしさのある作品でした。

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モーリー・スリヤ監督

私はフェミニストだし、
女性監督の作品をいつも積極的に観ています。
ガリン・ヌグロホ監督の娘、
カミラ・アンディニ監督
(『鏡は嘘をつかない』)
『見えるもの、見えざるもの』は、
23日に観ます。


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『シャーマンの村』 
Immortals in the Village 
跳大神
2017年 中国
ユー・グァンイー監督

中国東北地区の山間部の人々を一貫して記録し続けてきたユー・グァンイーが、
寒村のシャーマンたちの生活を4年以上にわたって追った画期的ドキュメンタリー。
それは人々が精霊たちと密接に暮らしていた時代の、
近いうちに消滅してしまう文化の記録でもある。
(フィルメックス公式サイトより)

監督の故郷から8キロくらい離れた村で撮影。
シャーマンと言っても
普通の村人のおじさん。
太鼓を打ち鳴らしてトランス状態になり
精霊の言葉を伝える。
それはとても具体的で分かりやすい。
なんだか説教くさかったり。
シャーマンは文革の時代には
あってはならないものとして
禁止されたそうです。
今は見て見ぬ振り状態で禁止されてはいません。
しかし若い人たちは都会へ流出していて、
後継者がいないとのこと。
この映画の中心人物のシュウさんも
映画の完成前に亡くなってしまいました。
Q&Aで監督が「私は撮影のテクニックより
誠意が大事だと思っている」と語ったのが印象的で、
作品からも監督が村人たちに
とても信頼されているのが分かりました。
この回の上映がワールドプレミアでした。
13年間故郷の人々のドキュメンタリーを制作してきた監督は、
ドキュメンタリーはひと段落で、
次回作は商業的な劇映画を撮るそうです。
本作はとても貴重な映像で労作だと分かっていても、
山奥の田舎の生活は個人的に身をもって良く知っていて、
中国も日本も似た部分があり正直見ているのが
しんどい作品ではあったので
また次もこのタイプならスルーかなと思ったから(汗)
劇映画なら観てみたいです。

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手を痛めていて上手く書けなくて
ごめんなさいと言いながら
「東京」も書いてくれました。


昨日(21日)までに
東京フィルメックスで6本観ました。
まだ書いてないのは
『氷の下』『私はゾンビと歩いた!』↓
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{DFAF4D54-0B12-4ADF-AD23-34F5B4FDA9EC}
『氷の下』ツァイ・シャンジュン監督

{20233CF9-F627-40D9-9E16-5C1021C1A8CE}

{3661A81A-2A8E-4E90-BAF7-E384F49A090F}
ジャック・ターナー監督
『私はゾンビと歩いた!』
上映後のトーク、
黒沢清監督
篠崎誠監督
大変刺激的で面白く、
ためになるお話しでした。

今日はワン・ビン監督の『ファンさん』
観ました。
{A91E8DBC-C23C-43FF-8CDF-B61E0D9971B9}

{FD4B0C66-89B4-4659-9176-7F0D7F6ECE72}

今日はこの後
『ジョニーは行方不明』ホアン・シー監督。
『時はどこへ?』ジャ・ジャンクー監督プロデュースのオムニバス映画。
『馬を放つ』アクタン・アリム・クバト監督。
観ます。

コメントへのお返事が遅れていて
申し訳ございません。
今日中にします。m(_ _)m

東京フィルメックス上映『天使は白をまとう』ヴィヴィアン・チュイ監督金馬獎で最優秀監督賞受賞!

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ヴィヴィアン・チュイ監督

金馬獎で最優秀監督賞受賞!

本作主演のヴィッキー・チェンは、

「血觀音」で最優秀助演女優賞受賞。

未成年への性暴力、

無戸籍児、

家出する子供達、

権力者による事件の揉み消し、

これらの中国の社会問題を

告発する意味を込めて制作したと監督は語りましたが、

本作が今年のヴェネチア国際映画祭の

コンペにノミネートされたように

中国固有の問題としてだけでなく

普遍的な問題として見る事が出来る作品。

天才少女と話題のミア役14歳のヴィッキー・チェンをはじめ、

子役の演技が素晴らしい。

ラストシーンの

女性である自分を受け入れ強くなった

バイクで走るミアを見て

『温泉スッポン芸者』ラストシーンの

杉本美樹さんを連想しました。

監督に貰ったサイン、

記念写真に自分的プレミアウインク


2017第54回金馬獎での受賞作品では、

東京フィルメックスで

この『天使は白をまとう』

『ジョニーは行方不明』

東京国際映画祭では

『アリフ、ザ・プリン(セ)ス』

『老いた野獣』

観ました。










もう昨日受賞式もあった

東京フィルメックスでは

昨日までに17本観て、

今日後2本観ます。

記事はストップしてしまっているのですが…

書けるのだろうかびっくり


『山中傳奇』

『天使は白をまとう』

『殺人者マルリナ』

『私はゾンビと歩いた!』

『シャーマンの村』

『氷の下』

『ファンさん』

『ジョニーは行方不明』

『時はどこへ?』

『馬を放つ』

『見えるもの、見えざるもの』

『夕暮れのとき』

『とんぼの眼』

『サムイの歌』

『相愛相親』

ニッポン国VS泉南石綿村』

『24フレーム』

『暗きは夜』

『モアナ(サウンド版)』


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『泳ぎすぎた夜』は

公開が決まっていたし帰りが遅くなるので

観なかったのだけど、

やっぱり観ておけばよかったなぁ。


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東京フィルメックスの合間に

行った美術展

{40D78E5D-4C5E-4600-BA92-85EC707FA0C3}
「シャガール 三次元の世界」
東京ステーション ギャラリー
シャガールの彫刻、陶芸作品を中心に。
小さいの1つくらい
家にあってもいいと思った(←バカ)

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{33E57666-9FE3-4C57-AAE7-6A538DFF4CA8}
超絶記録!西山夘三のすまい採集帖」

LIXIL ギャラリー

懐かしい昭和の住宅、

暮らしの

これは本当に凄い記録!

記録バカ一代!


私は動かずにはいられない

行動バカキョロキョロ

動けなくなるまで止まらない?

回遊魚かびっくり

(回遊魚女子なる言葉があるみたい

私は女子じゃなくオバハンだけど)


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『DESTINY 鎌倉ものがたり』山崎貴監督/『光』大森立嗣監督 神奈川県舞台2本の感想

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『DESTINY 鎌倉ものがたり』

109シネマズ川崎試写会鑑賞

劇場募集の試写会には
いつも自分と娘の名前2人分申し込んで来るのだけど、
当たるのはいつも娘です。
109シネマズ川崎の試写会は
『アトミック・ブロンド』に続いて
娘の名前で当選。
アトミック〜は私はダブルブッキングで見れなかったけど、
今回は観て来ました。
この日は午前中『光』観て、
午後は浦和の埼玉県立近代美術館へ行き
超充実の企画展
「ディエゴ・リベラの時代 
メキシコの夢とともに」
見て、
『DESTINY 鎌倉ものがたり』
観ました。
偶然なんだけど、
『光』は自分の住んでいる川崎
『DESTINY 鎌倉ものがたり』
鎌倉が舞台という
神奈川県が舞台の2本立てとなりました。

山崎貴監督
原作:西岸良平
出演:堺雅人、高畑充希、安藤サクラ、
中村玉緒、堤真一、市川実日子、
三浦友和、鶴田真由、薬師丸ひろ子、
橋爪功、吉行和子(東宝なのにこの2人夫婦)
ムロツヨシ、田中泯、國村隼、
神戸浩、要潤、大倉孝二、
古田新太(声の出演)

魔物や妖怪もいる鎌倉に住む、
作家一色正和(堺雅人)には
可愛く甲斐甲斐しい若妻亜希子(高畑充希)がいる。
亜希子が突然不慮の事故で亡くなってしまい、
正和は黄泉の国へ亜希子を探しに行く。


西岸良平代表作品の
人気コミックが原作で
山崎貴監督、
VFX白組、制作ROBOT、常連俳優出演で…
『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズ
柳の下のドジョウ狙い企画?
でもどの年齢層ターゲットなんだろ?
一応お正月映画なんだろうか。
公開時期微妙に早すぎる気もするけど。

もうね、激シブキャストでしょ、
知らない若い人とか出てないの。
演技を安心して観ていられる
中高年向けの?キャストなんだけど、
内容は時代設定曖昧なファンタジーで
クライマックスは派手なVFXアクション。
一体誰に向けて作ったんだろ?
って疑問がずっと頭から離れなかったなぁ。
(後、山崎貴監督ギャラどれだけ貰ったんだろ
って。まさか込み込みで何十万とかじゃないよね、
と思いながら…)

鎌倉好き、江ノ電好きな人には
楽しめるのではないでしょうか。
ファンタジー映画好きな人にも、
ジブリ映画ファンにもいいかも。
あと夫唱婦随な夫婦に憧れている人とか?

以下には正直な感想少し書きますが、
すごく楽しみにしている人は
スルーして下さいね。
ネタバレではないですけど。


コレは(若い子好きな)おじさんの妄想(幻想)世界映画と思いました。
オジサンだって夢見たいってことでしょうか。

娘は、
高畑充希が上手いから余計に
オジサン達に(若い)女性はこうあって欲しい
みたいな妄想押し付けられてる感じがして
イライラしたと言ってましたあせる



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『光』
大森立嗣監督
原作:三浦しをん
出演:井浦新、瑛太
長谷川京子、橋本マナミ、平田満

25年前の故郷の離島での事件に
人生を翻弄される男と女。

自分が現在住んでいる
川崎が舞台になっているのだけど、
私が行ったことのある場所は
生田緑地にある川崎市岡本太郎美術館
だけでした。

私の「川崎」のイメージは
トラック野郎シリーズで
ヤモメのジョナサンが住んでるところでした。
今は大分変わってしまったし、
何言ってるのと言われそう。
私には余り縁のない、
内陸部の東急東横線沿線の武蔵小杉とか、
どんどんお洒落な街になってるらしい。
でも、この映画に出て来るのは、
内陸部の幸区の古い団地と
川崎臨海工業地帯。
トラック野郎のギラギラ、ごちゃごちゃ、
昭和な川崎とは違い、
平成のどんより感漂う川崎。
井浦新、瑛太頑張ってますが
私的には昭和な川崎を体現してるような
平田満さんがツボでした。
(平田さんは豊橋出身で
私が高校生の時、
丁度『蒲田行進曲』で平田さんが注目されてて、
平田満と同級生だったという教師が彼の高校時代の話してたの覚えてる。)

以下もまたまた正直な感想です、
これから楽しみにご覧になる人は
スルーして下さいね。
こちらもネタバレではないです。



主要な女性2人のキャラクター造形の弱さと、
重要な小道具の写真について、
どうしても引っかかってしまうことがありました。
テレビドラマ的なルックとカメラワーク
中途半端な濡れ場も
気になってしまいました。



大森立嗣監督の新作は
森下典子のエッセイ
『日日是好日 –「お茶」が教えてくれた15のしあわせ』
原作で黒木華主演、
共演多部未華子、樹木希林で
2018年公開です。

大森監督の作品で私が一番好きなのは
『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』
(2010年)

山崎貴監督、
大森立嗣監督の映画は以前は観ていたけど、
近年はご無沙汰で久しぶりに観ました。


今年私は昨年に続き劇場鑑賞400本越えがまた確実になって来ていています。
(11月29日現在384本)
沢山見ればいいってもんじゃないだろ
という考えの人もみえると思うけど、
私は自分なりに映画の質にもこだわって観ています。
体育会系なので?
量をこなさないと
鑑賞眼も感性も鍛えられないと考えているのです。
今年は色々と試行錯誤を繰り返したので、
来年からの鑑賞作品選択に生かすつもりです。
ブロガーとしては記事が余り書けていないのだけど、
コイツが選んだ作品なら良さげだと
思ってもらえたらいいなぁ
映画ブログを始める前は、
映画ブロガーなんて映画1万本くらいは観ていないとやってはいけないのでは?
と、本気で思っていました。
一生のうちに1万本劇場鑑賞出来る自信がなかったし、
とりあえずやってみようと始めてしまいました。
今後どれだけ観られるか分からないけど
1万本まだ諦めてないです。

東京フィルメックス鑑賞作品の記事も
頭の中にはあるのですが、
また東京国際映画祭みたいに
書けずじまいになってしまうかなぁショボーン

今週劇場鑑賞した映画

『光』

『DESTINY 鎌倉ものがたり』

『gifted/ギフテッド』
子育てにあらかじめ分かってる正解なんてないよ。
「普通」ってなんなんだ?
母親はツライよ、だなぁ。
「泣ける」映画とされてるものは
自分には選択要注意と再確認。
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60年代チェコスロヴァキア映画祭
チェコスロヴァキア・ヌーヴェルヴァーグ
シアター・イメージフォーラム

『ひなぎく』
『愛の殉教者たち』
『つながれたヒバリ』

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アキ・カウリスマキが愛する
フィンランドの映画
ユーロスペース

『少年たち』

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今週行った美術展

松濤美術館
「三沢厚彦
アニマルハウス:謎の館」

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埼玉県立近代美術館
「ディエゴ・リベラの時代 
メキシコの夢とともに」
今年のマイベスト上位入り
すごく気合いの入った素晴らしい美術展
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おまけ
エンタメ映画のお手本
「トラック野郎シリーズ」

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2014年、この時は
愛川欽也さんもまだお元気で
楽しいトークを聞かせて下さいました。

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ももさんのお家
川崎名物ト○コ風呂
「昭和な川崎」イメージです!?

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もう一つおまけ
ルーニー・マーラさん
ホアキン・フェニックス共演
昨日発表されたばかり
「Mary Magdalene」
(マグダラのマリア)
トレーラー


ホアキンが例のあの人に
見えなくなくなくない!?
絶対観たいけど
日本公開されるかなぁ

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{F6170A11-E744-41E2-AF35-977E1292AECF}
ルーニーさんは
オシャレさんなのに
どーもホアキンの
良く言えばヴィーガン流
飾らない自然な格好
悪く言えば
ズバリダサいでしょう!
に染まってない!?

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Valentino

{4046ECC0-320F-49F9-A00E-68812EC49B3E}
 Alexander McQueen 

{E6863471-6C27-4894-B9B6-4206DE69B517}
 Erdem

こちらは
US VOGUE 10月号の
ヴァレンティノ
アレキサンダー・マックイーン
アーデム
各ブランドのドレス着こなす
素敵な
ルーニー・マーラさん

12月公開鑑賞予定映画①希望のかなた/パーティーで女の子に話しかけるには/女の一生/YARN 他

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12月公開鑑賞予定映画①

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私のブログがお役に立てるのは
この企画だけじゃないかと思うのですが、
10月は書きかけでペンディング状態、
11月も書いてない有様。
10月公開映画でまだこれから見る作品もあるので、
一応10、11月分もアップしたい気持ちはありますが、
もう12月になっているため、
先に12月をアップします。
今まで作品の公式サイトのリンクを貼った親切設計していましたが、
すみません、今回は省略していますので、
気になる作品はググって下さい。
また余裕が出来たらちゃんと紹介記事も書けたらいいなと思うけど、
12月は簡単な紹介になります、ごめんなさい。

まずその①で、
12月1日〜9日公開作品からです。
今月一番楽しみなのは、
アキ・カウリスマキ監督の
『希望のかなた』です。
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犬のコイスティネン役は
監督の愛犬ヴァルプ
ライカの子かな。
歴代のパユもタハティも見てるよ。

娘は早速初日に観に行くのですが、
私は明日以降になります。
20代の時から観続けてきた監督の1人。
今週はユーロスペースの特別上映
「アキ・カウリスマキが愛する
フィンランドの映画」で、
『夏の夜の人々』
『少年たち』
『ラプシーとドリー』
『僕はラスト・カウボーイ』
観ました。
特に気に入ったのが、
ザイダ・バリルート監督2009年の
長編デビュー作『僕はラスト・カウボーイ』
素晴らしい傑作でした。
選んでくれたアキ・カウリスマキ監督に感謝!
ザイダ監督の作品はフィンランド映画祭でしか上映されておらず、
今年は新作『マイアミ』が上映されたのに
見れなかったから本当に残念。
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「Last Cowboy Standing/Skavabölen pojat」
2010フィンランド・アカデミー賞で
脚本賞、音響賞受賞
家族が崩壊する中で成長する兄弟の物語。
新作ではないけど、
今年自分が観た映画の中ではベスト級。



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ザイダ・バリルート監督


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『あしたはどっちだ、寺山修司』
相原秀雄監督のドキュメンタリー映画

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『沈黙 立ち上がる慰安婦』
パク・スナム監督のドキュメンタリー映画


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{67230056-639D-41B6-AEC4-10CFEEA2F888}

『パーティーで女の子に話しかけるには』
ジョン・キャメロン・ミッチェル監督
ニール・ゲイマン原作
公開とても楽しみにしていました。
彼の映画も遠征してでも観て来た。
1日公開なのでもう見た人も多そう。


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『ブルー・バタフライ』
『健さん』の日比遊一監督
アメリカが舞台の劇映画


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『YARN 人生を彩る糸』
ウナ・ローレンツェン監督の
ドキュメンタリー映画


{282CBF47-54C9-4812-BE72-2F96D764585B}
『女の一生』
『愛されるために、ここにいる』
『母の身終い』
『ティエリー・トグルドーの憂鬱』
ステファヌ・ブリゼ監督


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『恋とボルバキア』
小野さやか監督
セクシャルマイノリティーを追った
ドキュメンタリー映画


{1636B87C-68AC-4565-B3D5-0E34B95B70B9}
『新世紀、パリ・オペラ座』
ジャン=ステファヌ・ブロン監督


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DESTINY 鎌倉 ものがたり』
山崎貴監督
試写会鑑賞して、
前回記事に書きました。


{D68ACF96-33C3-408F-B927-B46948BA319F}
『否定と肯定』
ミック・ジャクソン監督
ホロコースト裁判が題材


{438A7D63-7698-4F08-94A8-FEE01DDA539C}
『ビジランテ』
入江悠監督・脚本のオリジナル
バイオレンス。


{FBB0D341-4CFF-4CA8-B9AE-CC13F40E8886}
『ラ・ベア マッチョに恋して』
『マジック・マイク』などの俳優
ジョー・マンガニエロ初監督
男性ストリッパーの素顔を追った
ドキュメンタリー映画


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『ルージュの手紙』
『セラフィーヌの庭』
『ヴィオレット ある作家の肖像』
マルタン・プロヴォ監督


{23927742-F5D4-45B7-A2E2-69A885E467F3}
『ありふれた悪事』
{4212AD8F-6296-4CA3-9762-6504DE67013C}
『エンドレス』
シネマート新宿で上映
韓国映画は多分見れない…

{F4F954A9-B4DF-4821-A2B9-173489608ED6}
『オリエント急行殺人事件』
今月TOHOシネマズの
フリーパスポートを取るから、
使って見る予定。
今度こそ生涯最後の
フリーパスポートになりそうだけど、
TOHOシネマズ以外で
観たい映画がたくさんあるから
あまり使って見れないと思う。

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その他以下の特集上映などで見る予定。

シアター・イメージフォーラム
「追悼・松本俊夫 ロゴスとカオスのはざまで」

ユーロスペース
日本大芸術学部映画学科の学生主催の特集上映
「 映画と天皇」

ユジク阿佐ヶ谷
「生誕100年 ブルデチュカ映画祭」

東京国立近代美術館フィルムセンター
「日本におけるチェコ文化年2017 
チェコ映画の全貌」

アテネ・フランセ文化センター
ストローブ=ユイレの軌跡 1962-2016」

シネマヴェーラ渋谷
「アルフレッド・ヒッチコック監督特集」

後、横浜シネクラブ、
ユーロライブの特別上映でも観ます。

今日はフィルムセンター
チェコ映画のサイレントを
柳下美恵さんのピアノ伴奏で観ます。

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今週劇場鑑賞した映画

『光』

『DESTINY 鎌倉ものがたり』

『gifted/ギフテッド』

『ロダン カミーユと永遠のアトリエ』

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60年代チェコスロヴァキア映画祭
チェコスロヴァキア・ヌーヴェルヴァーグ
シアター・イメージフォーラム
『ひなぎく』
『愛の殉教者たち』
『つながれたヒバリ』

アキ・カウリスマキが愛する
フィンランドの映画
ユーロスペース
『夏の夜の人々』
『少年たち』
『ラプシーとドリー』
『僕はラスト・カウボーイ』


11月30日、12月1日に行った美術展

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Bunkamura ザ・ミュージアム
オットー・ネーベル展 シャガール、 カンディンスキー、クレーの時代」
オットー・ネーベル日本初の回顧展。
充実した展示内容でした。
ネーベルの豊富な筆触の工夫を
じっくり間近に見られて良かった。

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Bunkamura ギャラリー
「澁澤龍彦のアヴァンギャルド」
澁澤龍彦が見出した
赤瀬川原平、池田満寿夫、金子國義、加納光於、合田佐和子、小林健二、土井典、中村宏、
野中ユリ、細江英公、横尾忠則、四谷シモン、エルンスト、クリンガー、ゾンネンシュターン、デルヴォー、ビアズリー、フィニ、ピラネージ、ベルメール、マグリット、マン・レイ、モリニエ他の作品が展示、販売されていて、
その値段にも圧倒されました(苦笑)


11月の劇場鑑賞は54本。
年間累計386本。
12月1日は2本鑑賞で
劇場鑑賞総累計388本。

フランス映画批評誌「カイエ・デュ・シネマ」2017年ベストテン1位は「ツインピークス リターン」

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1. Twin Peaks: The Return
 (David Lynch)

2. Jeannette: The Childhood of Joan of Arc

 (Bruno Dumont)

3. Certain Women (Kelly Reichardt)

4. Get Out (Jordan Peele)

5. The Day After (Hong Sang-soo)

6. Lover For a Day (Philippe Garrel)

7. Good Time (Josh and Benny Safdie)

8. Split (M. Night Shyamalan)

9. Jackie (Pablo Larraín)

10. Billy Lynn’s Long Halftime Walk (Ang Lee)



1位ツイン・ピークス The Return
デヴィッド・リンチ監督
wowowで放送
まだチラ見しかしてなくて
まとめて見るつもりなんだけど
時間が作れない(泣)



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2位『Jeannette: The Childhood of Joan of Arc』
ブリュノ・デュモン監督
ジャンヌ・ダルクの子ども時代を
ミュージカルで描く。
(日本未公開)




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3位『ライフ・ゴーズ・オン 彼女たちの選択』
ケリー・ライヒャルト監督
(DVDスルー)
ローラ・ダーン、クリステン・スチュワート、ミシェル・ ウィリアムズが演じる3人の女性の生き様。
とても劇場鑑賞したかったのに残念。

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4位『ゲット・アウト』
鑑賞済
ジョーダン・ピール監督
アカデミー賞も作品賞にノミネート確実。


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5位『The Day After』
ホン・サンス監督
(日本未公開)
ベルリン国際映画祭では
「夜の海辺で一人」でキム・ミニが
銀熊賞(主演女優賞)受賞し
同じくこちらも彼女出演。
以前ブログで紹介。
両方とも観たい!
今年ホン・サンス監督ベルリンもカンヌも
コンペに出品。




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6位『Lover For a Day』
フィリップ・ガレル監督
(日本未公開)
これも観たいなあ!
父親が自分と同年代の女性と付き合ってる!
今回はルイでなく娘のエステル主演



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7位『グッド・タイム』
ベニー・サフディ&ジョシュア・サフディ監督
公開中
これから観る予定




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8位『スプリット』
M・ナイト・シャマラン監督
ジェームズ・マカヴォイ好きなのに
なんだか見そびれた。


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9位ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』
鑑賞済み
パブロ・ラライン監督
私は今公開中
『ネルーダ 大いなる愛の逃亡者』
の方が良かったんだけど。
(ラテンビート映画祭で鑑賞)

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10位『ビリー・リンの永遠の一日』
アン・リー監督
イラク戦争中偶然ニュースに取り上げられ
英雄扱いされた19歳の青年ビリー。
10月にアマゾンで配信後
12月13日DVD発売。
劇場鑑賞したかったのに。



このベストテンはどんなもんかなあって
思うところもありますが…

2017年の賞レースもウオッチ中
米アカデミー賞は
なんだ『ダンケルク』か…
の状況から
スピルバーグ『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』(メリル・ストリープ、トム・ハンクス)が追い上げて来てるけど、
個人的にはどうでも良い感じ。
私はグレタ・ガーウィグ監督、
シアーシャ・ローナン主演「Lady Bird
(原題:レディー・バード)を応援したい。
2018年日本公開
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以前から応援しているショーン・ベイカー監督
ザ・フロリダ・プロジェクト(原題)」は、
ウィレム・デフォーが助演男優賞の受賞が確実で嬉しい。
日本でも絶対劇場公開されますように!

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どちらもA24の製作・配給
ついでに言うと、
『グッド・タイム』、
昨日観た『パーティーで女の子に話しかけるには』も。
『パーティーで〜』監督ジョン・キャメロン・ミッチェルがホストだった本年ゴッサムアワードでジェームズ・フランコが男優賞受賞
「ザ・ディザスター・アーティスト(原題)」(ジェームズ・フランコ監督・主演もA24配給

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セス・ローゲンプロデュースと出演
デイブ・フランコ出演
公開してよぉ!

前回ブログアップした
12月2日以降に
劇場鑑賞映画
『エロティコン』(1929年)
柳下美恵さんの素敵なピアノ伴奏付きで。
メロドラマであり欲望描いたノワールであり。
今見ると品のあるエロさだけど、
当時としてはかなりショッキングだったのではないか。
東京国立近代美術館フィルムセンター
「チェコ映画の全貌」

『希望のかなた』
アキ・カウリスマキ監督
今年のマイベスト上位入り!
ユーロスペースで35ミリフィルム上映。
当然だけどただのハートフル映画じゃなく
難民への寛容も憎悪も描く。
アキ映画を見続けて来た者には
嬉しいプレゼントが溢れてる。
フィルム撮影と上映ならではの
アキ監督とずっとコンビティモ・サルミネン撮影
黒の深みの美しさに酔いしれた。
(ちなみにヴィゴ・モーテンセンドキドキ主演
リサンドロ・アロンソ監督『約束の地』も
ティモ・サルミネン撮影)
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『サンタ・サングレ/聖なる血』 (1989年)
アレハンドロ・ホドロフスキー監督映画は
これ以外全部劇場鑑賞。
本作だけソフトで見て
スクリーン鑑賞できておらず
アップリンクホドロフスキー特集で
やっと劇場鑑賞が叶って嬉しい。
グロさもなかなか衝撃的なスリラー
まだ「本当の愛が分からなかった」頃のホドロフスキー映画。
上映後にアツコバルーでも観た
ホドロフスキー監督の名言溢れるインタビューを再見。
何度見てもいい。

『ブランカとギター弾き』
フィリピンのストリートチルドレンの現実は
もっと厳しいはずだけど、
見ていて辛いフィリピン映画を
何本も見て来たから、
長谷井宏紀鑑賞の優しい眼差しを感じる
この作品も良いなと思った。

『パーティーで女の子に話しかけるには』
ジョン・キャメロン・ミッチェル監督だけど、
これは原作者ニール・ゲイマンの映画だなぁ。
主人公のルックスまでそっくり。
(『ウォールフラワー』
スティーブン・チョボスキー監督・原作・脚本みたいな作家の自伝的作品というか)
そしてパンクはファッションになった…
って現実を、
リアルタイムで体験して来たから自分は。
若い人の「考察」にはない「体験」
の裏打ちがあるわけさ、
ていうかそれしかないのだけど?(苦笑)

『ローガン・ラッキー』
オーシャンズよりこっちのが好きなんだけど。
ソダーバーグ監督の2005年作品
『Bubble/バブル』
共同プロデュース作品『ジャケット』を想起。
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『愛の悪魔/フランシス・ベイコンの歪んだ肖像』に続きジョン・メイバリー監督作品に出演したダニエル・クレイグ。

私は『愛の悪魔』のダニエルが好き。

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本日迄生誕100年ジャン= ピエール・メルヴィル暗黒映画の美/東京国立近美フィルムセンター

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美術展はどうも会期末ギリギリに行くことが多い私キョロキョロ
東京国立近代美術館フィルムセンター 展示室で今日まで開催されている特別展
『生誕100年 ジャン= ピエール・メルヴィル、暗黒映画の美』
金曜日に行きました。
そして、
昨日は横浜シネクラブの上映会で
(会場は東京藝術大学馬車道校舎)
『仁義』と、
メルヴィル展の企画者であるオリヴィエ・ボレール氏が監督したドキュメンタリー映画
『コードネームはメルヴィル』観ました。
(↑大変貴重な作品です。フィルムセンターで
抜粋映像が展示されています。)

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映画のことはまたできたら別に書きたいのですが、
フィルムセンターの展示が今日までなので、
本当に今さらですが、
貴重な展覧会なため簡単ですがご紹介しておきます。
メルヴィル監督は自分のスタジオを持っていた、
珍しい監督です。
戦争中に戦争が終わったら、
映画監督になってスタジオを作ると
心に決めていました。
そして実現しました。
しかし、1967年に火災で、スタジオも
機材や資料も焼けてしまいました。
その時一旦避難した監督がどうしてもと、
火事の中を取りに戻ったのは、
愛猫とドゴールのサイン入りの写真だったそうです。
その時に殆どの物が焼けてしまったので、
今回の展示はボレール氏が集めた
オリジナルポスターや海外版ポスター、
スチール写真、宣材、
当時の雑誌や新聞などの資料の展示が中心です。
貴重な映画のメイキング映像、
オリジナルの予告編の映像展示もあります。
イヴ・モンタンは自分用の脚本に、
厚い表紙を付けて製本し、
書き込みをして持ち歩いていたそうですが、
『仁義』のモンタン本人の書き込みがある
実物の脚本が展示されていて感動しました。
この企画展の特に素晴らしいところは
本当に丁寧な解説です。
某総理のせいで「丁寧な説明」が酷く軽いものになってしまいましたが、
(被害に遭っているのは「真摯」「謙虚」もで、
もう本来の意味で使えないじゃないか!ですよ)
メルヴィル展の解説は
読みやすくて、詳しいです。
これはメルヴィルの映画を観たくなる、
見直したくなる素晴らしい企画展です。
本日10日午後6時半まで。
興味がある方は是非行ってみてください。
角川シネマ新宿での1週間限定
メルヴィル特集は行けなかったので、
横浜シネクラブの上映に行ったけど、
他にも観てない作品あるから
全作品上映どこかでやってくれないかなあ。

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『コードネームはメルヴィル』

(フランス/2008年/76分/カラー/デジタル/日本語字幕)
監督:オリヴィエ・ボレール
出演:ジャン=ピエール・メルヴィル、

ジョニー・トー、小林政広、

ベルトラン・タヴェルニエ他

 

ジョニー・トー、小林政広、フォルカー・シュレンドルフ、ベルトラン・タヴェルニエ、アンドレ・S・ラバルトをはじめとするインタビューとジャン=ピエール・メルヴィルの貴重な資料、そして彼の映画の一部をまじえたこのドキュメンタリーは、どのようにメルヴィルの作品が第二次世界大戦の経験の痕跡を持っているかということを示している。実際メルヴィルはフランス軍で8年間(1937年~1945年)すごし、その後独立軍に加わるため、脱走し、スペインを通り抜けた。実際の名前は、ジャン=ピエール・グルンバックであったが、レジスタンスに加わる際に「メルヴィル」(ハーマン・メルヴィルへのオマージュとして)と名乗り、その後も生涯にわたってこの名を用いた。こうしたことすべてが彼の映画への道のりを構成している。彼の作品の主題のみならず、その美学にも。
 (アンスティチュ・フランセ東京HPより)


メルヴィル監督はダンケルクの戦いで

実際に生き残ったフランス兵士なのです。


『仁義』は渋くてカッコいい、

男たちのノワール映画だけど、

ブールヴィル(アンドレ・ブールヴィル)演じるマッティ刑事が、

家で飼っている猫たち3匹に餌をやるシーンが2回あって、

ハラハラする犯罪映画なのに

刑事の生活感も出している印象的なシーンでした。

ネコちゃんたちは、もちろん監督の愛猫黒猫


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『仁義』はブールヴィルの遺作。
死期を知っていた上で演じたそうです。
公開後すぐに53歳で亡くなりました。
メルヴィル監督は恰幅良くこの風貌だけど
亡くなったのは1973年、55歳でした。


金曜日はメルヴィル監督展観た後、

フィルムセンター大ホールで

「日本におけるチェコ文化年2017 

チェコ映画の全貌 」で

戦争を風刺する『閣下に報告』 (1958年)

観ました。

今日はユーロスペースで

日芸生企画・運営の映画祭

「映画と天皇」で

亀井文夫監督『戦ふ兵隊』(1939年)

『日本の悲劇』(1946年)

(これで『日本の悲劇』という題名の映画、

小林政広監督2012年、

木下惠介監督1953年、

3本コンプだ)

大島渚監督『日本春歌考』(1967年)

観ます。


もう、本当に遅すぎた気がするけど、

今からでもシネフィルになれるかなぁと、

格闘してますよ(苦笑)


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メルヴィル監督とアラン・ドロン

母がアラン・ドロンのファンで、
私が子供のころ、
「アラン・ドロンが死んでしまう映画は
本当は見たくない」
と、言いながら見ていたからキョロキョロ
『仁義』の終盤のあのシーンは
子供心にも良く覚えていました。
『コードネームはメルヴィル』
で知ったことですが、
「人は腰を撃たれたら動けなくなる」
だからゴダール監督『勝手にしやがれ』の
ラストシーンはちょっと残念な描写だと。
メルヴィル監督は戦場を体験したから、
アラン・ドロンの『仁義』のあの死に様となった。
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