9月25日〜10月1日に投稿したなう
9月公開新作映画私が観たい(観た)作品リスト②サーミの血/笑う故郷/わたしたち/ポルト/軽蔑 他
10月2日〜10月8日に投稿したなう
今週劇場鑑賞した映画 エルネスト/軽蔑 デジタルリマスター版/ラテンビート映画祭 モースト...
10月9日〜10月15日に投稿したなう
エルネスト/汚れたダイヤモンド/おクジラさま/米軍が最も恐れた男/獣道/軽蔑 他鑑賞映画
ラテンビート映画祭鑑賞作品 ネルーダ/J:ビヨンド・フラメンコ/チャベーラ/スキン/7日目 他
10/16〜22日劇場鑑賞映画#キネカ大森 2本立て #スウィート17モンスター #アメ...
10月16日〜10月22日に投稿したなう
#ペット安楽死請負人#東京国際映画祭#tiffjp#euthanizer#armo...
#セクシードゥルガ#sexydurg#インド映画#東京国際映画祭#tiffjp#...
#阿莉芙 #アリフザプリンセス #東京国際映画祭#alifutheprincess #...
#ザホーム父が死んだ #イラン映画 #東京国際映画祭#tiffjp#competiti...
#愛と法 #ofloveandlow #東京国際映画祭 #tiffjp#documen...
#イスマエルの亡霊たち #東京国際映画祭 #フランス映画 #tiffjp#Ismael...
アンダーグラウンド フィリピン映画 感想 2017東京国際映画祭ワールドフォーカス
『アンダーグラウンド』
フィリピン映画
2017年製作
監督・脚本:ダニエル・R・パラシオ
エグゼクティブ・プロデューサー/クリエイティブ・コンサルタント:ブリランテ・メンドーサ
出演:ジョエム・バスコン
マーラ・ロペス
主人公バンギスは家がなく、妻と幼い娘と墓地で暮らしている。
墓掘りの仕事は低賃金なのでとても貧しく、病気になってしまった娘を病院に連れて行くことも出来ない。
(監督がQ&Aで墓掘りの賃金は1日25ペソで病院に行くと1回250ペソかかるのだと教えてくれた)
今まで仲間と棺を暴いて装飾品を盗んで売ることもあったが、
容体がとても悪くなった娘を病院に連れて行く為に
今日埋葬された遺体を盗んで解剖用に売る危険を犯す決心をするのだが…
パラシオ監督は2003年から
映画監督になりたいと独学で勉強していたが、
昨年ブリランテ・メンドーサ監督主宰のワークショップに7日間参加。
始めの2時間で人生が変わったと語っていました。
このワークショップで才能を認められ、
本作が長編第1作でデビュー。
そして今年のサンセバスチャン映画祭ニュー・ディレクターズ部門にノミネートされ、
次席にあたるSpecial Mentionspecial Mention に選ばれました。
監督は墓地で暮らす人々の取材に
7つの墓地を巡ったとのことです。
墓地暮らしの人々は国からも見捨てられ、一生墓地暮らしの人もいるそうで、
何の補助もなく極貧の不衛生な酷い暮らしをしています。
監督はこの状態を映画で知らせて、
政府が医療の改善や援助をして欲しいとの願いを込めました。
しかし、政府機関が腐敗している事情もあるそうです。
臭いがしてきそうな臨場感がありました。
手持ちカメラでの揺れのある撮影は好みが分かれそうですが、
構図や色彩設計、ルックに細かい神経が払われていました。
ドキュメンタリータッチの明確なビジョンがあって撮影されたことが伺えました。
とてもパワフルな作品で俳優の演技も素晴らしかった。
病気の娘のニンニン役の子も上手すぎて驚きました。
監督はアーティストとして映画制作をしていて幸せで死ぬまでやりたいと力強く語っていました。
とても誠実そうな人柄が伝わってきました。
いずれ三大世界映画祭にもエントリーされるような実力のある人だと感じます。
ダニエル・R・パラシオ監督の今後の活躍がとても楽しみです。
東京国際映画祭で鑑賞した映画については、
インスタからアメブロへの
連携投稿をしているのですが、
(先週鑑賞した9本
『ペット安楽死請負人』
『セクシー・ドゥルガ』
『アリフ、ザ・プリン(セ)ス』
『ザ・ホーム 父が死んだ』
『イスマエルの亡霊たち』
『Of Love&Low 愛と法』
『アンダーグラウンド』
『僕の帰る場所』
『現れた男』
のうち『イスマエルの亡霊』まで6本投稿済みです。
この他先週は
東京国際映画祭前に『サーミの血』
『旅する写真家 レイモン・ドゥパルドンの愛したフランス』
もジャック&ベティで観ました。)
インスタ連携投稿はブログ記事として認めないよ、
という厳しい方もみえるようなので
文章は殆どインスタに投稿したキャプションの
コピペで恐縮ですが、
記事をアップしておきます。
今週も東京国際映画祭で鑑賞した映画は
インスタから連携投稿をするつもりです。
どんどん投稿していく予定なので
読んでいただけたら嬉しいです。
今月は既に43本鑑賞しました。
途中から短評記事も書いてないし、
結局10月公開新作紹介記事も書けてない
ブログ記事書かなきゃブロガー失格だけど、
映画好きとしては積極的に
どんどん観ています…
と、苦しい言い訳
「なう」のサービスが11月6日で終了して、
投稿内容全部消滅ですね、
なうの1週間のまとめのブログへの自動投稿も
今日が最後。
ブログへ自動投稿したものは消えないらしいから、
今週は一日ごと投稿にしておこう。
インスタ連携投稿もするから、
ジャンジャン(うるさく!?)
記事上がりますよ
しかし、アメブロのブログサービス自体が
終了してしまう時が来たらって考えると、
なんだか虚しくなりません?
私は物質として残る紙媒体が好きなので、
「映画時光」のシネマイーラ会報での連載は、
なんとか死守したいです(苦笑)
次はシネマイーラ9周年の12月号です。
(まだ描いてないですが)
バックナンバーのブログへのアップも
また再開したいなぁ。
10月23日〜10月29日に投稿したなう
10月30日に投稿したなう
僕の帰る場所 感想 日本・ミャンマー共同制作映画 東京国際映画祭ワールドプレミア上映 素敵な映画
『僕の帰る場所』
監督・脚本・編集:藤元明緒
母国より日本での生活が長く、
ミャンマー語が話せない幼い兄弟。
母はできれば母国に帰りたいと考えている。
父の難民申請はなかなか通らない。
そして日本での4人の生活に大きな変化が訪れる。
この映画は日本・ミャンマー共同制作。
2014年に日本とミャンマーで撮影、
その後監督自身による2年半の編集作業の後、
今回の東京国際映画祭でワールドプレミアとなりました。
ミャンマー人の母親と子どもたちの3人は日本で暮らしている実の親子で、
父親役のアイセさんだけはミャンマーから参加。
このメインの4人が俳優ではないのが信じられないくらい自然でした。
撮影スタッフは2~30人いたそうですが、
セッティングが終わって、
撮影本番の時には、
監督、カメラマン、録音技師の3人以外は外に出て待機だったそうで、
どんな映像が撮影されているか分からなかったとのこと。
子どもたちの様子はとても自然で演技とは思えなかったです。
監督も幼い子どもたちがミャンマーから来た知らないおじさん(アイセさん)をパパと呼んでくれるか当初は心配だったそうです。
夫婦役の2人もとても素人には見えませんでした。
最小限のスタッフだけが立ち会い、
カメラを意識させない
自然なカットが撮れるようになるまで待ったのでしょう。
そしてワンカット1時間を超える長回しで撮影もしたそうです。
そのような膨大な撮影素材の中から、
良いシーンを厳選して100分に編集したため時間がかかったのでしょう。
有名な俳優さんとしては
津田寛治さんが参加しています。
撮影は1日だけで、
日本料理屋の板長役。
半日は実際に撮影したお店の板長さんに
料理の仕方を教えてもらい、
その後撮影したそうです。
「厳しい板長さんだったので叱られながら料理を覚えましたが、
自分が叱られた時の板長さんを演じてみたシーンが映画に使われていました。」
と、舞台挨拶で津田寛治さんが語りました。
藤元監督の長編初監督作品です。
日本で暮らし働く外国人の日常、
日本で育った子どもたちが
母国に帰って暮らす様子を、
社会問題として声高に叫ぶのでなく、
同じ時代に生きる人間としての
温かみのある目線で
丁寧に瑞々しく描写しています。
是非一般公開され多くの人に観て欲しいです。
インスタからの連携投稿にしようかと思いましたが、
少し手をかけてブログ記事にしました。
東京国際映画祭では昨日までに15本鑑賞。
インスタ投稿したのはまだ8本
鑑賞作品全部投稿できるのか
すでに不安になってる
東京国際映画祭だけでなく、
このところ観て印象深い日本人監督の映画は、
海外拠点に活動している人や、
(『リベリアの白い血』
『Of Love&Low 愛と法』)
この『僕の帰る場所』のように海外と共同制作した作品。
日本国内のマーケットだけで通用する映画を
観ていないこともあるのだけど。
東京国際映画祭では公開が決まっている作品より、
この機会にしか見れなさそうな作品を優先しているので、
気楽に見られる映画がありません。
ない頭をフル回転だから疲れます
でも私は気楽に観られる作品だけでは
満足出来ないから
この疲れは苦痛ではないです。
頭甘やかしてたら早くボケそうなので、
常に刺激が欲しい
海外旅行にも
もう5年は行っていないし、
出来ない英語を絞り出して話すのも
映画祭の時くらいになってしまってる。
しかも英語しか話せない自分が
なんだかとても情けない
思いをするのも東京での映画祭ならでは
さあ、今日から11月ですね。
10月は49本劇場鑑賞。
年間合計は332本。
今年は400本は超えないと思う。
多分…
質も量も追求してますょ
だけど根がミーハーなんで、
浮かれてごめんなさい